2012年04月30日

「消す」







人間ってのは、うまくできてる。






例年のことながら、庭のシラカシの木が山のように葉を散らします。

もうゴミ袋を何枚使ったかも分からないくらい毎日毎日。

ウチの庭だけでなく河原の方にも落ちてゆくので、そこも掃除しているのですが、何だか最近はそれが楽しみにもなってきました。

今日はどれだけの収穫があったかな?
なんて考えるのですが変でしょうか。

なんでも習慣になってしまうと、そんなものなのかもしれませんけどね。
全部の葉が落ちてしまって、やることがなくなったら、物足りなく感じるかもしれません。

河原のコンクリートに落ちた葉っぱを、ちり取りに掃いていると思うんですけどね。
掃除をするつもりもなくただ、ボーッと風景を見てると落ち葉があることさえも気づかないって思うんです。
見ようとしないと見えない。

人は視覚でも聴覚でも、自分に必要がないと思ったものは消すことができます。
無意識のうちに自分にとって必要なものだけを見たり聞いたりしています。




自分にとって都合のいいことだけを見ようとする。
都合の悪いことは見ないようにする。
その事で、最近のいろいろな事件や事故が起きているようにも感じます。

見えないところも見ようとするくらいに物事考えないといけない場合もあるんじゃないだろうか?
特に人の命や人の一生に関わる場合は・・・。


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2012年04月23日

「風向き」







どっちに変わるのか?






リビングから真っ正面に見える桜の木も、すっかり葉桜になってしまいました。

そんな時期になると、ウチの玄関先にもたくさんの花びらが舞い込んで来るんです。例年なら。

裏庭のシラカシの木の葉も、冬に耐えた葉っぱを山のように落とします。
そして、ウチの葉っぱだけじゃなくて、川下にあるよその家の葉っぱも風に乗って、ウチの階段前に吹きだまりを作ります。例年なら。

でもね、今年は吹きだまりもできないし、桜の花びらも思ったほどありません。
どうも風向きがいつもとは違うようです。

いつもなら、川下から川上に向かって風が吹くんだけど、今年は川上から川下に向かって吹く風が多いようです。
このブログを書きはじめて依頼、初の体験。


風向きが変わった。


今年は何か変わったことが起きるんだろうか?
良い意味での変化なら大歓迎なんですけどね。
そう言えば、今年はまた町会長をやらなければいけない年。

まあ、良くも悪くも変化するってことは、何か行動を起こさなきゃぁいけなくなるわけで。
行動を起こすってことは、マンネリ化から抜け出して刺激になるってことですよ。

人生を振り返る時、「あの年があったから・・」って言える年にしたいなぁ。
そんなことを毎年のように思ってるんですけどね。


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2012年04月16日

「その自信はどこから?」







どこを向いて走っているのか・・・?






昨日はお天気も良かったので、満開の桜見物に兼六園へ行って来ました。
徒歩10分くらいの距離なので、当然歩いて行きます。

家の前の卯辰山から降りてくる車も渋滞。
兼六園の周辺も大渋滞。

こういう状況を見ると、「良い所に住まわせてもらっているなァ」と思います。
川向かい、リビングから見える真っ正面には、りっぱな枝振りの桜の木もありますしね。

それはそうと、同じ観光地という意味では、先日京都祇園で起こった自動車事故。
7人もの死亡者が出ることになってしまった事件。
テンカンが原因なのかどうかはっきりしないようですが、容疑者は数日前から仕事をやめるかどうか、家族と相談していたらしいですね。

この事件を最初に耳にしたとき、日本の原発のことを思いました。
なんで?って思う人もいるかも知れませんね。

医者からは絶対に運転しないように言われていたと言います。
人間、少しでも自分の都合のいいように物事を考えますが、テンカンはいつ起きるか分からない。

政府は大飯原発の再稼働にGOサインを出しました。
安全性を確保する為の工事が終了するのが2015年だそうで・・・。

でもちょっと待って。
国際的には常識となっている、放射能を外に出さない為の換気フィルターもいっさい取り付けていないのに。
地震はいつ起きるか分からない、明日かも知れないのに。

政治家は責任は取ると言っています。
でもね、3.11の原発事故の責任は誰が取ったんでしょう?
将来もし事故があった時に、ちっぽけな政治家一人が責任をどう取るんでしょう?

テンカンと地震。
「運転中は起きない」と思いたい気持ち。
「原発の工事中に地震は起きない」と思う気持ち。

同じに思えた。


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2012年04月09日

「氷の世界」








年々春が遅くなっているような。







先日、日帰りで名古屋へ行って来ました。

いつもは海側の高速ルートで行くのですが、インターナビで検索すると岐阜の山越えのルートが距離的に短いという結果が出るので、今回はそっちを選んでみたんです。

ところが、とんでもない体験をすることになってしまった。

4月、季節はもう春。

いくら山でもこの辺とそんなに状況は変わらないだろうと思っていたのが甘かった。
標高を考えていなかったんですね。

進むにつれ、雨がみぞれになり、やがて雪に。

気がつけば、周りの風景はすっかり冬景色。

道路は凍り付いて、ガタガタのアイスバーン。
それもそのはず、気温は-4℃、表示されてる標高は1000mを超えてます。
40くらいだったかな?とんでもない数のトンネルを超えても超えても、景色は変わりません。

2時間くらい走って、ようやく平地に降りたんですけどね。

唯一の救いは、タイヤを替えずにスタッドレスのまま行ったこと。
これノーマルだったら、立ち往生ですよ。

ものを知らないってのは、恐ろしい。

そんな山越えの高速ルートも、夏ならたぶん気持ちのいいドライブができるんでしょうけどね。

帰りは海側を通ったことは言うまでもありません。



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2012年04月02日

「練り消し」








人間にも似ているような・・。







今朝、真っ黒になった ”練り消し”を捨てました。

鉛筆やパステルの粉を吸い込むだけ吸い込んで、目一杯吸収して、「もうこれ以上は無理。」って言ってるように見えたから。

日本人は物にも魂があるって考えます。
だから、ちょっと彼(いや、彼女かもしれませんけど・・・。)の立場に立って、自分が彼だったらどんな気持ちなんだろう?って想像してみました。




(練り消しのつぶやき)

昔は色白で、肌も柔らかくて、いい仕事をやってました。
思い通りに、いらないものを消すこともできた。

時間が経って、少し色黒になったけど、仕事は絶好調。
真っ白の頃に比べて、微妙なタッチも表現できて、まさに仕事盛りの年齢です。

それがいつの頃からでしょう。
身体が固くなって、ご主人様に身体をよく揉んでもらってからじゃないと仕事ができなくなってきました。
気がつくと、肌の色も限りなく黒に近い。
ほとんど鉛筆の粉も吸い込めなくなってきました。

そろそろ必要とされていないことは私もわかっていました。
親戚の ”消しゴム" も身を削って、しまいには無くなってしまいます。
そんなことを考えると、形が残っているだけ私は幸せなんでしょうか。

物を加える仕事じゃなくて、削る仕事。
地味な仕事です。

でもご主人様は「消すっていう事で、表現を加えているんだよ。」そう言ってくれました。
だから、とってもとっても大切な仲間なんだって。

でも、もうお別れです。
身体もず〜っと冷たいままですから・・・。

あっ、新人がやってきたんですね。
白くて柔らかい身体、羨ましいです。


じゃあ、そろそろ行きます。
さようなら。









”練り消しさん” 長い間ご苦労様でした。


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posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記