2012年10月29日

「石膏デッサン」






全体の形が見えるように。





高校の頃、石膏デッサンを描くのが好きでした。
デザイン科だったので、デッサン室もちゃんとあります。

木炭で描くのですが、消すのは食パン。
外が暗くなるまで夢中で描いたりすることも当たり前にあったので、お腹がすいたときなんかは、そのパンがおやつにもなって、一石二鳥でした。

ついにはトースターやジャムまで持ち込んで美味しく食べることまで考えたりして。

そのデッサン。まずは大枠から描いていくんですね。
まるで四角柱をおおまかに削り取って、彫刻をするように。
陰も最初は2分割。
その分割をエリアの中で徐々にふやして立体にします。

細かいところから書き出して、最後に枠からはみ出してしまっちゃ絵になりませんからね。

何年か前に、今の政治のシステムを壊して作り直すんだ。ってなことを言って政権を勝ち取った政党もいましたっけ。
絵に描いた餅でした。しかも、とってもヘタクソで不細工な。

次の選挙では第三の勢力が話題になりそうですが、本物の改革ができるんでしょうか?
とにかく大鉈をふるって、大枠から変えていって欲しいものです。

細かい目や口や鼻は、後で修正ができるんですから。
でも不思議と目や鼻をすぐに描きたくなっちゃうんですよね。
たぶんその形がとっても魅力的だからなんでしょう。

結局今の政府のように、形になって見えることばかりを優先して、後でバランスの悪い絵を描いてしまうってことにならないよう、願ってます。

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<今日のちょっと寄り道>

先日の鳥の巣。
ネットで調べると、どうやらメジロの巣のようでした。
ただ、繁殖期が5〜8月なので、もう用済みで枝から落ちたよう。
来年は小鳥をしっかり見てやる。
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年10月22日

「湿気」






加賀金沢の市中にてもこのわたりは浅野川の河畔一帯の湿地(しけち)なり。
(泉 鏡花/化銀杏 より)






事務所以外にもう一つある地下の部屋には1年中スイッチを入れっぱなしの除湿器があります。

季節ごとにそれに溜まる水の量が極端に違う。
春から夏にかけては6.3リッターのタンクが一日持たないくらい水が溜まります。

それが秋になると2日に一回溜まった水を捨てるだけになり、冬になるともう少し持つようになる。
そんなことでも季節の移り変わりを感じることができます。

「湿気」ってのはお肌には良いのでしょうが、家に関してはカビが生えたり、不快に感じたり、お煎餅が湿気ったり、あまり良い印象はないですね。

でも、「常用字解」って辞典でその「湿」って漢字を調べると、右側の日の字は霊の力を持つ玉(ぎょく)の形を表現していて、その下に糸飾りを付けた形らしいです。
その飾りで、神様を招いて、神様が現れることを願うってことらしい。
だから、「湿地」っていうのは、元々はその儀礼が行われる、神聖な水辺の地のことをいうらしいですね。

ウチの事務所も梅雨から夏にかけては「湿地」になります。
床がまるでバケツの水を撒いたようにビショビショに。
その間は毎朝雑巾で床を拭いて、新聞紙を部屋の角に敷きます。

そんな神聖な場所で仕事をやってるってことで・・・。




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<今日のちょっと寄り道>

今年の春に来た、すこやか検診のカード。
そのうちにって思って事務所のどこかにしまって置いたはずなんですが、行方不明。

せめて基本検診と歯科検診くらいは行きたいと思っていたのですが、あと8日でタイムリミット。
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年10月15日

「和音」








またまた、音楽繋がりですが・・。






音楽を聞くのが嫌いという人はいないと思いますが、どんなジャンルであろうが関係なく、一つの音の隣に来る音を選ぶ、その積み重ねが一つの曲になります。

特に一つの和音のその後に来る和音の選び方が上手い人の曲はとっても心地よかったりするんです。
それでその一曲の曲相が決まるわけですから。

グラフィックや絵も同じなんだけど、一つの色の隣にどんな色が来るかでその表現の性格が決まります。

人生の中で、どんな人達と隣同士になるのか?その人付き合いによっても、人生って変わってゆくのかもしれません。
意識してその人の隣に行く場合もあるでしょうし、気がついたら隣にいた。ってこともあるでしょうけどね。

時にはチューニングが緩んできて、きれいな和音ができなくなったりもするんでしょうが、そこはお互いもう一度自分の音が狂っているのか?
相手が狂っているのか?見直しも必要です。

そんな中で、たくさんの人と和音を奏でられたら素晴らしいでしょうね。

まあ、取りあえずは一番近くにいるカミさんとは常に音合わせはしていかないといけないか・・。


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<今日のちょっと寄り道>

裏のモミジの木に何かの巣が作ってありました。
何の巣なんでしょうか?

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年10月08日

「ハーモニー」







一人だけで作り上げるのも良いのですが・・・。






先日久々にコンサートへ行って来ました。

ちょっと長いタイトルなんですが、
「FINAL FANTASYロストオデッセイ、ブルードラゴン、グインサーガ 植松伸夫・オーケストラ作品集」
ゲームを彩るオーケストラ


昔、ロールプレイングゲームにハマってしまったことは何年か前のブログでお話しました。

それがこの「FINAL FANTASY」なんですけどね。
これをやりだすと、日常の頭の中の7割くらいがゲームになってしまうので、それが怖くてやめたんです。

25年間もシリーズ化されているこのゲームの各場面の挿入曲を作曲されたのが、植松伸夫さん。

オーケストラアンサンブル金沢と混声コーラスにアレンジされての演奏会でした。

いくら昔ゲームにハマったからと言って、自分からこのコンサートに行きたいと思うことはありません。
たまたまチケットを息子からもらったからなんですけどね。

最初は本人がこのゲームとこの方のフアンで、自分でチケットを購入して行くつもりだったんです。
ところが行けなくなった。

なんでかというと、このコンサートに出演することになったから。

なんだかややこしい話なんですが、息子は高校、大学とコーラス部に所属していて、現在も高校の卒業生を中心にした活動を趣味でやってるんです。
2曲だけなんだけど、本番の2週間前くらいに声がかかったらしい。
2回程度のリハーサルで、すぐ本番だったらしいんですが、けっこう良いコンサートでしたよ。

本人が好きな内容だけに、「練習が楽しくて仕方が無い」って言ってました。

いろいろな要素が集まって一つのものを作る。
いろいろな個性が一つになった時の感動はなんとも言えないものだと思います。

それぞれのスペシャリストが奏でるハーモニーってのは広告とかデザインの仕事の中でもあるんです。

イラストレーションを描く仕事の魅力ってのは、そんなところにもあるのかもしれません。
個人のイラストをより魅力的に見せてくれるデザイナーやコピー。
いや、お互いにですよね。

そんな広告の仕事は、しばらくやってないな〜。


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posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年10月01日

「変えるもの、変わらないもの」






運命と宿命。





同じような言葉ですが、意味が違いますよね。

辞書を引くと、

【運命】・人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。

【宿命】・生まれる前の世から定まっている人間の運命。

などと書いてあります。


つまり、【運命】は変えることができるけれど、【宿命】は変えることができないってこと。

今、自分がこの家に長男として生まれたってことは【宿命】。
でも、今この仕事をして、このカミさんと結婚して、3人の子供と今の家庭を持ったってことは【運命】。
取っ掛かりが変われば、全て変わっていきます。

でも、ちょっと待てよ。
この両親から生まれた自分の性格は宿命的なものだから、どんな仕事を選んで、どこに生活して、どんな人を好きになるかってことも決まってしまうってことになるのか?
全く違ったものだけど、繋がってはいるんですね。

先日、いつも聞いているPodcastのラジオ番組で聞いた内容なんだけど、日々の愚痴や不満をいろいろ喋っていたら、それを聞いた仲間が、「それはお前がその為に生まれて来たんだよ。」って言われたらしい。
本人も妙に納得したって番組の中で言ってましたが、そう言われると腹立たしいことでも、なんだか心が穏やかになります。

変えることの出来ない【宿命】の範囲内で、より良い【運命】にしていくのは結局自分次第か・・・。
 

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記