2012年10月22日

「湿気」






加賀金沢の市中にてもこのわたりは浅野川の河畔一帯の湿地(しけち)なり。
(泉 鏡花/化銀杏 より)






事務所以外にもう一つある地下の部屋には1年中スイッチを入れっぱなしの除湿器があります。

季節ごとにそれに溜まる水の量が極端に違う。
春から夏にかけては6.3リッターのタンクが一日持たないくらい水が溜まります。

それが秋になると2日に一回溜まった水を捨てるだけになり、冬になるともう少し持つようになる。
そんなことでも季節の移り変わりを感じることができます。

「湿気」ってのはお肌には良いのでしょうが、家に関してはカビが生えたり、不快に感じたり、お煎餅が湿気ったり、あまり良い印象はないですね。

でも、「常用字解」って辞典でその「湿」って漢字を調べると、右側の日の字は霊の力を持つ玉(ぎょく)の形を表現していて、その下に糸飾りを付けた形らしいです。
その飾りで、神様を招いて、神様が現れることを願うってことらしい。
だから、「湿地」っていうのは、元々はその儀礼が行われる、神聖な水辺の地のことをいうらしいですね。

ウチの事務所も梅雨から夏にかけては「湿地」になります。
床がまるでバケツの水を撒いたようにビショビショに。
その間は毎朝雑巾で床を拭いて、新聞紙を部屋の角に敷きます。

そんな神聖な場所で仕事をやってるってことで・・・。




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<今日のちょっと寄り道>

今年の春に来た、すこやか検診のカード。
そのうちにって思って事務所のどこかにしまって置いたはずなんですが、行方不明。

せめて基本検診と歯科検診くらいは行きたいと思っていたのですが、あと8日でタイムリミット。
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記