2014年08月25日

「負のイメージ」








一生懸命と言うよりも一所懸命、ですよね。






昨日テレビで観戦していたプロ野球の試合。

リリーフに立ったピッチャーが、ランナー2,3累ながらもツーアウトまでこぎ着けた。

そこで迎えたのが4番バッター。
1塁が空いているから、当然無理をせずにボールとなるような投球を考えます。

それでフォアボールとなって満塁。

ところが、次のバッターにもストライクが入らないんですね。
それで結局押し出しで一点追加。
そのうえ3連続押し出しで降板するんですけどね。

解説者もしきりに言うんですよ。
「コントロールの良いピッチャーなんですけどね」って。

普段の力が出せなくなった。
何で突然こんな事になったんでしょうね。

見てて思ったのは、同じフォアボールでも、攻めてのフォアボールと逃げてのフォアボールは違うと思うんです。

もし、4番バッターを攻めていたら、結果は違ったんじゃないんだろうか?

中途半端な投球でフォアボールを出したことで、そこに打たれる自分をイメージしてしまった。
その負のイメージが頭の中を占領したままピッチングをしたものだから、不安だけが残っていつもの力が出せなかった。

そんなふうに思うんですけどね。

起きてもいないことに不安を感じるよりも、目の前のことに全力を注ぐ。
それで良いんじゃないんだろうか?

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年08月18日

「睡眠時間」






若い頃はどれだけでも寝れたもんです。





ウチの次男は休みが不定期なのですが、その休みの日、最低でも午前中いっぱいは寝ています。

親父である今の自分から見ると、とってももったいないと思うのですが、我が身を振り返ると、20代の頃は同じようなものだったことを思い出します。

歳を重ねると、不思議と徐々に朝早く目が覚めるようになります。
二日酔いで寝ていたい時を除いて、二度寝をしようと思ってもそれができなくなる。

生物学的なことはよく解りませんが、それとは別に、自分なりにその原因を考えてみるのですが、たぶん人生の残された時間が関係しているんじゃぁないかな。

若い頃は時間なんて無制限にあると考えるものです。
その大切さなんて想像もつかないのかもしれません。

でも歳を重ねて来ると、自分の可能性だとか残された時間だとかが想像できるようになります。
だから本能的に「寝てる場合じゃない」なんて体が感じるんじゃないでしょうか?

体が時間をもったいないと感じるのはいいこと。
でも、それ以外は考えないようにしましょう。
やりたいことに関してはバカになりましょう。

努力しましょうなんて言いません。
全ては自分自身が幸せな気持ちになるために。

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2014年08月11日

「人がやることですから」








スピードだけが良い事ではありません。








デザインや広告の仕事をする時には、一人で作るのではなく、様々な立場や役目の人間が同じ方向を見て作ります。

みんな良いもの、綺麗なもの、面白いものをつくろうと考え、努力することは同じなのですが、なぜか意見が合わない場合が少なくありません。
そりゃそうです。
それぞれの美的価値観が違うし、同じテーマだとしても見えているものは違うんですから。
だからこそ、それぞれの共通する部分を見つけ出す為に、じっくり話し合いをしてから作業にかからないといけないんです。

しかし、最近の仕事の流れを見ると、この作業前のミーティングがカットされてしまったり、極端に短かったりする場合が多いように感じます。

コンピュータでの制作が当たり前になって、時間が短縮されて、時間がかからないことが良い事のように思われているようにも感じます。

しかも、機械がやることと人間しかできないことをゴチャ混ぜにしてしまう。
人がやることは昔も今も変わらないのです。
コンピュータはアイデアまで考えてくれませんからね。

「昔は良かった〜」なんて言うつもりはないのです。
昔はできなかったことが出来るようになったり、技術取得に時間をかけなくてよくなったり。
良い事もいっぱいあるんですから。

ただ、時間をどう使うか?ってのがまた違う意味でのデザイン力になって来るんだと思う。
作業に時間がかからなくなった分、本当は、考える時間を増やしてもらってもいいんですけどねぇ。

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2014年08月04日

「人と人」








人と酒と会話と







よく話題にするのですが、ウチの町会は実際に住まいをされてる世帯は8世帯しかありません。
昨年引っ越して来た若い夫婦が増えたのですが、それでもこの数字です。

しかも、老人が多いので、何かイベントをやろうと思っても、積極的にはできない。
そんな中、お隣の町会からバーベキュー大会のお誘いを頂きました。

「2町合同でやりましょう」って。
早速、ウチの町会に回覧板を回したのですが、結果は予想通り参加者はいない。

こんな時は若い連中が参加して欲しいのですが、若いほど嫌がるんですね。
ウチの娘もこの手のイベントはとっても嫌がります。

仕方が無いので、自分たち夫婦のみの参加となりました。

知らない人達との飲み会ってのは、最初はどうなるものかと思うのですが、みんなで共同作業をやって、酒を飲んで、話し始めると関係ないですね。

お隣の町会もお年寄りは多いのですが、皆さん元気いっぱいです。
直接話してみると興味深い話をたくさん頂きました。

若い頃の自慢話をいくつもする人。
ウチの亡くなった爺さんとの昔話をする人。
一方、ここ数年前に越して来た新しい人。

いろいろ楽しい話題で盛り上がったのですが、中でも興味が湧いたのが、趣味で能面を作っていると言う、70代前半の方の話。
もの作りと言う点では同じ仲間なものですから、話が合う。

こちらから話す内容にも、とても共感していただきました。

人と人ってのはやっぱり会って話すのが一番。
SNSもいいけど、できることなら直接相手の顔を見ながらの会話で盛り上がりたい。

よし、今度「能面」見に行こう!

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記