一生懸命と言うよりも一所懸命、ですよね。
昨日テレビで観戦していたプロ野球の試合。
リリーフに立ったピッチャーが、ランナー2,3累ながらもツーアウトまでこぎ着けた。
そこで迎えたのが4番バッター。
1塁が空いているから、当然無理をせずにボールとなるような投球を考えます。
それでフォアボールとなって満塁。
ところが、次のバッターにもストライクが入らないんですね。
それで結局押し出しで一点追加。
そのうえ3連続押し出しで降板するんですけどね。
解説者もしきりに言うんですよ。
「コントロールの良いピッチャーなんですけどね」って。
普段の力が出せなくなった。
何で突然こんな事になったんでしょうね。
見てて思ったのは、同じフォアボールでも、攻めてのフォアボールと逃げてのフォアボールは違うと思うんです。
もし、4番バッターを攻めていたら、結果は違ったんじゃないんだろうか?
中途半端な投球でフォアボールを出したことで、そこに打たれる自分をイメージしてしまった。
その負のイメージが頭の中を占領したままピッチングをしたものだから、不安だけが残っていつもの力が出せなかった。
そんなふうに思うんですけどね。
起きてもいないことに不安を感じるよりも、目の前のことに全力を注ぐ。
それで良いんじゃないんだろうか?
