頭の中ではタイムマシーンに乗ってます。
父の死後、いろいろとその雑務に追われて、父の戸籍を取り寄せたりもします。
こんなことが切っ掛けで、自分のルーツを知りたいと思う人もいると思うのですが、個人でそれをやろうとすると、とっても大変な事は想像できます。
昔は本家に行くと、先祖の写真が額に入れて順に飾ってあった。
そんな家が少なくなかったと思うのですが、最近では滅多にそんな風景にはお目にかかりません。
戸籍にある、父の親のそのまた親の名前や兄弟の名前を見るだけで、当時の家の環境や、本人の顔を想像してしまいます。
それと同時に、これ以上の無数の先祖が自分という人間の土台となってくれていると思うと、心強い気持ちにもなる。
いずれ自分達も何百年後かには、想像の人物になってしまうのかと思うと不思議な感じがします。
当時、先祖の皆さんも同じことを考えていたのかも知れません。
でも、取りあえずは、今を一生懸命生きる。
それが家の歴史を繋げていくんだと思う。
