2014年12月01日

「魂をこめて」







要領とかコツじゃない。






今朝、テレビの中で聞いた話。
時事通信の記者がウイリアム王子の記事を載せる際に使う写真を、間違ってロウ人形のそれを使ってしまった。
って言う話をしてました。

番組の中では、幾つか写真を並べて、どれがロウ人形の写真だかわかりますか?
なんて事もやってましたが、一目で分かりました。

人間思い込むと、疑わしいものでもそう思ってしまう場合が多々ありますから、その記者を責めることはできません。
でも、生きているものと、そうでないものは伝わって来るものが違いますよね。

人間も亡くなってしまうと、人だったのが物に見えてしまうから不思議です。
そこには魂が宿っているかどうかなんでしょうね。

100円ショップで売られている物と、作家さんが創った物とでは、心へ響くものが違います。
職人が作ったものと、日曜大工でお父さんが作った物も違います。
この技術の差ってのは、一つの作業に魂を込めた回数が違うからって言う解釈もできます。

もちろん、ロウ人形の職人さんも魂をこめて制作してるとは思いますよ。
でも、物は作れても、人間は作れない。

魂をこめて、物を作る。
それを続けた分だけ、人の心に響く「ものづくり」に近づけるのかも知れないな〜。

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記