2014年12月15日

「投票率」







演出も必要。






自分だけが先に見た映画とか、小説の内容をペラペラ喋りたがる人っていますよね。
知ったことを人に話さないといられない人。

先が分からないから面白い。

人生も、どうなるか分からないから希望を持って生きられる。
「あなたは今、努力しても先はこうなります」
なんて言われた日にゃ、生きることも嫌になる。

昨日の選挙の投票率は戦後最低の52%程度だったらしいですね。

これね。毎回思うんですけど、マスコミさん考えてもらえませんかね。

選挙日の一週間も前から、「Aの党が優勢で、過半数を閉めるもようです」
なんて言われて、選挙に行く気になれますか?

例えば、A党に入れようと思っていた人がいたとして、この報道を聞くと「そうか、じゃあ自分が投票しなくても大丈夫だからいいか」って思うだろうし、その反対勢力に入れようとしてた人は「行っても無駄だからやめよう」と感じるでしょう。

選挙が公示されてからは、各政党の批判や好評はやってはいけないことになってます。
ならば、この選挙予想も禁止にすればいかがでしょう?
大体これを誰の為に予想するのかが分からない。

若い人の投票率を上げることが大事みたいに言ってますが、それを考えると、選挙にエンタテイメント性を持たせるのも一つの方法だと思います。
そう考えると、増々結果を先に教えてしまうってのは面白みを無くしてしまっていることに繋がるんじゃないですかね。

自分達がテレビ番組を作る時に、さんざん引っ張って、引っ張って結果を見せるって演出をやってるじゃないですか。

一つのドラマを制作するつもりで考えれば、いかに矛盾したことをやってるかが分かると思う。

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記