2015年03月30日

「木の実」







自分の足下に実を落とせるか?





毎年ある書道家の方から送られて来る、作品集を兼ねたカレンダーがあります。
毎月の言葉としていろいろな賢人が発した言葉を書にしてあるのですが、ふとした時にそれが目に入ります。

今月の言葉は「木の實(み)は木のそばに落ちる」でした。

タイのことわざらしいです。

その解釈は人それぞれだと思いますが、自分はこのように解釈しています。
長年追い続けた事(物)の側にしか実は落ちない。
一生かけて初めて、一つの事(物)が達成される。

そんなことではないでしょうか。

どれだけの人が自分の側に「実」を落とすことができるんだろうか?
などと思うのですが、今の社会じゃぁ、一生かけてやりたい事を見つける事の方が難しい気がするのです。

自分の側に実が落ちる努力をして来たんだろうか?
そんな反省ばかりが頭を過ります。
まあ一生続けたいと思う事が見つかり、続けていれるだけでも幸せなんでしょうね。

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2015年03月23日

「半分」








準備し、努力した人間にしか、達成感は与えられない。







こんな事を書いて、自分を褒めてるんじゃなくて、その逆なんです。

21.0975 km
何とか完走しました。

昨日行われた、金沢ロードレースのハーフマラソンの部
冬場の運動不足の中、初めて経験する距離です。

10kmは走り慣れてるんで、20kmも完走はできるだろうと少し安易に考えていたこともあるんですが、10kmと20kmじゃぁ全然違う。
その距離が倍以上に感じます。何度歩こうと思ったことか。

・5km    緊張しながらゆっくりと
・8km    以外と調子がいい。スピード上げる。
・15km   足が痛い。どんどん追い越される
・17km   足が前に出ない!歩きたい!
・競技場   ええっ!まだここ一周走るの・・・

こんな調子で、かかった時間は2時間5分57秒。
カミさんも5分ほど遅れて、無事完走。

今大会のゲストが高橋尚子さんで、2時間以内に帰ってくれば、ハイタッチができたんです。
競技場に入った時には、ハイタッチしてる彼女の姿が見えた。
しんどいながらも「ラッキー!」と思ってたら、ゴール手前まで行くと、もう彼女の姿はない。
いかにこの一周に時間がかかったかが分かるでしょう。

その後も今朝も、ほとんど怪我人状態で、足の痛みが尋常じゃない。
達成感も感じられない。
なんでこんなシンドイことをしなきゃいけないんでしょう。

そう言いながらも、今年11月の金沢マラソン(フルマラソン)にエントリーしてる自分がいます。

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2015年03月16日

「時間」







時間っていうのは不思議です。





同じことをやっても長く感じたり、短く感じたり。

時計と時間ってのは同じようであって、全く別のもののようです。

時計を意識し過ぎると、本来の自分が、時計と言う機械に支配されてしまう。

12時って言う数字を見てお腹がすいたり、休憩したくなったり。

若い頃は、時間なんて無限にある物だと感じてましたし、そんなに意識することもなかった。
しかし、歳を重ねた今、時間ってものが生き物のように思えるし、それが自分の身を削っていくようにも感じます。

時間が仕掛けるもの。
熟成させること。
朽ちること。

できる事なら熟成の方を選びたい。

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<今日のちょっと寄り道>

来週の22日(日)金沢でハーフマラソンがあります。
それに夫婦揃って出場するのですが、冬の間はなかなか外を走ることができないので、完全に運動不足です。
体重は増えるは、筋力は落ちてるわ。

昨日20kmを走ってみたのですが、散々な状況でした。
今朝になってもあちこちの間接や筋肉が痛くてまともに歩けない。

こんなんで完走できるんだろうか?

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2015年03月09日

「断捨離」







なかなか物が捨てられなくて






断捨離って言葉を知ってから随分時が経つのですが、なかなか実践できません。

男性には収集癖がある人が多いようですが、特に物をコレクションする趣味はありませんし、物に執着する事もありません。
新しい物には興味があるのですが、やたらとそれを買うわけでもありません。

長年かけて積もり積もったそれを、捨てる物と置いておく物に分ける事が邪魔臭いのだと思います。
それに加えて、ゴミ出しの分別も考えなくてはいけないので、それも原因の一つなんでしょう。

でも、考えてみると、今の自分にとって必要な物と不必要な物を振り分ける事で、自分の生き方や興味の方向性も見えて来るような気がします。
日頃目に写る物が変わって統一されれば、考え方も地に足が付くのかも知れません。
迷いを断ち切ることに繋がるかも知れない。

よし、こんな事を書いた機会にやってみよう!

しかし、20代や30代に描いていた絵も何か良い方法で成仏させてあげたいのですが、これはポイっとゴミ箱に捨てるわけにはいかないですよね。

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2015年03月02日

「帆を上げて」







レジェンドと呼ばれる人達がいます。





テレビやマスコミで取り上げられることが多いスポーツの世界が目立ってしまうのですが、アーティストや職人の世界では死ぬまでが創作活動なので当たり前と言えば当たり前なのかも知れません。

スポーツ選手は年齢と共に体力の限界が襲ってきますから、選手としての時間が短くなってしまうのでしょうが、もし老化が無かったら、こういう方達も一生高みを目指すのでしょうね。
どんな世界でも、一生モチベーションを持ち、更に高め続けるってのは、至難の業です。

でも・・・



一度上げた帆は 何が何でも上げ通す

例え向かい風でも 船は前に進みます

ジグザグするけど 少しづつ前に進みます

堂々と帆を上げる

胸を張って 風を受け止めて

嵐の間は少し休みましょうか

でも、帆を上げる

胸を張って 風を受け止めて



こんな人達なんでしょう。

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<今日のちょっと寄り道>

二日前の土曜日、ジョギングをしていて、下り坂で転んでしまいました。
冬の間は運動不足になるので、筋力が落ちているのを感じます。

左ヒザと右手を強く打ってしまったんで、痛みが続いてるんです。
指先は使えるけど、手全体を使う作業は痛みが走ってうまくできないんですよ。

これで二回目です。
歳のせいかな・・。

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記