2015年11月30日

「鍛える」





頭も身体も。





「筋肉って、昔やったスポーツを覚えてるんだって」

ジョギングの帰り道、カミさんがそんな事を言いました。
つまり、長年やってた動きは数年やるのを滞っても、少しやればまたすぐに出来るようになるってことです。

身体を動かすのが好きで、趣味ではいろいろやってきました。
テニス、ソフトボール、スキー、そしてジョギング。
でも、本格的にやったってのは、中学の3年間と高校の途中までやったバスケットボールくらいでしょうか。

バスケットのボールってのは、中学校で使用するものと高校で使用するものは、重さが全然違うんです。
確か大きさも若干違うはずです。

高校を卒業して、数年経ったある日。
たまたま、ある体育館でそこにあったバスケットボールをシュート。
現役の感覚でゴール!と思ったら、とんでもない手前で床にバウンド。
コロコロ転がるボールを見て、情けない想いをした事があります。

それから数十年経った今でも、少しトレーニングすれば元に戻るんでしょうか?

いや、そんなイメージは想像できないし、こんなハードなスポーツを今更やろうとも思いません。

筋肉は当時を記憶していて、少し鍛えれば100%とは言えないまでも、動きはできるようになるんでしょうが、頭の中ってのはどうなんでしょう?

考える事やイメージする事をやめてしまったら、それが数年も空いてしまったら。
多分元には戻らないような気がします。

2011年の2月までの3年間は、ブログを毎日更新してカットを描いていたんです。
頭のトレーニングのつもりでね。
時間節約の為にイラストはパソコンで描いていたんですが、やっぱり手描きに拘ろうと言う想いで、その代わり一週間に一回に。

仕事としてものを考えたり描いたりする事と、自由に絵を描くってことは全然違うと思うのです。
仕事では枠(規制線)を他人が作ってくれるのですが、全くのフリーとなってしまうと、その枠は自分で作らなくてはいけないし、外す努力をする場合もあります。

やっぱり、頭のトレーニングは続けないといけないようです。

と、言いつつ、先日忙しさを理由に2週間ぶりに走ったジョギング。
3月に転倒した手首も完治していないのに、今年二回目の転倒。

できることなら筋肉も毎日鍛えたい。

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2015年11月23日

「働くこと」







勤労感謝の日






個人で仕事をやっていると、仕事があるってっ事に心から感謝できるのです。

「仕事」を英語で訳すと「work」
辞書を引くと、その意味がつらつらと書いてあります。
その内容は日本語とあまり変わらないようです。

日本語でも「仕事」という一言にはいろいろな意味が含まれます。

・義務としての「仕事」
・生活費を稼ぐ為の「仕事」
・趣味としての「仕事」
・一生のテーマとしての「仕事」
・社会奉仕としての「仕事」

こうやって並べてみると、これらは決して別々のものじゃない。
これらが一つになって、初めて人が生きて行く為の「仕事」になるんですね。

全てが実感できれば、幸せ感も増すように思います。

「仕事」と「幸福」は直結してる。

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<今日のちょっと寄り道>

今日テーマにした、「社会奉仕としての仕事」と言うほど大げさなものではありませんが、「ざぶん賞」の展覧会が11月27日(金)から11月29日(日)まで、「金沢市立玉川こども図書館」で開催されます。
全国の小中学生から「水」や「環境」に関する作文や詩を公募して、審査し、上位の子供達の文章にプロの画家や陶芸家と作品コラボして表彰し、展示しています。
今年で13年目ですが、これに第一回目からボランティアとして、参加させてもらってます。
下の作品は昨年のものですが、僕が担当した子供の作品です。

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順次下記の会場で展示されます。
お時間のある方、お近くの方にご覧いただければ幸いです。

平成28年 1月 8日〜10日 福島市 アクティブシニアセンター
      1月13日〜17日 京都市 堀川御池ギャラリー
      1月23日〜27日 宇都宮市栃木総合文化センター
      2月 6日〜10日 甲府市中央部市民センター
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2015年11月16日

「壁をつくる」





自分で作るのは・・・?



暦の上でももう冬になって、あと2ヶ月ほどの間には、ここ金沢でもちらほら雪が舞うようになるでしょう。

その昔は道路に融雪装置がなかったので、これが積もると一苦労していたのですが、今は地下水が道の雪を融かしてくれるので楽です。

でもこれ、町会単位で自費で設置したものなんですよ。
だから毎年いくつかの町会が集まって、会費を集めて運営してるんです。

もう何十年も前に設置した当所の話です。
町内にお寺さんがあるのですが、町会の付き合いもなく、頑固者で有名だった当時の住職。
「そんなものに会費を払いたくない」ってことで、融雪装置に面したお寺の出入り口をコンクリートで塞いでしまったんです。
「ウチはこの道路は使わないから関係ない」って言うことです。

あまりに理不尽な話ですが、力ずくの行動に誰も文句を言えなかった。

本来お寺さんってのは門戸を開いて、誰もが気楽に入ってこれるようにするもの。
その昔は住人や檀家の相談役だったはず。
ですがここの場合は真逆で、自ら心もお寺にも壁を作ってしまったんですね。

その住職も数年前に96歳だったかな?で亡くなって、今は新しい住職さんになったんで、そろそろ払ってもらえるのかな?と思ってるんですけどね。

そんな自分も決して社交的とは言えないのです。
面識がない人が集まる場所は、出来るだけ避けてしまいます。
いや、行ってしまうとそうでもないのですが、そこに行くまでが億劫で、ジャマくさく感じて・・・。

知らない人と話すことって、結構なストレスらしいですからね。

人間生きてると、人が作った壁や運命が作った壁にいろいろ出会うのですが、出来るだけ自分で壁を作らない方がいいですよね。
自分が作った壁は他人に壊されると腹が立つし、結局は自分で壊すしかなくなるのですから。

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<今日のちょっと寄り道>

昨日行われた、「金沢マラソン」
自分は抽選に外れてしまったので、カミさんが単独で走ったのですが、
5時間15分で見事完走。

途中2回ほどトイレに入ったらしいのですが、それがなかったらもう少し良いタイムだったろうに。

そんなキツイことやらなくて良かったと思う反面、悔しい想いも半分。
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2015年11月09日

「心に響く」






原始的要素に惹かれて。





音楽を聞くのは好きです。
仕事中やドライブ中のBGMは習慣になっています。
最近では特に拘りはないので、さまざまな曲を雑多に聞いてます。

でも結局は、若い頃に良く聞いたオールドロックが心地よく感じて、そこに戻ります。

気付くと身体がリズムを刻んでいたりすることもあるのですが、身体が反応するってのはリズム楽器の要素なんですね。
ドラムやベース。
一番原始的な楽器は、打楽器。

人間の魂に直接響くからなんだと思う。

最近にわかファンになったラグビー。
これもとっても原始的なスポーツだと思ったんです。
ルールを勉強し出すと、難しいのでしょうが、敵の陣地に攻め込んで、ボールを置く。

縄張り争いをスポーツに置き換えたようなものですよね。

自分の肉体を鍛えることが自分を守る事に繋がる。
チームで強力して相手の壁を破って行く。

人間の本能的な部分じゃないでしょうか?
だから、他のスポーツとはまた違った興奮があるように感じます。

アメリカンフットボールとは違って、泥臭くて原始的。

そこに魅力を感じます。


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2015年11月02日

「帰家穏坐」







今月のカレンダー にある言葉です。





「帰家穏坐」(きかおんざ)

家に帰って、自分の居場所にいることが、一番落ち着くといった事でしょうか。
特に自分の家以外で仕事をしてる方々は、実感でしょうね。

自分の場合は家で仕事をしているので、逆に外出する事で気分転換になったりするのですが、本当に気持ちが安らぐのは、ベッドの 中です。
どれだけ疲れても、他人や世間からプレッシャーを与えられても、帰る場所があるってのは、幸せです。

一社会人として生活をする以上、みんな理想とは違った生活をせざるを得ないんだろうけど、自分に還る時間があればリセットできるってことかな?

自分が自分に戻る時間。

今年も、もう11月。

一年を振り返って、どれだけ自分らしく生きることができたのかな。
そんなことを考える月でもあるのでしょうか?

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記