「今度また飲みに行こう!」
は、あてになりませんが・・・。
季節の野鳥を身近に感じたいと思い、野鳥の餌をペットショップで買って来たことがあります。
テラスの片隅みにその餌を少し撒いて待っていると、来るのはスズメばかり。
その餌は穀物をいろいろブレンドしたものなんですが、調べると殆どの野鳥は虫やミミズなんかを食すようで、そんなものを撒いても来ないのです。
見慣れたスズメなどを見てもしょうがないと思うのですが、餌を啄むその姿を見ていると可愛いものです。
動物園で「動物達にエサを与えないで下さい」と言う看板を見かけることがあるのですが、それにも係らずエサを与えてしまう族がいて、問題になったりもします。
なぜ人は他が食する風景を見て心地よく感じるんでしょうか?
仲のいい友達とたまに会って「今度一緒に食事をしよう」と挨拶のように言ってしまうし、それをしたいと思うのはなぜなんだろうか?
野生の生き物の食は生死を左右するものですから、他が食する姿を見て嬉しいなどと感じるはずがありません。
生まれた赤ん坊が、真っ先に発達するのは、目と口のはずですね。
目で母親を見ようとし、口で触れてその触覚を確認する。
見て感触を共有する。
そんな本能的なことに繋がるんでしょうか?
とにかく、親しい仲間達や家族との食事は楽しいものです。
お花見の季節。
あちこちで楽しさと美味しさを共有したことでしょうね。


