2016年05月31日

「 朝の散歩 0531 」






お釈迦様は蓮池の上から、地獄の様子を見て

蜘蛛の糸を垂らしたというけれど

家の蜘蛛の巣を邪魔者あつかいしてる自分は

地獄に落ちても助けてはもらえないんでしょうね。

あっ、でもカンダタも結局は助からなかったか・・。





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ー金沢 東山 全性寺境内ー
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2016年05月30日

「この未熟者!」








体力には自信がありました。






若い頃からず〜っと運動は続けてきましたから。
でも数年前から、ジョギングの際に序々に右足に痛みを感じ始めた。
腰や血流の検査をやってもどこも異常なしと言われ、最近ではゆっくり歩くように走っても200mほどで足が痛くなってしまう始末です。

身体を使うってのは、生物の基本だと思ってます。
思うように運動ができない、汗がかけないとなると、大好きな酒も美味しく感じません。
これは安酒ばかりを飲んでいるせいもあるのかも知れませんけどね。
運動不足で身体に脂肪が着いて来ると、それが気になって食事も美味しくない。

ある女優さんが、自身が歳を重ねて出来なくなる事も含めて、変わっていくのが楽しみだとおっしゃっていたのを見たことがあります。
自分はと言うと、そこまでの域にはまだ到達していませんから、未練が大いにあります。

いつまでも若くいたいというのは、人の煩悩の一つなんでしょうか?
そこにこだわるのは、人としてまだまだ未熟だということなのかも知れません。

他人と自分を比べてしまう愚かさ。
変わる事への恐怖。

未熟な自分をそこに観ます。


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2016年05月24日

「 朝の散歩 0524 」







人生+(プラス)ばかりは あり得ないけど

−(マイナス)ばかりもあり得ない

マイナスも縦横に重なるとプラスになる

積み重ねれば 全てがプラス





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ー金沢 浅野川ー
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2016年05月23日

「無限にあるはず」







同じだけど、同じではない。





朝、毎日ではないものの、散歩をすることにして、2ヶ月ほど経ちます。

一時間で歩ける距離は限られるので、歩く町はほぼ同じです。

このブログにもその度に写真を載せていいますが、何かキレイな風景はないかと探しながらの散歩。

その度、コースは変えるものの見える風景は同じ。
意識しないと違った風景は、目に入ってきません。

風景を切り取るってのは、構図の勉強にもなります。

絵を描くテクニックには、構図・色彩感覚・デッサン力が必要ですが、もっとも重要なのは構図だと思っています。
構図がキレイだと、多少画力が無くてもキレイに見える。
逆に、とっても心惹かれる絵や写真は構図が極っている。

真っ白な画面に、墨で一本の線のみを入れることを想像すると、無限にその入れ方があることに気付きます。
何を表現するかによっても、その入れ方は違ってくることでしょう。

見慣れたいつもの風景も、見方は無限にあると考えれば、新鮮に見えるのかも知れません。



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2016年05月20日

「 朝の散歩 0520 」






いつもの小径の傍ら

雑草がガヤガヤと群れています

「私はここにいるの 振り向いて」

そう言われたような気がして振り返ると

そこには一つの小さな青い輝きがありました

人の気配もない狭い裏通りの片隅

そこにも精一杯の輝きを放つ

一輪の花がいます






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ー金沢 東山 浅野川沿いー
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2016年05月18日

「 朝の散歩 0518 」




水が澄んで輝くのは

輝く空が映るから

お互い響き合って

世の中できてる




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ー金沢 浅野川(常盤橋付近)ー
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2016年05月17日

「 朝の散歩 0517 」




一つのことを長く続けていると

よくも 悪くも苔が生える

その苔も自分自身

あくまでも カビではなく 苔




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ー金沢 主計町ー
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2016年05月16日

「ミニアート展」







一枚の絵があると、空間が変わります。






この秋に、イラストレーター仲間4人(計5人)とミニアート展をやります。

それにつけ、イラストとアートの違いは何なのか?
と言うことを改めて考えるのです。

一言で言えば、イラストは他人の為や目的の為に描く絵
それに対して、アートは自分の為に描く絵

といった事になると思います。

それは以前から自分の中で定義して来たことなのですが、今回それに加えて気付いたことがあります。

イラストレーションは何かの目的や人の為に描くわけですから、第三者の代弁をしていることになります。
つまり、描き手からの直接のメッセージではなく、第三者のフィルターを通してのメッセージです。
結果、その表現は、その第三者のメッセージの要素の方が強くなってしまうのだと思います。

今回のイラストレーターによるミニアート展は、普段は決められた枠の中での表現をしている描き手が、自由になったらどんな表現をするのか?
描き手からの直接のメッセージ。そこにも興味を持って頂けたらと思っています。

自分はと言うと、普段このブログで描いているような絵になるので、目新しさはないのかな?
でも、生の原画に違いを感じて頂けたら幸いです。

自分だけ先攻して、数ヶ月前から数点展示させてもらってるんですが、とっても小さくてその分価格も可愛いので、3点まとめて買って頂いた方もいらっしゃいました。

開催が近づいたら、またお知らせします。



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2016年05月13日

「 朝の散歩0513 」





眩しすぎる太陽や青空も

触れる勇気がない時は

水面を通して見ればいい

柔らかい光が迎えてくれる




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ー金沢 浅野川大橋ー
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2016年05月12日

「 朝の散歩 0512 」





なにげない普通の風景

普通や平凡

普通に息をして

平凡に暮らす

それがとっても難しい




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ー金沢 主計町ー
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2016年05月09日

「祭りのあと」








いつもの処に戻ります。







ゴールデンウィークが終わって、祭りの後の寂しさが漂っています。

ジョギングが思うように楽しめなくなってからは、朝食後に一時間ほどの散歩を習慣にすることにしました。

今朝は兼六園周辺へ。
そんな観光地も、早朝だとほとんど人に会うことはありませんし、あの連休中の人混みとのギャップは夢の中にいるようです。

時間が経つにつれ、出会う人が増えて来ます。
お城の中をジョギングする人。
通勤の道のりに使う人。
自分と同じように散歩をする老人。

いつもの時間が戻って来ます。

いつもの視界に戻ります。

一歩一歩を踏みしめて、いつもの処に戻ります。



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2016年05月07日

「 朝の散歩 0507 」





美しいものには

人を引きつける力があります

日本の色

日本の形



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ー金沢宇多須神社ー
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2016年05月02日

「不意打ち」







その方が感動は大きい






アカデミー賞受賞映画『レヴェナント:蘇えりし者』を見て来ました。

全く予備知識がないままの映画鑑賞だったので、R指定であることも席に座ってから気付いたくらい。
時代はアメリカ開拓時代の話なのですが、それすらも分かっていなかった。

しかしR指定だけあって、壮絶な場面が多い。
見応えのある映画でしたが、疲れました。

こんな映画の見方をしたのは、初めてかも知れません。
大抵の場合は映画の前情報を入れた上での観賞ですから、自分なりに内容を想像してから挑むのですが、今回は全く持って不意打ちをくらった感じです。

現代は情報が乱れ飛んでいる時代です。
ですから、聞きたくないものや、見たくないものまでが息を吸うように意識の中に入って来ます。

1970年の大阪万博の頃は中学生でした。
会場の中はまるで未来世界のように感じたものです。

でも現代ではインターネットで、タイムリーに様々な情報が入って来るし、バーチャルではあるけど、その体験が出来る場合もあります。
初めての経験をしようと思っても、無意識にその情報を仕入れて、初体験の感動を半減させてることが多いんじゃないかな?

予備知識があるものとないもの。
心の感動の振れ幅が違うように感じます。


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2016年05月01日

「 朝の散歩 0501 」






腰に痛みを感じるようになってから

運動不足が続いてます。

身体がまぁるくなると

心まで丸くなり過ぎる気がします。




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ー金沢東山 妙国寺ー
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