2016年05月02日

「不意打ち」







その方が感動は大きい






アカデミー賞受賞映画『レヴェナント:蘇えりし者』を見て来ました。

全く予備知識がないままの映画鑑賞だったので、R指定であることも席に座ってから気付いたくらい。
時代はアメリカ開拓時代の話なのですが、それすらも分かっていなかった。

しかしR指定だけあって、壮絶な場面が多い。
見応えのある映画でしたが、疲れました。

こんな映画の見方をしたのは、初めてかも知れません。
大抵の場合は映画の前情報を入れた上での観賞ですから、自分なりに内容を想像してから挑むのですが、今回は全く持って不意打ちをくらった感じです。

現代は情報が乱れ飛んでいる時代です。
ですから、聞きたくないものや、見たくないものまでが息を吸うように意識の中に入って来ます。

1970年の大阪万博の頃は中学生でした。
会場の中はまるで未来世界のように感じたものです。

でも現代ではインターネットで、タイムリーに様々な情報が入って来るし、バーチャルではあるけど、その体験が出来る場合もあります。
初めての経験をしようと思っても、無意識にその情報を仕入れて、初体験の感動を半減させてることが多いんじゃないかな?

予備知識があるものとないもの。
心の感動の振れ幅が違うように感じます。


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posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記