2016年09月30日

「 朝の散歩 0930 」






毎朝どこへ行こうかと迷う

見慣れた風景の中に

切り取る画面を探しながら

あっちへうろうろ

こっちへうろうろ

でも

最後は必ずここに戻る





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ー金沢 浅野川 天神橋よりー
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2016年09月29日

「 朝の散歩 0929 」





自分を持ってる人は

居場所が変わっても

輝いて見える




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ー金沢 兼六園外 紺屋坂ー
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2016年09月28日

「 朝の散歩 0928 」






流れる にしても

流される にしても

どちらも同じ道を通ります

枝分かれする時にだけ

ちょっと力を入れて

自分で 流れるようにすればいい




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ー金沢 尾山神社ー
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2016年09月27日

「 朝の散歩 0927 」






アーチは虹の形です

その昔 この虹の上を歩いて渡る

強者がたくさんいました。

虹を渡ってみたい

そんな隠れた欲求に

足が向かうのでしょうか





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ー金沢 東山 天神橋ー
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2016年09月26日

「日本人に根づくもの」







久々の社会体育大会で思った。









日本人の民度の高さを諸外国から評価したコメントを、インターネット上でよく目にします。

団結力や他人の気持を考えて行動することなど。

小さな頃からの学校教育の成果だし、日本人の心に根付いているものだと思うのですが、もう一つ。

昨日地元の校区の社会体育大会がありました。
そこでも感じたのですが、こんなイベントを大人になってもやってるのは、日本人くらいなんじゃないでしょうか?
調べたわけじゃないけど、多分そう思うのです。

今年から、公民館の広報部副部長を任されたものですから、久々にこの空間に身を置いて、実感しました。

皆さん実に要領良く、そして助け合ってこの会を運営してるなぁって。
こんな中にいると、自分だけのことを考えて行動していると、逆に浮いてしまいます。

幼稚園、小学校で道徳を叩き込まれて、大人になっても地域で協力し合ってイベントを楽しみ、生活をする。

それが日本人なんだと感じます。

金沢のような地方都市では未だにそんな習慣がありますが、都会ではそれも序々に失われつつあるのかも知れません。

でも、将来も何らかの形で、この他人を敬う気持ちや団結力は、日本人の根っこの部分として受け継がれて行くのだと思います。



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2016年09月23日

「 朝の散歩 0923 」






「家を背負う」

 それは重い言葉です

 ご先祖様達は よく繋いできたものだ

 子育てがもうすぐ終わります

 少し軽くなったこの家

 いつになったら

 バトンタッチできるのやら





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ー金沢 東山 自宅前ー
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2016年09月22日

「 朝の散歩 0922 」






天に向かって 命が沸き立つ

地にうごめき 這いまわる

凡庸な小者達が

天を目指して 手を延ばす

天に届くと信じて





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ー金沢 常磐町よりー
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2016年09月21日

「 朝の散歩 0921 」






枝の大きさと同じくらい

根っこはあるらしい

枝葉を延ばし 実をつける

見えてる部分だけを評価するけど

土の中に隠れて 踏ん張って 踏ん張って

それがあるからこそ 花が咲き

実がなる




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ー金沢 能楽堂敷地内ー
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2016年09月20日

「 朝の散歩 0920 」







細い路地から光のボックスを見る

風景に合わせて

番傘をさした 芸妓さんを妄想する

現れたのは 出勤を急ぐ サラリーマン

空間のビックリ箱

さあ、次は何が飛び出すのか?





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ー金沢 主計町ー
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2016年09月19日

「暮らしの一枚」展







ただ描いていても意味がありません
見てもらわないと。






自分の生の絵を見てもらう

そんなことをずいぶん長い間やっていませんでした。

10月1日から一ヶ月間、イラストレーター仲間5人で、グループ展をやります。

今回は、とっても小さな小さな額に合わせて絵を描くという、とっても変則的な展覧会です。
普通は「絵」に合わせて額を選ぶのが当たり前なんですから。

普段は、自分意外の目的や広告の為に絵を描いているイラストレーターと言う職業。
そんな連中が、全くフリーに絵を描いて良いとなったら、どんな絵を描くことができるのか?
そんなチャレンジもあっての展覧会です。
ある意味、制約があった方が表現がしやすい部分もあるのです。

「じゃあ、自由に描いてみろ」って言われたら、自分にとっての「美」はこれなんだ。
って言う、自分を丸裸にして、公にさらす行為をやらなくてはならない。

持っているものが祖末なものだったら恥をかくし、立派なものだと評価されたら、少しだけ世間に誇れる。
そんな恥ずかしい思いもするのが展覧会です。

自分の場合は、規制の枠の中で「絵」を描くのが嫌になってきて、このブログでも自由に「絵」を描く努力をして来たのですが、今回の仲間の中には、自由に描けって言われると、何をどんな風に描けば良いのか迷ってしまう方達もいるのです。
そんな人達には、自分を見つめ直す良い切っ掛けにもなって欲しいと声を掛けました。

片手に乗るくらい、小さな額なので、値段もとっても小さいのです。
基本、来て頂いた方に即売するつもりでいたのですが、会期も一ヶ月と長い。
もしも作品がなくなってしまったらと、自惚れた心配も出て来て、会期の終了まで待って頂ける方にはもう一度取りに来て頂けるようにお願いするつもりです。

暮らしの中に、お気に入りの一枚の「絵」がある。
それだけで、その部屋の空気感が変わる。
そんなふうに思っています。

会場はずいぶん山の中ですが、秋の澄んだ空気の中、お時間があるようでしたら、ドライブがてら来て頂けましたら幸いです。

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ー今回出展するアートの一部ですー

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ー会場のご紹介ー
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2016年09月16日

「 朝の散歩 0916 」





三角は安定した形

力を分ける形

力を集める形

三角の頂点のそのまた先

きっとどこかに繋がっている

だからその先を見てしまう





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ー金沢 東山ー
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2016年09月15日

「 朝の散歩 0915 」






手をつなぐ

温かさがつたわる

体温じゃなくて

気持ちの温かさがつたわる

手をつなぐ

愛情のしるし




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ー金沢 浅野川ー
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2016年09月14日

「 朝の散歩 0914 」






キレイな顔をして

毒があるのか ないのか

怪しい美しさの引力

妖艶のオーラが人を惑わす





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ー金沢 兼六園内ー
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2016年09月13日

「 朝の散歩 0913 」







雨の日は 足元ばかりを見てしまう

うつむいた頭を少し上げて

目線を少し上げて

遠くを見てみる

霞んだその先にも

輝くものが見えるはず




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ー金沢城 石川橋よりー
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2016年09月12日

「クマと蜂」








一人では生きられない弱さ






朝の散歩では決まったコースではなく、その日の気まぐれでいろいろ目的地を変えます。
すぐ目の前にある、卯辰山を登るのもその一つ。

でも最近めっきり秋らしくなって来ると、クマに突然出会ったら…。とか、スズメ蜂に襲われたら…。となどと考えて、足が遠くなります。

どちらも脅威なのですが、これらは全く正反対の生き物。

クマの場合は単独行動で、それでも敵を傷つけ追い払うには十分過ぎる力を持っています。
一方、スズメ蜂の場合は、単独では負けてしまう相手が多いのですが、集団で敵に相対することで力を何十倍にもします。

人間の場合はどうでしょう?

集団の中で生きるのか?それとも1人でも他を寄せ付けないくらいのパワーやスキルを身につけるのか?

いや、でも人の場合は人間関係っていう鎖の中でしか生きられない。
現代人はとても単独では生きられない。

「俺はクマだ!」って叫んでも、蜂のコロニーの中で、クマの被り物を着ているだけなのかも知れない。

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2016年09月08日

「 朝の散歩 0908 」






赤は魔除けの色

他を避ける色

毒を持つ色

でも 何故か

その色に人は惹かれます

魔除けの色に 人は集まる





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ー金沢 東山茶屋街ー
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2016年09月07日

「 朝の散歩 0907 」






親バカ

親は子供には 馬鹿になりたいのかもしれない

いつの時代も 親バカはいるものです

「親バカ」と「バカ親」

同じ様で違う





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ー金沢 石引 嫁坂ー
加賀藩初期、坂の上に住んでいた藩の重臣、篠原出羽守が、娘を本庄主馬へ
嫁がせる時つけた坂なのでこの名がついた。
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2016年09月06日

「 朝の散歩 0906 」








透き通って 輝くものはキレイです

形ある その先の風景も透けて見えます


慎ましく生活する その民から集めた結晶を

自由に使う族がいます

ガラス張り

それが当たり前の世の中になれば

その風景も

もっとキレイになるのでしょう





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ー金沢 東山 格子戸窓の向こうー


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2016年09月05日

「2つの喜び」





掘り下げること。




絵を描いていると、2種類の喜びを感じます。

自分が意図して描こうと思い、そしてその通りに描けた時の満足感。
もう一つは、自分が意図していないのに、偶然出来てしまった表現への感動。

先のケースは、自分が持っている技術を使って、思い通りに筆や絵具を操つることが出来た事への満足感。

もう一つのケースは、自分で絵を描いているのに、まるで他人に感動を与えてもらったような感動や発見。

この両方があるから楽しいのだと思います。

絵を描くことの意味は、
「もっと美しいと感じれることは無いだろうか?」
「なぜ自分はこれを美しいと感じるんだろうか?」
そんな思考の繰り返しです。

そこに技の上達があったり、たまたま偶然の発見があります。

絵を描くことは科学することと似ている。
自分にとっての「美」を科学する。



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2016年09月02日

「 朝の散歩 0902 」








収集癖はありません

ためるつもりはないのに

物は溜まっていきます

捨てる

そのことで じぶんの方向性も変わる

決まる




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ー金沢 桜町の民家の前に並ぶ石ー


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