2016年10月31日

「変身願望」






変身願望ってありますか?




歳を取ったからではないと思います。
多分若い頃もそうだったと思うのですが、自分以外の人間になりたいと思った事はありません。

もちろん、自分の中での最上級になりたいは思うのですが。全く違った自分になりたいと思ったことはないと思います。

かと言って、自分の事がそんなに好きかと言われると、そうでもない
多くの人達はそんな感じなのかも知れませんね。

でも確かなことは、年齢を重ねれば重ねるほど、自分のことが好きになっていくんじゃないかな?ってこと。

長い人生の中、色々な事があります。
嫌な事も、絶望した事も、嬉しい事も。
それらを 乗り越えて来た自分が今ここにいる。

自分が自分の相棒になったような、第三者として見守るような、そんな付き合い方が出来るような気がします。

今大ヒットしている男の子と女の子が入れ替わる映画じゃないけど、自分を見守ることは出来るような気がします。

ハロウィン真っ盛り。
でも、冷めた目で見ています。


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2016年10月28日

「 朝の散歩 1028 」






限られた光しかなかった その時代

この器達は その魅力を惜しげなく漂わせた

眩しすぎるこの時代 

彼らは 遠慮がちに 卓に御座居る







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ー金沢 ひがし茶屋街ー
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2016年10月27日

「 朝の散歩 1027 」






陽の光で 照り葉は燃える

冷さに囲まれた その中に

迷う心を 導くように

照り葉は 燃える






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ー金沢 兼六園内ー
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2016年10月26日

「 朝の散歩 1026 」






昔 殿様が散歩した 庭

今では 庶民が歩く

「美しい」は 独り占めするよりも

分かち合った方が もっと輝く




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ー金沢 兼六園内ー ※早朝7:00〜7:45までは入場無料です。
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2016年10月25日

「 朝の散歩 1025 」








カラスは分かってる

美味しい 実と 不味い実を

食べる前から 分かってる

人と人の付き合いは

食べてみないと 分からない

そこがまた面白いところ





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ー金沢 浅野川からー
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2016年10月24日

「エッセンス」







一枚の絵で生活の衣替え






現在開催中のグループ展「暮らしの一枚」イラスレーター5人によるミニアート展。

この期間、たくさんの方にご来場頂き、展示された絵もたくさん買って頂きました。本当にありがたい限りです。

絵を買う目的はいろいろあると思うのです。
ほとんどの方は、自分が気に入って部屋に飾りたいと思って購入されるのでしょうが、その他には、親しい人へのプレゼントにと考える場合もあるでしょう。
あるいは、制作者と親しいからと、義理で買ってくださる方もいるでしょう。

でも、制作する側のワガママを言わせてもらえれば、是非自分が気に入って、心から「欲しい」と思う絵だけを買って欲しいと思うのです。

完成した絵は制作者にとっては、子供のようなもの。
だから、一生ペットを飼うような気持ちで可愛がって欲しいと思うのです。

そうではない絵の行く末を考えると、いつかは、たらい回しにされたり、物置の奥に突っ込まれてカビだらけになったり、最悪の場合はゴミとして捨てられたりもするかも知れない。

制作する方も、よく出来ていい絵になった作品は、売りたいけど、でも手元に置いて置きたいような、そんな複雑な気持ちになったりもします。

絵は生活の中には、必ず必要なものではないけど、手に入れたいと思う絵は、あなた自身のエッセンスなんだと思いますし、生活のスパイスにもなると考えています。

長いと思ってたこのグループ展もあと8日。
もし、興味を持って頂けましたら是非お越しください。

<タイトル:エッセンス>
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2016年10月21日

「 朝の散歩 1021 」





色づく 街

目にする景色が 暖色に染まっていきます

「暖かい」より「温かい」を求める季節

人恋しい 季節





sa_1021.jpgー金沢 四校記念公園ー
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2016年10月20日

「 朝の散歩 1020 」









しわを刻む

歳を重ねて 年輪も増える

その奥には 幾つもの風景が刻まれます

歳をとる いい顔になる

そんな人生に 憧れます





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ー金沢 県立美術館分室裏ー
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2016年10月19日

「 朝の散歩 1019 」







朝の飲み屋は 白けて見えます

並べられたビン達は 輝く夜を迎えるために

ひっそりと 眠ります

誰にでも きっと 輝く舞台がある

その為に ひっそりと 息を潜めて

夢を抱えて 時を待つ






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ー金沢 新竪町ー

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2016年10月18日

「朝の散歩 1018 」







本当の親切は表には出ない

影に隠れて

縁の下の力持ちになる

親切を表に出すのは 自分の為

それをやると

味方にも 敵にも

斬られてしまう




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ー金沢東山 宇多須神社ー
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2016年10月17日

「2つの守ること」







新車も団員も輝いてた





先日の土曜日、地元の消防団の新ポンプ車の入魂式が浅野川でありました。

式典のあと、梯子乗りや裸放水のイベントがあり、観光に訪れた外国の旅行者も興味深く見学してた。

晴天のもとでのその姿は勇壮で、歴史を感じる事ができます。

この消防団って言うのは、民間のボランティアなので、市から補助金は出るものの、10年毎に1,500万もするポンプ車と先導車の二台を購入するのには、プラス地元民の寄付金が必要なんです。

この消防団には二つの意味があります。
一つは昔から引継いで来た文化的な意義。
もう一つは、本来の消防の役目。

消防だけならこれを無くして、消防署の職員を増やせばいいのですが、受け継いで来た、文化がある。

運営のほとんどが、地元の寄付やボランティアで成り立っていることに疑問を感じます。

文化を残すこと。
市民の安全と安心を守ること。

両方とも公の仕事ではないだろうか?

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2016年10月14日

「 朝の散歩 1014 」






人も 動物も 虫も 光に集まります

特に朝の光は 

昨日の重い空気さえ リセットしてくれる

周りに 光を感じさせる

そんな人に 人は集まる





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ー金沢 常盤町ー
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2016年10月13日

「 朝の散歩 1013 」








無骨で色黒な 大男

美しく洗練された 貴婦人

正反対の二人が 隣合わせ

合うはずのない 二人の間には

赤い魔法の カーテンがありました






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ー金沢 兼六元町ー
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2016年10月12日

「 朝の散歩 1012 」






一人で歩く

マイペースもいいけど

たまには こんな出会いもあります

すりすり されると

悪い気はしません




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ー金沢 石引ー
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2016年10月11日

「 朝の散歩 1011 」








いつもジョギングしていた道を歩きます

そこには 走って見る風景とは 違う風景があります

自分が変わっていく 見えるものも変わる

歳を重ねる 

そんな楽しみも増えるはず



※20年以上ジョギングを趣味にしてきたのですが、
去年あたりから原因不明の右足痛で長い距離は走れなくなりました。


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ー金沢 旭町ー
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2016年10月10日

「 自然の力」







大きな力を感じる空間





出展してるグループ展に顔を出した帰りに、鶴来町にある白山比盗_社に寄ってみた。

ずいぶん昔に一度だけ、何かの用事で立ち寄った事があるのですが、その当時の記憶もあやふやで、まるで初めて訪れたようなもの。

パワースポットとしても有名なこの地に足を踏み入れると、俗世間を遮断する壁が存在するような、そんな雰囲気を感じます。
近場の神社では見ることのできない、神が宿っているような巨木たち。
それらの影で薄暗く、冷んやりした空間。
自然と神聖な気持ちにもなります。

山や自然を信仰の対象としてきた日本人。
火山の噴火やr地震が頻繁に起こるこの小さな島国で生きてきたことで、自然には絶対に勝てないこと、謙虚であるべきことを学んできたのだと思います。

人間権力を持つと、力任せに物事を進めがち。

現在のエネルギー政策を変えようとしない、反省もしないこの国には、さも自然をコントロール出来るかのような思い上がりを感じる。

神様の怒りに触れないことを願います。

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2016年10月07日

「 朝の散歩 1007 」





主がいなくなった 家

飾ることもなくなった家

人が飾らなくなると

自然のアクセサリーが

美しく飾り始める




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ー金沢 東兼六町ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年10月06日

「 朝の散歩 1006 」







積み重ねる

キレイに秩序よく 積重ねられた石は

ズッシリと自信に満ちています

あやふやに積み重ねてきた石

それらを

頑丈にすることは できるんだろうか




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ー金沢城内ー
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2016年10月05日

「 朝の散歩 1005 」






ウチに倉はなかったけど

地下室には 日頃使わない道具がゴロゴロしてた

裸電球が照らす 薄暗い閉ざされた カビ臭い空間

どこか異次元の世界に繋がっているような

そんな遮断された空間が好きだった






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ー金沢 東山二丁目ー


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2016年10月04日

「 朝の散歩 1004 」







快楽からは 何も生まれない

苦しんで もがいて

追い詰められて

「神様 助けて」

そこまでいくと

何かが見える





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ー金沢 東山 宇多須神社ー
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