一枚の絵で生活の衣替え
現在開催中のグループ展「暮らしの一枚」イラスレーター5人によるミニアート展。
この期間、たくさんの方にご来場頂き、展示された絵もたくさん買って頂きました。本当にありがたい限りです。
絵を買う目的はいろいろあると思うのです。
ほとんどの方は、自分が気に入って部屋に飾りたいと思って購入されるのでしょうが、その他には、親しい人へのプレゼントにと考える場合もあるでしょう。
あるいは、制作者と親しいからと、義理で買ってくださる方もいるでしょう。
でも、制作する側のワガママを言わせてもらえれば、是非自分が気に入って、心から「欲しい」と思う絵だけを買って欲しいと思うのです。
完成した絵は制作者にとっては、子供のようなもの。
だから、一生ペットを飼うような気持ちで可愛がって欲しいと思うのです。
そうではない絵の行く末を考えると、いつかは、たらい回しにされたり、物置の奥に突っ込まれてカビだらけになったり、最悪の場合はゴミとして捨てられたりもするかも知れない。
制作する方も、よく出来ていい絵になった作品は、売りたいけど、でも手元に置いて置きたいような、そんな複雑な気持ちになったりもします。
絵は生活の中には、必ず必要なものではないけど、手に入れたいと思う絵は、あなた自身のエッセンスなんだと思いますし、生活のスパイスにもなると考えています。
長いと思ってたこのグループ展もあと8日。
もし、興味を持って頂けましたら是非お越しください。
<タイトル:エッセンス>


