2016年12月29日

「 朝の散歩 1229 」





その峯の向こうには 何がある

暖かい光溢れる世界

でもそれは 一瞬のこと

いずれまた 鋭角な峰が顔を出し

冷たい闇がやってくる

そしてまた 光を求め

歩き出す







sa_1229.jpg
ー金沢 浅野川ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月28日

「 朝の散歩 1228 」






赤丸は 美味しそう

赤丸は 暖かそう

赤丸は 良くできました

赤丸は 「こっち見て」

赤も丸も おしゃべり








sa_1228.jpg 
ー金沢 大手町ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月26日

「揺らぎの魅力」






人工の光には・・・。




先日、横浜の赤レンガ倉庫で開かれた、ある展覧会に出展したので見学に行ってきました。

季節柄、夜の街はイルミネーションやライトアップの光で溢れ、綺麗だった。

と、言いたいところなんですが、実は自分はイルミネーションで感動したことが無いんです。

月に一度、防犯委員のボランティアで夜の卯辰山を2台の車に分乗して、パトロールするのですがその際、頂上から夜景を眺めてもキレイだと感じたことがない。

人はそれぞれ美的価値観が違うから、こんな人間がいても不思議ではないのでしょうが、そこに感動が無いんです。

夜の風景で言えば、ライトアップの方がまだ美しいと思えるのかも知れません。
そこには影や奥行きを感じることが出来るから。

一方、イルミネーションの場合は平面的で、そこに遠近感や奥行きを感じることができない。
夜のキャンプ場で寝転んで星空を見たり、焚き火の炎を眺める方が感動できるのです。

キーワードは「揺らぎ」なんだと思います。
波の音やその形も同じように、二度と同じものには出会えない。

大げさかも知れませんが、自然の動物の人間の、それらの揺らぎの中での一体感を感じるのかも知れません。

共有していることへの感動...。なのかな?

金沢ブームの折、自宅の目の前にある天神橋もライトアップされました。
吉と出るか凶と出るか?



yuragino.jpg

mizutama_cm02.jpg
gob_cm02.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月23日

「 朝の散歩 1223 」番外編

「東京 浅草寺」





祈る 

神社でも お寺でも 教会でも

人は 祈る

自分を 戒めるため

自分を 勇気づけるため

覚悟を 持つため





sa_1223.jpg

sa_1223_02.jpg
ー12月18日 浅草にて撮影ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月22日

「 朝の散歩 1222 」






自然には かなわない

色も 形も その演出も

足元にも 及ばない

地球が お手本

地球が 師匠





sa_1222.jpg
ー金沢 浅野川(朝焼け)ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月21日

「 朝の散歩 1221 」






目的がある 向かい道

上り坂でも 辛くない

目的が無くなった 帰り道

平らな道でも 

辛くなる






sa_1221.jpg
ー金沢 卯辰山 見晴らし台ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月20日

「 朝の散歩 1220 」番外編

「横浜散歩」




人は地上に 星を作った

焼きもちを焼いた星は

光を消した

そして 人は 空を見なくなった





sa_1220.jpg
ー12月17日 横浜 日本丸メモリアルパークー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月19日

「ゴッホとゴーギャン」






命がけで描いてる




上野の東京都美術館での「ゴッホとゴーギャン展」
最終日は想像以上の人集り。
入場するのに、20分ほどかかったでしょうか。
流石に人気があります。

待つのに多くの時間がかかったのですが、観るのにも相当の時間がかかる。
多くの作品が階をまたいで、いくつもの部屋にあり、とても見応えがあるものでした。

ゴッホは、中学生の頃からのファン。
原画は、以前ニューヨークの近代美術館で見たことがあるのですが、今回は量的には全然違う大きなもの。
一つ一つの作品をゆっくり堪能しました。

油絵ってのは、筆の運びが残る。
だから、そこで筆を持って描いている本人に出会ったようにも感じるのです。

ゴッホとゴーギャン。
この二人はライバルであり、友でもあった。

現代の希薄なsnsだけの人間関係では、なかなか出来ない関係。



gohho.jpg

mizutama_cm02.jpg
gob_cm02.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月16日

「 朝の散歩 1216 」







モノクロの世界

冬劇場の 始まり始まり

これから 何を見せてくれるのか

どんな役者が 登場するのか





sa_1216.jpg
ー金沢 兼六園ー(カラーで撮ってもモノクロの世界)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月14日

「 朝の散歩 1214 」






ひとりぼっちだと思った

人の気配を 感じる

それだけで 心が暖かくなる

いつもそばにいてくれて ありがとう



sa_1214.jpg
ー金沢 歴史博物館ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月13日

「 朝の散歩 1213 」





ピントがずれる

人との会話の中 勘違いや 無知

それも 笑いや会話のうち

人が集まる

ずれも 楽しい





sa_1213.jpg
ー金沢 常磐町ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月12日

「 薪ストーブ 」





炎に癒されます。




昨日は知り合いのパーティーに夫婦で参加。
改築のお披露目を兼ねてのものだったんですが、お料理上手な奥さんの美味しい料理をたくさん頂いて来ました。

この改築のメインは薪ストーブ。
広い空間の隅々までが暖かくなる。
何よりもその炎を見ているだけで癒されます。

スイッチを入れて、ポン。「ハイ着火」と言う訳にはいきませんが、そこに少々手間をかけるのも面白みの一つです。

これがあるとお料理の幅も広がるようで、ピザを焼いたり、パンを温めたり、その他いろいろ。
料理ができない自分でも欲しくなる。

子供の頃、ウチにはカマドがありました。
筒状に折り曲げた新聞紙をタオルを絞るようにしてねじって入れ、その上に薪を置いて火を着ける。
薪に火が着くように、ウチワであおぐ。
炎がどんどん大きくなってゆくのをジッと見ていました。

世の中、何でも時間をかけない方向に変わって行きますが、一つのことに時間をかけることへの楽しみ。
ここに価値を見つけることが大切なように感じます。


maki.jpg

mizutama_cm02.jpg
gob_cm02.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月09日

「 朝の散歩 1209 」







暗い朝には 光が見える

明るい朝には 光は見えない




sa_1209.jpg
ー金沢 主計町ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月08日

「 朝の散歩 1208 」






凍える指先をポケットに入れて 隠す

背中を丸め

白い息を吐きながら 坂を登る

いつの間にか 熱を持った指先は

自由になり 背中も伸びる





sa_1208.jpg
ー金沢 兼六園内(初雪)ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月06日

「朝の散歩 1206 」







荒天の日

まわりが ピューピュー騒がしい

じっと我慢 

準備をして 我慢

いつか 晴れる

その日を 信じて






sa_1206.jpg
ー金沢 東茶屋街ー(雨風で写真どころじゃない)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月05日

「甘やかし」






「自分に厳しく、人には寛大に」は難しいから





最近テレビのバラエティーを見てて思うことがあります。

当たり前のように生で放送する番組は少なく、後で編集することになるのですが、その演出が過剰すぎるんじゃないかってこと。
あとで付け足す笑い声や拍手の効果音。
そのシーンによって幾つかバリエーションを使い分けているようですが、一度気になり出すとその効果音の方が耳に付いて、イライラしてきます。

これは、番組を盛り上げる意図と、「はい、ここで笑って下さい」って言う視聴者側への指示でもあるんですね。
しかしそれ以上に、面白くない番組を制作している側の自信のなさを物語っているように感じます。
本当に内容が良くて面白い場合は、会場にいる観覧者の本物の笑い声が聞こえるはずですし、指示がなくても視聴者は笑うでしょう。
効果音が多い番組は、「本当は面白くないんだ」と言っているようなものだと思うのです。

結果、自分達を甘やかすことになってしまうんじゃないだろうか?

身内を甘やかすってことで言えば、先日の「○○菌いじめ」の学校や教育委員会の対処の仕方。

これまでも学校や先生が不祥事を起こした事件はいろいろあるのですが、その当事者である先生がマスコミに出て謝る姿を一度も見たことがない。
顔を出して、謝ればいいじゃないか。と思ってしまうのです。

学校長や教育委員会の影に隠れて、姿を見せない。
小さな子供が、迷惑をかけた家に謝りにいく際、親の後ろに隠れて、代理に親に謝ってもらっている姿と重なります。
子供をかばわずに、先生をかばっているようにしか見えないのです。

人間、「甘える」ことはあるのでしょうが、「甘やかし」てはいけないんじゃないでしょうか?


amayakasi.jpg
mizutama_cm02.jpg
gob_cm02.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月02日

「 朝の散歩 1202 」






堂々と 胸をはって 見せる美しさもいいけれど

ちょっと控えめに なにげなく

そんな 綺麗は可愛い 綺麗

楽屋に咲く 花のよう





sa_1202.jpg
ー金沢城内ー




posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月01日

「 朝の散歩 1201 」






夜の灯りと 朝の光が 重なる

夢の世界を 遊空した鳥達は

翼をしまい 服を着る

刺さるような 光を浴びる一日が 始まる





sa_1201.jpg
ー金沢 主計町ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記