「自分に厳しく、人には寛大に」は難しいから
最近テレビのバラエティーを見てて思うことがあります。
当たり前のように生で放送する番組は少なく、後で編集することになるのですが、その演出が過剰すぎるんじゃないかってこと。
あとで付け足す笑い声や拍手の効果音。
そのシーンによって幾つかバリエーションを使い分けているようですが、一度気になり出すとその効果音の方が耳に付いて、イライラしてきます。
これは、番組を盛り上げる意図と、「はい、ここで笑って下さい」って言う視聴者側への指示でもあるんですね。
しかしそれ以上に、面白くない番組を制作している側の自信のなさを物語っているように感じます。
本当に内容が良くて面白い場合は、会場にいる観覧者の本物の笑い声が聞こえるはずですし、指示がなくても視聴者は笑うでしょう。
効果音が多い番組は、「本当は面白くないんだ」と言っているようなものだと思うのです。
結果、自分達を甘やかすことになってしまうんじゃないだろうか?
身内を甘やかすってことで言えば、先日の「○○菌いじめ」の学校や教育委員会の対処の仕方。
これまでも学校や先生が不祥事を起こした事件はいろいろあるのですが、その当事者である先生がマスコミに出て謝る姿を一度も見たことがない。
顔を出して、謝ればいいじゃないか。と思ってしまうのです。
学校長や教育委員会の影に隠れて、姿を見せない。
小さな子供が、迷惑をかけた家に謝りにいく際、親の後ろに隠れて、代理に親に謝ってもらっている姿と重なります。
子供をかばわずに、先生をかばっているようにしか見えないのです。
人間、「甘える」ことはあるのでしょうが、「甘やかし」てはいけないんじゃないでしょうか?


posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:25|
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