人の都合には合わせてくれない。
今年になって、以前には大して聞こえなかった音が気になります。
カエルの声です。
夜はもちろんの事、昼間でも大勢の声が大きく聞こえるので、その場所まで見に行くと水草が茂り、水が滞った場所には大量の殿様ガエル。しかもみんな大きい。
9年前の浅野川洪水のあと、河川の整備が行われて、川の中の水草や体積した土は一切なくなりました。
当時、自然の物が何もない、単なる用水のようにしか見えなくなってしまった風景を見るにつけ、何とも味気ない思いをしたものですが、さすがに時が経つと水草が茂り、川に命が蘇ったと思える風景に戻る。
去年まではカジカの声しかしていなかったのです。
カジカの澄んだ悲しげな声は風情を感じるのですが、殿様ガエルのそれは、ちょっと耳障り。
勝手なものです。
裏庭に毎年大量に発生する虫も、その年によって種類が違います。
今年は小さな蚊トンボのような虫が、嫌と言うほど湧いてきます。
こんな事を書いてる今、市役所からの市街放送で、「末広町で熊が出没しました。人に危害を加える恐れがありますので、近寄らないで下さい。」って放送が聞こえてきました。
自然は、なかなか人の都合には合わせてはくれない。


posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:18|
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日記