人の記憶と言うのは、いい加減です。
特に、自分に取って都合の悪いことは、都合が良いように記憶を差し替えて覚えている場合があるそうですね。
時が経てば経つほどそれは起こるそうで。
だから、本人はウソをついている意識がなくウソを言っている可能性もある。
最近また、「記憶にない」って言葉を耳にします。
もし、本当に記憶がないとしたら、本人が「記憶が無くなればいい」と強く念じて、なくしてしまうこともあるのか?
でも、1年や2年前のことを「記憶にない」と言うのは、いただけない。
1年前の今日の晩飯は?って聞かれたら、そんなものは誰も覚えてないんでしょうけどね。
仕事に関して、しかも誰に会ったかは覚えているはずですよね。
先日からの閉会中審査を見ていると、「記憶に無い」とか「破棄しました」とか、まさしく人間の脳内で起きている作業を見ているように感じます。
自分にとって都合の悪いことは、言い訳に置き換える。
もっと都合の悪いことは、破棄したことにする。
今や街中に監視カメラが設置されていますが、これだけ記憶を無くす方が多いと、国会内や官庁の各事務所にも監視カメラを設置しなければいけないんじゃないでしょうか?
人間の記憶は都合良く替えられる。


