本質は変えようがない…か。
当初は、バケツ田んぼのボウフラ退治の為に飼いだしたメダカ達です。
気づくと、それが何年も飼うことになってしまって、結構長生きするもんだから稚魚まで生まれて、またそれを育てて、やめるにやめれなくなってしまった。
ほとんど手間が掛からないからこんな事になっているのだろうと思うのです。
だから手間を掛ける事にしました。
大勢の稚魚達の為に、ちゃんとした水槽を買って来て、アクアリウムをやってみようと思った。
水生植物にライトを当てると、とっても美しい世界がそこに広がります。
幅30cmの小さな水槽ですが、水草のレイアウトも結構センスが必要なのです。
そして、もう一種類の同居人も。
ヤマトヌマエビ。
メダカの餌の残りや、コケを食べてくれるお掃除屋さんです。
そのエビ君達2匹ですが、立て続けに脱皮。
水槽の中に入れた流木に掴まって、その抜け殻が風の無い日の鯉のぼりのように、力なくぶら下がっています。
脱皮。
若い頃は何度も脱皮して、上を上を目指して、自分を変えようと努力したものです。
それができたかどうかは別にして・・・。
ただ、何度脱皮しても、エビはエビ。
本質は変わらない。
今は、どうやったら自分らしく生きることができるか?
それがテーマ。
メダカを飼うこの趣味も、いい歳になって恥ずかしい「人見知り
」な自分の本質なのでしょう。


