2017年10月31日

「 朝の散歩 29_1031 」






朝 ドアを開けたとたん 冬が顔を覗かせた

襟を立て 背中を丸め 歩く

コートのポケットが 両手の避難場所

温かさを感じて ふと見ると

可愛い 妖精達が 微笑んでいた 

胸を張って 歩こうと 思った





sa_29_1031.jpg
ー金沢 東山/妙具山 全性寺ー(AM.7:20)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月30日

「 遊ぶ 」






世の中、仮装で 賑わってますが…。




未だにピンと来ない、ハロウィン。
日本人は、上っ面だけを真似するのが得意で、独自の文化を作ってしまいます。

幼い恋心を応援する、バレンタインデーはいつの間にか「チョコレートの日」になってしまったし、収穫祭は「仮装の日」にしてしまう。

日本人のほとんどは無宗教で、本質は関係無いから無責任に遊べるんでしょうね。

でも文化って、遊びの中からしか生まれないのも事実。
賢ばった理屈で作ろうと思っても、そんな中からは決して生まれない。
みんな楽しい事しかやらないし、楽しくないと続かないから。

アートも本来は、遊び。

眉間にシワを寄せて苦しむよりも、ウキウキした気持ちの中で生まれるのがいい。

それを忘れずにいたい。


asobu.jpg

mizutama_cm02.jpg
gob_cm02.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月27日

「 朝の散歩 29_1027 」








心 穏やかにすれば

真の姿が 映る

相手の 自分の それが見える

深呼吸をして 一歩下がって 目を閉じて

もう一度 目をあける

違った景色が 映る





sa_29_1027.jpg
ー金沢 丸の内ー(AM.7:30)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月25日

「 朝の散歩 29_1025 」







ひとしずく

流れる度 輝く

喜びの しずく

悲しみの しずく

感情の 大河となって 流れ込め

筆を持つための エネルギー




sa_29_1025.jpg
ー金沢 主計町ー(AM.7:20)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月24日

「 朝の散歩 29_1024 」





直線には 感情がない

理性的 論理的

ただ 真直ぐに 突っ走る

人間の 自分は 

あっちへ ぐねぐね

こっちへ ぐねぐね




sa_29_1024.jpg
ー金沢市 尾山町ー(AM.7:30)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月23日

「 使命感 」







美しい。







先日、個展やグループ展でお世話になった、ガレリア画廊へ行った時のこと。

この画廊のお向かえにはチェンバロ職人さんの工房があると聞いて、見学させてもらうことに。
古民家を改装したその工房には大小3台のチェンバロがありました。

本来はバロック音楽で使用される楽器なのですが、自分が初めてこの音色を意識して聴いたのは、ビートルズ。
ビートルズを聴いて、逆にバロック音楽のCDを買ったくらい。
とても好きな音色です。

この方はドイツで修行されて、独り立ちされ、もう日本には帰って来るつもりは無かったそうなんですが、日本にもこの楽器を根付かせたいとの思いで、この石川の地に住む決心をされたそうです。
やはり、良い職人がいないとその楽器の奏者も育たないそうで。
日本では20数人しかこの職人がいないそうです。

その音色も素晴らしかったのですが、工芸品としてもとても美しい。
すっかり魅せられてしまいました。

こういう職人さんには、憧れます。
自分自身でも、クリエーターと言うよりも、職人の方が合っていたんじゃないか?と最近思うのです。

世の中いろいろな仕事があります。
その中でも長年に渡ってその仕事を続け、極める方々がいます。

共通するのは、「その職種が好きなこと」「使命感を持っていること」

好きなことだから、苦労は苦労と思わない。努力を続けるうちに上達し、人から感謝や感動されるようになる。
だから、そこに使命感が生まれる。

使命感。

今の自分に欠けているのはきっと、使命感。
でも、そんなもの誰も望んでないか…。


cembalo_01.jpg

cembalo_02.jpg

cembalo_03.jpg

cembalo_04.jpg

●この方が作られたチェンバロを使った、コンサートがあります。
 聴きに行こうと思ってます。
chirasi.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月20日

「 朝の散歩 29_1020 」






ゆっくり 降りる

足を 滑らさないよう

転ばない よう

下りの 階段こそ 気をつけて

無理に 登ることは 考えない

自分らしくを 考える






sa_29_1020.jpg
ー金沢 兼六園下ー(AM.7:45)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月18日

「 朝の散歩 29_1018 」






鈴を鳴らせば 気付いてくれる

私は ここです ここにいます

その 鈴は どこにあるのでしょう

自分で 見つけるしかないのか

持っているいる 人を 探すのか





sa_29_1018.jpg
ー金沢 金沢神社ー(AM.7:20)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月17日

「 朝の散歩 29_1017 」






幼かったころ

迷路のような この町の夜が 怖かった

いくつもの 小路から

妖怪が 顔を出すような 気がした

時が経ち 大勢の観光客が 押し寄せる

妖怪達は 逃げ出した





sa_29_1017.jpg
ー金沢 東茶屋街ー(AM.7:10)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月16日

「 修理が・・・」







プリンターが壊れた。





機械物には修理期限があることは分かっているのですが、それにしても短すぎませんか?

当然治るものと思って、手配しようとネットで調べてたら、使ってる機種のナンバーが見当たらない。
おかしい。何で無いんだと思って何度も手順を追って調べ直しても見当たらない。
回り回って、行き着いた先が、「この製品のメンテナンスは終了しました。」

「ガ~ン」

多分、プリンターヘッドを交換すれば治るんです。
複合機だから、その他のスキャナーやFAX機能は使えるのに。

もったい無い話です。
早速新しいものを買うことにしたんですけどね。

車にしてもそう。
もう13年以上同じ車に乗っているのですが、13年以降は税金が上がるんですね。

この国では、物を大切に使うと損をするらしい。
逆に大切に乗った分、税金は下げてもいいくらいなもんでしょう?

「もったいない」の精神は、何処に行ったのか?



shyuri.jpg

mizutama_cm02.jpg
gob_cm02.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月13日

「 朝の散歩 29_1013 」






南風 から 北風へ

我が家の メダカは 冬支度か

風が吹いても 痛い 病が

悪戯顔で やって来た

冬眠したいが 世間の風が 許してくれぬ




sa_29_1013.jpg
ー金沢 自宅にてー(AM.9:30)





posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月11日

「 朝の散歩 29_1011 」






闇は 突然やって来る

漆黒の雲が 生き物のように膨張し 

心を 呑み込むように



光もまた 突然やって来る

闇を切り裂き 一筋の光が 手を差し伸べるように

あとは 

太陽の如く 目映い光を 望むのか

暗闇に揺れる ロウソクの炎に 感謝するのか







sa_29_1011.jpg
ー金沢高岡町 金沢市文化ホールー(AM.7:25)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月10日

「 朝の散歩 29_1010 」









黄色は 「注意」の 色

赤ほど 目は引かない

でも

人を 高める色

人を 明るくする 色

そんな人に なれたらいいなぁ





sa_29_1010.jpg
ー金沢 常盤町ー(AM.7:15)

posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月09日

「 いい風景に 」




見ていて、可哀相になってくる




金沢ブームもいつ終わるのかと思っていたのですが、新幹線開通後3年目の現在に至っても順調なようで、観光客が絶えません。
ここ東茶屋街近辺や兼六園近辺では、着物姿の観光客をよく見かけます。
カップルや若い女性の集団が多いのですが、これらのほとんどは、地元のレンタルだと思います。

着物姿で観光をして記念写真を撮る。

それがブームになっているのでしょうね。
それぞれの観光客が「金沢」のイメージを作り、それが形になって行く。
観光地ってのは、そうなると成功なのだと感じます。

ただ一つ気になることがあります。
若い男性の着物姿が、様になっていないケースが多いのです。
本人は着慣れていないでしょうし、自分の姿が見えないのでしょうが、着物の裾が寸足らずであったりとか、帯の位置が上過ぎて、子供が着物を着ているように見えてしまうのです。
帯は腰で絞めないとカッコ悪い。

レンタルしている業者さんは、その辺をしっかりアドバイスしているのでしょうか?
着崩れして帯が上に上がってしまうことはあると思うのですが、寸足らずの着物を平気で貸すのはどうかと思うのです。

日本人の平均身長が伸びて、大きいサイズの着物の在庫が足らないのかも知れませんが、早急に揃えるべきだと思いますし、最近では、簡単に着れる上下別のセパレーツタイプの着物もあると聞きます。
これだと、身長に関係なくサイズ合わせができますよね。

カップルの場合、彼女がその姿を見て着崩れを直してあげることもできるはずです。

ファッションは本人にとっては身を飾るだけの物だけど、第三者にとっては風景になります。
「綺麗で良い風景を眺めていたい」
そう思う人は多いはずですよね。

是非、金沢の良い景色作りに協力して欲しいと思う、今日このごろ。


ii_fukei.jpg


mizutama_cm02.jpg
gob_cm02.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月04日

「 朝の散歩 29_1004 」







女ギツネの 妖気に誘われ

タヌキ親父も フラフラと

キツネと タヌキの 化かし合い

うれし涙と 悔し涙が入り混じる

昔々の 物語





sa_29_1004.jpg
ー金沢 東茶屋街/フォックスフェイスー(AM.7:20)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月03日

「 朝の散歩 29_1003 」







心がしぼんだときは

身体を動かす 汗をかく

心も だんだん 膨らんでゆく

身体も動かせないときは

どうすれば いいんだろう





sa_29_1003.jpg
ー自宅の窓に映る風景ー(AM.9:00)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月02日

「 枝葉ではなくて 」







目的地をしっかり定めて・・・。





イラストレーションの元々の意味は「説明する」という意味らしいのですが、自分の場合、説明する絵は得意ではありません。

「説明」するよりは、「表現」する絵を描きたいと常に思っています。

以前にも書いた事があるのですが、説明されたことは時間が経つと忘れてしまう場合が多いのです。
でも、感じたことはいつまでも心に残っていると思うのです。

カットを描く仕事をすることもあるのですが、未だに人物の指は5本見えていないといけないという直しが入って来ることがあります。
こう言う指示をする方の頭の中は、説明することでいっぱいになっていて、 何を表現するする為の絵なのか?が欠除してしまっているのだと思います。

枝葉のことばかりが気になるって事は、本質を見ることに自信がないってことに繋がります。
返って言いたいことが伝わり難い絵になって、本末転倒になってしまう。

舟のオールも片方にばかり力を入れていては、ぐるぐる回るだけで、前には進めない。

大義のない解散の選挙。
果たしてこの国は、この先真直ぐに進んで行けるのだろうか?


edaha.jpg

mizutama_cm02.jpg
gob_cm02.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記