見ていて、可哀相になってくる
金沢ブームもいつ終わるのかと思っていたのですが、新幹線開通後3年目の現在に至っても順調なようで、観光客が絶えません。
ここ東茶屋街近辺や兼六園近辺では、着物姿の観光客をよく見かけます。
カップルや若い女性の集団が多いのですが、これらのほとんどは、地元のレンタルだと思います。
着物姿で観光をして記念写真を撮る。
それがブームになっているのでしょうね。
それぞれの観光客が「金沢」のイメージを作り、それが形になって行く。
観光地ってのは、そうなると成功なのだと感じます。
ただ一つ気になることがあります。
若い男性の着物姿が、様になっていないケースが多いのです。
本人は着慣れていないでしょうし、自分の姿が見えないのでしょうが、着物の裾が寸足らずであったりとか、帯の位置が上過ぎて、子供が着物を着ているように見えてしまうのです。
帯は腰で絞めないとカッコ悪い。
レンタルしている業者さんは、その辺をしっかりアドバイスしているのでしょうか?
着崩れして帯が上に上がってしまうことはあると思うのですが、寸足らずの着物を平気で貸すのはどうかと思うのです。
日本人の平均身長が伸びて、大きいサイズの着物の在庫が足らないのかも知れませんが、早急に揃えるべきだと思いますし、最近では、簡単に着れる上下別のセパレーツタイプの着物もあると聞きます。
これだと、身長に関係なくサイズ合わせができますよね。
カップルの場合、彼女がその姿を見て着崩れを直してあげることもできるはずです。
ファッションは本人にとっては身を飾るだけの物だけど、第三者にとっては風景になります。
「綺麗で良い風景を眺めていたい」
そう思う人は多いはずですよね。
是非、金沢の良い景色作りに協力して欲しいと思う、今日このごろ。


posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:51|
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