「遊び」では終わらないこと。
昨日は、地元の成人式のお手伝いでした。
広報の副部長をやっているものですから、イベントの様子を写真とビデオで撮影するのがお仕事。
去年に続いての仕事なので、要領は分っているのですが、日頃撮っている風景と違って、人物を撮影するのは難しいと感じます。
その式の中でのアトラクションで、津軽三味線の演奏がありました。
地元の「明宏会」の主宰 一川明宏さん率いる三人の方々です。
中でも目を引いたのは、名前を忘れてしまったのですが、中学2年生の女の子。
プロを含めた全国大会で、優勝した実力の持ち主。
早弾きでも、師匠も敵わない日本一だそうです。
とっても良かった。
聞いていると、ロックですね。
日本のロック。
これは師匠のアイデアなのでしょうが、三人で和音の演奏もやってました。
この域に達するには、相当の練習もあるのでしょう。
涙を流しながら、でも巧くなりたいから止められない。
そんな話も伺いました。
才能とは、その事を好きになること。
そして、より上を目指そうと思えること。
好きな事は、苦労があっても止められないのです。
その「好き」の度合いで、才能の度合いも決まってくるのでしょうね。
文化は遊びから始まります。
でも、「遊び」と「本気」は明らかに違う。

