ようやく春が来たようです。
そしてもうしばらくすると、ここ金沢でも「桜」の季節がやってきます。
母が亡くなって早一年。
桜を見るたびに思い出すように、法名には「桜」の文字が入っています。
桜に限らず、お花には人を和ませる力があると思うのですが、昨日母の友人からお花が届きました。
一周忌の御前んにお供えして下さいとのメッセージと共に。
何かにつけて、人は人にお花を贈ります。
めでたい時は更にその場が明るくなるように。
悲しい時はその慰めに。
植物は人の邪気やマイナスのオーラを吸い取ってくれると聞いたことがあります。
なぜか植物を置いてもすぐに枯れてしまう場合は、その部屋にはマイナスの気が充満しているのかも知れません。
本当の話かどうかは分かりませんが、人が花に惹かれるのはそんな事もあるのかも?と思ってしまいます。
人間も、その人がいるだけで場が明るくなるって人がいます。
そんな人の周りには人が集まります。
人の器の大きさってのはそんな事なのかも知れません。
他人の邪気を吸い込んでもビクともしない。
そんなものをいくら持ち込んでも、まだまだ器の余裕がある。
自分の器と言うと、自分の事だけで精一杯。
満杯状態です。

