10年前の洪水を思い出す。
ここ数日の集中豪雨での洪水。
西日本で多くの犠牲者が出ました。
浅野川の辺りに住む自分の環境を考えると他人事ではなく、毎年大雨が降るたびにビクビクしているのです。
本来の日本の四季はどうなってしまったんでしょう。
毎年のように「何十年かに一度の災害」と発表されていますが、もう日本の気候は亜熱帯のようになってしまった。
これが当たり前だと考える方が正解なのかも知れません。
もう「何十年かに一度」ではなく、毎年の事と危機感を持つべきなのでしょうね。
昔、小松左京さんが書いた「日本沈没」という小説で映画化もされましたが、最近の地震や水害を見ていると、沈没はしなくても日本人が暮らす場所は無くなってしまうのではないかと危機感さえ感じてしまいます。
今回は気象庁も迅速に避難指示を発令したようですが、被害者が大勢出てしまった。
自分の身になって考えると、やはりまさか自分の住むこの家が流されたり、水没したりと言うことは考えにくく、ついつい避難が遅れてしまうのだと思います。
自然が相手に完全な防衛はできない。
それを改めて教えられた今回の災害。
温暖化の牙は無情に人々を街を地球を襲う。
その対策はもう手遅れなのでしょうか?



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