2018年09月28日

「 朝の散歩 30_0928 」






イヌの尻尾が 生えている

秋風と 右へ左へ 舞い遊ぶ 

我が家の イヌは お留守番

きっとゴハンで ご機嫌さん

お尻の エノコログサも 揺れ動く

そんな絵が 目に浮かぶ




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ー金沢 浅野川(AM.7:20)ー
※ エノコログサ(犬のしっぽに似ているところから「犬っころ草」)
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2018年09月26日

「 朝の散歩 30_0926 」







街の色 空の色 肌に触れる空気が 変わる

次の季節への 支度が始まる

収穫の季節

自分は今年 何を耕し

何を植えたのだろう

何に水をやったのだろう




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ー金沢 浅野川(AM.7:04)ー

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2018年09月25日

「 朝の散歩 30_0925 」







雨の日 

重い空が 壁を作り

道行く人は ただ目的の為だけに 歩く

敷かれたレールの上を 真っ直ぐ前だけを見て

光の 屋根のオアシスは

そんな 人々を 手招きする

人の歩みを 遅くする





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ー金沢 片町/プレーゴ(AM.7:25)ー



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2018年09月24日

「 善意 」








「あんなにしてやったのに・・。」と思うと。







昨日の夜、太腿の内側に軽い筋肉痛があるのに気付いた。

何で?

そんなに運動した覚えはないし、何かやったかな?
よく考えると、早朝から地元の旧小学校運動場の草むしりをやったのを思い出した。

しゃがんだり、立ったりの繰り返しで約1時間、黙々と草むしりをやってた。
何でかって言うと、地元の社会体育大会が来週の日曜に行われるから。
今ではもう使われていない小学校ですから、雑草も生え放題な訳です。

たかが草むしりくらいで筋肉痛ですか。
老化と運動不足を実感しました。

公民館委員をやってると、何かとプライベートの時間を裂かれることが多くなります。
多くの人達がボランティアでそれをやっているのですが、例えば今回の社会体育大会に参加される方々は、そんなことはあまり意識はしていないのでしょうね。
いや、決して恩に着せるつもりはないし、皆さんが楽しい時間を過ごしてくれれば良いとは思うんですけどね。

そう言う自分も、知らないうちに人様の善意で生かされていることが山ほどある訳で、お互い様と言えばお互い様。
何も公民館委員ごときで苦労を口にすることはないのです。

自分の土地でもないのに、毎朝公道を掃除する人。
浅野川の中に入ってゴミ拾いをする人達。
身近で、目に映る事だけでもそんな人達がいます。

本当の善意ってのは、看板を掲げてやる事じゃなくて、粛々と縁の下の力持ちとしてやる事なんじゃないかな?
自分が「あんなにしてやったのに・・。」って思うのは、善意じゃなくて、見返りを期待していることになる。
そう思った時点で、善意ではなくなる。

日本の社会の一部は、この善意という要素で成り立っているのかも知れません。


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2018年09月21日

「 朝の散歩 30_0921 」






たまには 手前味噌もいい

自分の中に 自慢できる味噌を作る

それができるのは いい

でも 慢心という豆が入ると

自分に 味噌をつけることになる






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ー金沢 東山1丁目ー(AM.7:21)
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2018年09月19日

「 朝の散歩 30_0919 」





タレルの部屋※は 400年も前からあった

空を切り取り 季節を眺め

空を切り取り 心を 顧みる

空を切り取り 空(うつ)を 知リ

空を切り取り 足るを知る





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ー金沢 金沢城/石川門 内ー(AM.7:34)
※「タレルの部屋」
金沢21世紀美術館に常設されている天井を真四角に切りとった、空を眺めるための部屋。

  

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2018年09月18日

「 朝の散歩 30_0918 」







いつもの一日が 始まる

激流ではなく

穏やかな 一日を願う

呼吸をするペースを 乱す事なく

深呼吸をする 余裕を持って

それが朝一番の 願い







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ー金沢 浅野川ー(AM.6:58)
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2018年09月17日

「家族旅行」






気持ちのいい時間でした。





先日の土日は久しぶりの家族旅行で、白馬のコテージに一泊しました。
もう皆さんいい歳なんで、全員揃っての旅行なんてなかなかできません。

いつもと違う環境に身を置くだけで、リフレッシュできる。
しかも白馬という高原でいい空気を吸って・・・と言うつもりだったのですが、初日の出発時は大雨で視界も悪く、道中車道の脇を流れる川も濁流が怖いほどの勢いで流れます。

目的地に着いたは良いけど、その近辺で昼食をと思っても知らない場所。
あちこち走っては見たが、ゴーストタウンのような寂れた商店街に迷い込んで、トイレに行きたかった事もあり、結局無難な食堂に入ることに。
蕎麦を頼んだのですが、何とも不味い蕎麦。
この辺は蕎麦が名物のはずなのに、ただ量が多いだけの食堂だった。

後悔しながら別のエリアを回っていると、ちゃんとした町があるじゃないですか。
蕎麦の専門店もちゃんとある。
何とも間が悪いと言うか、自分のいつものパターンです。

チェックインの時間が近ずいたので、いよいよコテージに行くことに。
森に囲まれた小ぢんまりとしたその佇まいは、期待通りの姿でした。
一軒家で6人まで泊まれるロッジ。
何から何まで揃っていて、必要なのは食材くらいでしょうか?
管理されているご夫婦はとても親切で、歓迎の手作りアップルパイを頂いて感激。
中にリンゴがいっぱい詰まっていて、とても美味しかったなぁ。

夕食時には畑で採れたミニトマトをゴッソリとご主人に差し入れして頂いたのですが、これがまた美味しい。
スーパーで買ってきたそれとは比べものにならないのです。

翌朝は青空が時々顔を出して気持ちのいい日になりました。
Joyの散歩をしていると、スキー場のゴンドラ乗り場がある事に気づいた。
とても親切にして頂いた奥様に挨拶をして、チェックアウトした後ゴンドラに乗って標高1800m地点まで上がる事にしました。

そんな予定はなかったので、みんな軽装のまま何も考えずにゴンドラの中へ。
その後二つのリフトを乗り継ぐのですが、気温が下界とは全然違う。
冷蔵庫の中に入ったようなもので、霧と言うよりも、雲の中に入ってしまってる。

その後、碌山美術館に寄って家路に着いたのですが、何の計画もなく、ただ家族で一緒の時間を共有する事が目的の家族旅行。
そんな時間がこれからどれだけ持てるのだろうか?と、そんなことを想いながらハンドルを握っていたのでした。



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2018年09月14日

「 朝の散歩 30_0914 」






友人

近過ぎず 遠過ぎず

いい距離の 関係

気を張らず 見栄も張らない

そんな ヤツが 一人いるだけで

人生 救われる





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ー金沢 天神橋ー(AM.7:03)
※Joyの友達
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2018年09月12日

「 朝の散歩 30_0912 」







一日の 始まり

まだ 眠そうな光が 好きだ

一歩進む度に 薄墨色の世界が 明けてゆく

まだ見ぬ 一日が 微笑んでいるような気がする

「おはよう!」の響きが

次の一歩を 進ませる





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ー金沢 高岡町ー(AM.7:14)
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年09月11日

「 朝の散歩 30_0911 」






人を避け 脇道を 歩き始める

他人と 顔を合わすこともなく

煩わしさも ない

たまに出会う人と 挨拶をし

決して 深入りはしない

表通りの派手な音を 羨ましいとも 思わず

静寂を 楽しむ





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ー金沢 金沢城公園ー(AM.7:26)
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2018年09月10日

「 コンピュータと表現と 」







何を伝えたいのか?何を感じて欲しいのか?






マンガやアニメは30歳を過ぎた辺りからあまり見なくなってしまって、現在では全くと言っていいほど興味が無くなってしまいました。
でも、食事の時にたまたま点けたテレビでそれを見かける事があります。

毎週やっている国民的なアニメを久しぶりに目にしたのですが、その変わりようにビックリ。

現代のアニメは全てをコンピュータで制作しているのでしょうが、その理由の一つに、時間の短縮があると思います。
手書きより何倍も早く仕上げられるし、修正も簡単にできる。

ただ、その弊害もあるわけです。
特にラインを描く場合にはペンで描く様な強弱が出来ない。

だから太さが一定の無機質な絵になってしまうのです。

たまたま見たそのアニメは、素朴さと家庭の身近なエピソードをテーマにしているもの。
そんな絵にはアナログの不安定な線や、形が必要だと思うのです。

見た瞬間にとてつもない違和感を感じました。

例えば、高級料亭のような店構えの中に入ると、中の雰囲気が大衆酒場だったような。
例えば、たこ焼きだと思って口に入れたら、シュークリームだったような。

そんな違和感。

見ていて気持ちよくないんです。
視線を外したくなる。

毎週レギュラーでアニメを制作するのは大変な作業だと思うし、だからこそコンピュータに頼る事になるのでしょうが、作る事がテーマになってしまって、表現することがお座なりになってしまっている。

大人の事情はあるにしても、何だかガッカリなのです。

これは他人事ではなく、デザインの世界でも言えること。
作る側は、あくまでも表現者でなくてはいけないと思うのです。


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2018年09月07日

「 朝の散歩 30_0907 」







年輪は 生きた証

厳しい 冬も

穏やかな 春も

実りの 秋も

全て 刻み込まれる

今 ここにある自分に 誇りを持てばいい

時の波を乗り越えて来た自分を 褒めればいい

立って 生きているんだから 

あんたは 偉い





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ー金沢 東山/妙具山 全性寺ー(AM.7:19)
※「オテラート金澤」って金沢のあちこちのお寺で、アートを展示しているらしい。

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2018年09月05日

「 朝の散歩 30_0905 」







毎月 毎月 何回通っただろう

車椅子を 押して 何箇所もの 部屋を訪ねて

何人もの 医者の 話を聞いた

この地に立つと 父と母の 影を想う

辛い記憶は 時が経ち 形を変える

建て替えられた 建物と同じように

美しい 姿となる






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ー金沢 金沢大学付属病院ー(AM.7:38)
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2018年09月04日

「 朝の散歩 30_0904 」







青い頃

酒を 浴びるほど飲んだ

味も分からない 若造は

粋がって 大人の真似をした

歳を重ね 枯れ始めた頃

一口の 旨さを知り

一滴の 美しさを知った




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ー金沢 長町1丁目ー(AM.7:17)

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2018年09月03日

「 止まらない! 」








前を見て、後ろを見て、頭上に注意!って事になる。






車を運転するようになって40年ほど経ちますが、身近で、しかも身内でこんなことが起きるとは思っていませんでした。

先々週の土曜日のこと。
車検を終えて車を引き取りに行った娘から電話が掛かって来ました。
電話を取ったカミさんが「えーっ!怖い怖い。」と言っているので、何事かと聞くと、「運転中にアクセルが戻らなくなった。」とのこと。

幸いなことに信号は青であったこともあり、ブレーキを思いっきり踏んだり、ギヤをパーキングに入れたりして、それでも時速40kmにしかならず、路肩に寄せてエンジンを切って、ようやく止めることができたようなんです。

そんな話を聞いただけでも、「ゾッ」とするのですが、当事者の娘はどれだけの恐怖を感じただろうと思うのです。

2年ほど前に6年落ちの軽の中古車を買い与えたのですが、走行距離は4万キロほどで、お買い得だった車。
でも、今回は車検の後の帰り道の故障なので納得できません。
ディーラーは平謝りでしたが、説明を聞くと、車検項目にはないパーツの劣化らしいのです。

個人を責めることはできません。社内の規定通りに決められた仕事をキッチリしていたのだと思います。
でも、メーカーとしての責任は取って貰いたいと話しました。

一週間後、車が直ったとの連絡が娘の携帯に入ったのですが、娘にしてもそんな車にはもう乗りたくはない。
謝罪も含めて、新車を格安で購入することになりました。
しかし、今回の故障はメーカーに関係なく、どの車にも起きる可能性はあるとのこと。

巷では、空飛ぶ車とかなんとか騒いてますが、地上を走る車でさえ制御できないことが起きるのに、ドローンでさえ飛ばす場所を規制されるのに・・。
とんでもない話だと思うのです。


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