2018年10月31日

「 朝の散歩 30_1031 」






青空を 切り取る

切り取って ポケットに入れる

寂しい時 悲しい時は

そっと取り出し 雲のハンモックに 寝そべる

目覚めると 

現実の厳しさが 懐かしく思える





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ー金沢 出羽町/石川県立歴史博物館(AM.7:41)ー



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2018年10月30日

「 朝の散歩 30_1030 」







炎色の 季節

少しの 暖かさに 身体が向かい

小さな 温かさに 心が動く

冷たく凍る季節に 身構え

気力を 蓄える

心の炎も 絶やさぬように






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ー金沢 主計町(AM.7:27)ー

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2018年10月29日

「 爽快感 」






今年も雨。





昨日は、金沢マラソンが行われました。
カミさんは何と4年連続で当選して今年も完走したのですが、このマラソンは天候に恵まれませんね。今回もほぼ一日中雨でした。

自分は30代の頃から走って来たのに、いよいよ金沢マラソンが始まると言う前の年に腰を痛めて走れなくなってしまった。そもそも抽選も外れてしまってたんですけどね。

長距離走の苦しさを知っているのですが、その爽快さも知ってるから、皆さんが走る姿を見ているとやはり羨ましいのです。

マラソンはよく人生に例えられます。
歩くにしても走るにしても、前を向いて一歩一歩進むしかないのです。

一歩一歩、一日一日の積み重ね。
苦しい時は一旦立ち止まって休んでもいい。

物づくりもマラソンに似ているように感じます。
とにかく手を動かして作り続けるしかないのです。
ゴールが霧の向こうにあって見えないこともある。
でもそれを信じて走り続けます。

どちらもゴールした時の爽快感は良いものです。

片方の爽快感を味わえなくなってしまった今、やはりもう一方の爽快感を味わうしかないのです。


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2018年10月26日

「 朝の散歩 30_1026 」







一つ 一つ 積み上げる

作り続ける限り 希望は生まれる

完成が 目的ではない

天にまで届く バベルの塔を見るのではなく

目の前の 小さな道具箱だけを見る

立ち止まれば 積み上げてきたものまで 朽ち果てる




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ー金沢 石引4丁目(AM.7:42)ー
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2018年10月24日

「 朝の散歩 30_1024 」







神様の社に届く 想い 願い

赤い情熱の実も 燃え尽きて落ちる枯葉も

神様は全てを拾い パズルをするように 仕分ける

幸福の隣には 災いがあり その隣には幸運がある

それらが絡まって 人の人生

永遠に 完成しない パズル






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ー金沢 東山/宇多須神社(AM.7:15)ー







 


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2018年10月23日

「 朝の散歩 30_1023 」







家のかたち 家族のかたち

一人 二人 三人 四人

時間が流れ かたちはできる

・・・四人 三人 二人

一人になっても 思い出家族





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ー金沢 尾張町(AM.7:19)ー
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2018年10月22日

「 作品とテーマと 」








子供の頃に戻って。






イラストレーションを描く時は、当然使用目的やターゲットなどが決定した後でその到着地点に向かって作業が始まります。

この習慣があるので、自由に絵を描けと言われても自分の場合、まずテーマを考えなくては一歩も前へ進めませんでした。
週に一回描いているこのブログのカットも、文章があって初めてどう描こうかと頭が働き出します。

今、あるグループ展に出展しようと描いている絵は、その今までの自分のやり方から脱線して描き出しています。
勿論大まかなテーマはあるにしても、決め決めにそこに向かって進む訳ではありません。
いや、何なら完成時にタイトルが変わっても良いとさえ最近思うようになりました。

60年生きてきた自分の中から出て来るもの以外何も出ないと思うし、自分と言う枠の中で描くことが個性であり、特に狙いを決めて物を作ることが無意味に思えて来たから。

元々アートってのは自己表現な訳ですから、自分と言う枠の中で描くものは全て線一本でも個性になる。
それ以上でも、それ以下でもないのです。

その枠の中で結果西に寄ろうが、東に寄ろうが、北に行こうが、南に行こうが、自分は自分。
あとはその制作を子供のように楽しめば良い。

頭では分かっていたのですが、そんな事を身をもって感じ始めた。

仕事で縛られて、その上、趣味で描く絵まで自分で自分を縛る必要はないのです。

頭だけで考えると先に進めなくなる。
楽しいことをすれば、先に進みたくなる。


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2018年10月19日

「 朝の散歩 30_1019 」







雲しかない空を 見上げる

過去も 現在もない

あるのは 青と白の世界

自由に 時間を旅する

格子の隙間から覗く 侍が見える








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ー金沢 金沢城公園(AM.7:28)ー
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2018年10月17日

「 朝の散歩 30_1017 」






一つの波紋が 広がる

一つ一つの波紋は 繋がり

大きな 波となって

世界を 揺らす

一人一人が 主役

一人一人が 宇宙





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ー金沢 本多町/鈴木大拙 館(AM.7:29)ー
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2018年10月16日

「 朝の散歩 30_10_16 」







窓の外の物語り 窓の中の物語り

内から放たれた 想いは

街を駆け抜け 空に羽ばたき

宇宙を巡って

また 窓の内の 想いに帰ってくる




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ー金沢 広坂/四校記念文化交流館(AM.7:39)ー
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2018年10月15日

「 木梨憲武 展 」







描く事は、遊ぶこと。






先週末は「木梨憲武 展」へ出掛けました。

この展覧会の最終日になってしまったのですが、やっと見ることができた。
とっても良かった。
何よりもこの方は、ものづくりを楽しんでおられる。

これが基本ですね。

どんな絵を描けば評価されるか?とか、何を描けば売れるか?とか、そんなことを考えてはいないのです。
もともと絵を描くって事は遊びから始まっているわけですから、何も考える必要はないのです。
子供の様にものづくりを楽しめばいい。

でも悲しいかな、イラストレーターっていう絵を描くことを仕事にしてしまうと、必ず正解と不正解はあるわけで、楽しんでばかりはいられないのです。
しかもこちらがベストだと思った作品が、クライアントの一声で否定されてしまう場合もあって、何かとストレスも溜まる。

だから長年この仕事をやっている人種は、自由に自分の世界を描けるアートの世界へ方向転換する方々が多い。

しかし需要と供給の問題があるから、好きに描くとお金は稼げない。
ジレンマなのです。

芸能人で絵を趣味にする方々は多いのですが、大抵は趣味程度。
ネームバリューがあるから、ちょっと上手なだけで売れたりするのですが、この方は違いますね。
時間もお金も惜しみなく製作活動に使っていると思うし、色彩感覚といい独特の目線といい、才能が溢れていると思うのです。

作品を見た人が幸せな気持ちになれる。
笑顔を誘う。

コメディアンと言う、人に笑顔を与える職業が、ものづくりにも反映されているのだと思います。

色々学ぶ点が多いと共に、純粋な気持ちにさせてくれる展覧会でした。


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2018年10月12日

「 朝の散歩 30_1012 」







空からの 贈り物

空の はじまり

海の はじまり

生命の はじまり

この地球(ほし)の はじまり

キラキラ 輝く

 


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ー金沢 広坂/シイの木迎賓館(AM.7:24)ー
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2018年10月10日

「 朝の散歩 30_1010 」






世界を照らす 光もいいが

自分だけを 照らしてくれる

一点の 光

そんな 光が ありがたい

その気遣いが 心にしみる





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ー金沢 東山(AM.6:56)ー
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2018年10月09日

「 朝の散歩 30_1009 」







手の平に 形を変えて

「大好き」が 繋がる

その温もりが 次の一歩を 弾ませる

今日も一日 いい日でありますように





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ー金沢 竪町(AM.7:33)ー


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2018年10月08日

「 不公平 」






結局社会体育大会は台風で中止でした。





体育の日

腰を痛めてからは、ろくに運動もしなくなってしまったのですが、見ることは好きです。
と言ってもテレビでですが。

「世界バレー2018」をテレビ中継しているので、ほぼ試合は見ているのですが、とても違和感を感じるのです。
開催地は毎年替えているのでしょうが、その国その国でこんな応援をしているのでしょうか?

今回は日本が開催国。
テレビ中継から聞こえて来るのは、マイクを使って館内全体に響く「ニッポン!ニッポン!」の掛け声。
それを先導するのはプロのDJの声。
しかも、サーブを打つ瞬間を除いて、プレー中もずーっと喋りっぱなし。
国際大会で、これって不公平じゃないですか?
いや、それ以前にその声がやかましいし、煩わしいのです。

自然と湧き上がる応援は当然の事だと思うのですが、マイクパフォーマンスでその応援を強制するのはどうかと思うのです。
対戦相手国の応援団がいたとしても、これじゃぁ霞んでしまいます。

サッカーやプロ野球の様に、対戦国や対戦地全てで試合をするのならホームとアウエーの差が出てもしょうがないと思うのですが、そうでないスポーツは公平性が必要だと思うのです。
テニスの様に開催国一国で勝敗を決めるスポーツは、試合中は静寂を求められます。
プレー中の大声での応援なんて、もっての他ですよね。

日本を応援したい気持ちは当然あるのですが、スポーツってのは公平性がないと、見ていて面白くないのです。


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2018年10月05日

「 朝の散歩 30_1005 」






願い事を持つことは 目標を持つこと

神様を待てることは 努力できること

欲も願いも無くなってしまった は

希望が 無くなってしまうこと

願いは 多いほど良い





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ー金沢 尾張町(AM.7:22)ー



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2018年10月03日

「 朝の散歩 30_1003 」







一人が放った 一点の光が 

網の目の様に繋がる

光は また光を呼び 世界へと 広がる

闇の大王は 身を潜め

鳥は歌い 草花は 踊る




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ー金沢 21世紀美術館(AM.7:47)ー

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2018年10月02日

「 朝の散歩 30_1002 」






突然の雨に 屋根を借りた

傘を掲げて歩く人を 羨ましく思い

一人 雨音を聞く

鳴り止まぬ拍手の様な その音に

久しぶりに 褒められた様な気がした

心の中で 両手を挙げて応える

ありがとう 頑張るから




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ー金沢 尾山町(AM.7:13)ー
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2018年10月01日

「 全力で眠る 」








眠れる人。 眠れない人。







昨日夜中の風は凄かった。

台風だから覚悟はしてたのですが、家が揺れたりした時間があったものですから、熟睡はできませんでした。
そんな話を朝食の時に家族にしたら、カミさんも息子も全然そんな事は知らず熟睡してたようで。

この違いは何なんでしょうね。

血液型は自分がO型、カミさんと息子はB型。
よく巷で言われるB型の性格そのものの様に感じます。

O型からすると、このB型の性格はとても羨ましいのです。
悩み事があって眠れなかったって話は、カミさんから聞いたことがありませんから。

多分、その場その場で割り切れるのでしょうね。
良い事も悪い事もいつまでも引きずらない。

だから今に集中できるのだと思います。
結果、眠る時は眠る事に集中できる。

絵を描くってことは、その世界に入り込むってこと。
上手くいっている時は、その世界の中を旅することができます。
でも上手くいかない時は、現実と虚像の世界を行ったりきたり。

集中力も散漫になり、他のことが気になり出す。

きっと良い仕事ができてる時は、集中力も上がるから疲れ果てる。
熟睡しようと思ったら、思いっ切り仕事をして、思いっ切り遊ぶ。

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