一年が短い
若い頃と違って、年々お正月の特別感が無くなっていきます。
特に来年の1月は、ニューヨークでのグループ展が待っているので、心は不安定です。
作品は全て完成したので一段落ですが、次はこれらを送る準備と手配をしなくてはいけません。
ダンボールを加工して極力ぴったりサイズの梱包をしないと、輸送料にも反映しますから。
それよりも、何よりも、現地での生活や移動が一番不安なのです。
ただでさえ知らない人間とは話をしたくない性格です。
それが言葉が通じない人しかいないと思うと、余計に憂鬱なのです。
しかしまあ、同じ人間ですから何とかなると思うしかないのです。
宿泊代も節約したんで、毎日ギャラリーまで地下鉄で30分間かけて移動です。
まさかこの歳になって、こんな経験をすることになるとは全く考えていませんでした。
カミさんと二人で年に一、二度、ゆっくり国内旅行でもできればと思っていたのですから。
しかし、自分よりも随分歳上の百鬼丸さんが常にチャレンジしている姿を見ていると、この歳でそれを辞めてはいけないと思うのです。
クリエイターを目指して、この世界に入って、これを突き詰めるのは一生の仕事と改めて思い知らされました。
というか、創作活動が何よりも好きだし、人から評価されなくても、自分にはこれしかないのだという事も忘れかけていました。
そんな意味では、良い機会を与えてもらえたと思ってます。
来年はどんな年になるのか?
楽しみが増したことは、確かです。
今年も一年、お付き合い頂きありがとうございました。
毎日の独り言ですが、またよろしければ、来年もご訪問いただければ嬉しいです。
それでは皆様良いお年を。

*グループ展への作品その1


https://www.artandselection.net/junichi-ichimura

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