天敵がいないから
今年の浅野川は、とっても騒がしいのです。
春頃からなんですが、夜になるとカエルの大合唱が始まり、睡眠を邪魔します。
61年間この地に住んでいて、初めての経験かも知れません。
とにかくその数が多くて、騒音レベル。
そう言えば、散歩をしててオタマジャクシが大量に発生してるのを見てました。
何でこんなことになったのか?
近所のおばさんと話してなるほどと思ったんですが、最近近くにある「梅の橋」の補強工事をやってたんですね。
それで、今まで生息してたシラサギやアオサギなんかがこの近辺に来なくなった。
彼らが来なくなると、オタマジャクシやカエルを捕食する動物がいなくなる。
そうなるとカエルの大発生に繋がる。
改めて思うのは、自然は繋がっているってこと。
何かが居なくなれば、そのバランスが崩れる。
人間だけが、特別だと思ってはいけないのです。
地球に住んでる、一生物にしか過ぎないんですから。
自然の摂理に反したことをすれば、必ず自然に報復される。
自然にない物を自然に捨てれば、いずれは人間にも返って来る。
ところで、2日ほど前から大雨になってます。
幸いこの地域に災害はなかったようですが、この大量の雨でカエルもオタマジャクシも流れてしまえば助かるのですが・・・。
あっ、その考えは問題が自分の目を通り過ぎれば、どうでもいいってことに繋がるか。
天敵がいない人間は、無茶をすれば自然から報復される。
近年の大雨や異常気象も自然からの天罰。



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