ラグビー、盛り上がってますね。
自分も、にわかファンとして興奮しながらテレビ観戦しています。
正直、いくら日本開催とは言え、ここまで盛り上がるとは思っていませんでした。
やっぱりスポーツは応援するチームが強くないと盛り上がりませんね。
それと、この競技は間延びする暇がない。一瞬一瞬にドラマがあるのです。
日本以外の試合もついつい観てしまいます。
アメラグの様に防具を着けるわけでもなく、自らの身体だけを頼りに攻め、守り、チームの為に自己犠牲を払う。そこに感動が生まれるのです。
ある方が言っていたのですが、あれだけ屈強な大男達がするスポーツなのに荒れないのは、パスが後ろにしか出来ないからだと。
常に後ろを意識しているから、そこで冷静になれるのだと。
ノーサイドの後の互いのチームを讃え合う姿もいいですね。
自分達の業界もその昔は、スペシャリストが集まって一つの仕事をやったものです。
ディレクターがいて、デザイナーがいて、コピーライターがいて、カメラマンやイラストレーターがいて。
そんな仕事が大好きでした。
それぞれが力を発揮して一つの物を作り上げる。
しかし、そんな仕事は今や限られた一流の人達だけの世界になってしまいました。
コンピュータが出て来てからは、一人のデザイナーがほとんど全ての事をやらざるを得ない時代になっています。
自分は組織の中に身を置くのは嫌いです。
でも、独立した者同志が力を合わせて、自分の得意分野で一つの目的に向かっていくのは好きですし、楽しいと思うのです。
こんな時代だからこそ、素朴に力を合わせて敵に立ち向かう、そんなラグビーに心を惹かれるのかも知れません。



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