2019年12月30日

「 今年も終わり 」






もう終わりですか。




歳を重ねるごとに、一年に加速度がつきます。

本当にアッと言う間の一年だった。
去年の今頃は、ニューヨーク での展覧会の為の作品作りにアタフタしていました。
緊張と不安を抱えての一人旅は、いい経験だったと思います。

今年はと言うと、お陰さまで仕事の方が忙しく、頭の中をアーティストモードに切り替えることが難しかった。
不思議なもので、仕事が忙しいと思考がデザイナーやイラストレーターのモードになってしまうのです。

自分だけの世界、その遊びの世界に入り辛くなります。

しかし、仕事がないと生活ができないし、画材を買うこともできない。
世の中うまく行かないものです。

そんな中、一応作品は作って、ニューヨークへは送りました。
でも、自分が満足していない物を出しても、賞など取れるはずもなく、案の定展示のみで終わりました。

来年こそは1年かけていい作品を作り上げたい。
そして胸を張ってレセプションパーティに出席したいものです。

今年一年、つたない文書と写真、そして絵を見に訪れて下さった皆さん、本当にありがとうございました。
いつまで続けることができるかは分かりませんが、まずは来年もよろしくお願いします。

皆様にとって良い年でありますように。



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2019年12月27日

「 朝の散歩 2019_1227 」





冬将軍が やってくる

黒雲に乗り 大勢の白い兵隊を連れて やって来る

街中にホワイトカーペットを 敷き詰め

堂々の 行進だ

今回は いつまでのご滞在でしょう

早めのご出立を 願います







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ー金沢市 東山1丁目(AM.7:11)雨ー

 
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2019年12月25日

「 朝の散歩 2019_1225 」







年が迫っても 変わっても

そこには 人がいる 

汗水流す 人がいる

それぞれの 人生がある

人生に リセットはなく

明と暗の 積み重ね

一日 一日の 積み重ね






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ー金沢市 石引4丁目(AM.7:29) 晴ー
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2019年12月24日

「 朝の散歩 2019_1224 」






子供だった頃

サンタさんに おねだりした

やがて それが幻だったと気付き ガッカリしたしたものだ

そして 自分がサンタになる日が訪れ

幻だと思ったサンタが 

今度は 自分の心の中に存在することを 知る

だから毎年この日は 心の中が 温かくなる






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ー金沢市 柿木畠(AM.7:32)雨ー



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2019年12月23日

「 ステージ 」








月がみているアユの旅







3ヶ月ほど前だったでしょうか?

ど素人のカミさんが、ダンスパフォーマンスに参加すると言う話を聞いて、「無茶をするなぁ・・」と思ったものです。
それからは週2回の練習を続け、昨日その公演が金沢の芸術村パフォーミングスクエアでありました。

「 次世代につなごう女川・水文化プロジェクト2019 」

そんなタイトルのイベントなんですが、第一部がそのダンスパフォーマンスで、アユの一生をダンスで表現するもの。
第二部は「しらい みちよ」さんのライブでした。

大まかに言えば、水の大切さや環境保護をパフォーマンスを通して訴えるイベント。
自分が18年続けている「ざぶん賞」と通じるものがあるのです。

地方都市に住んでいると、演劇やダンスをなかなか生で見る機会はないので、必然的に興味も湧きません。
だからそれに対しては批評も感想も的確に表現できないのですが、とっても良かったと思います。

共演する子供達の歌もダンスも上手でした。

ウチのカミさんと言えば初めての経験で、「その他」の様な役柄でしたが、ステージに上がってたくさんの人の拍手を受けると言うのは、今までにない心地よい感動を受けたのではないかと思います。

自分はこの歳になって、そんなことをやろうとはとても思えませんからねぇ。
そのチャレンジ精神は大したものだと感心させられるのです。

テーマを持ってそれを表現する。

このことがこの先続いていくのかどうなのかは知らないのですが、絵を描く自分と同じように、その苦労を共有できるのではないかと感じます。

「ざぶん賞」と、このパフォーマンス。
いつかコラボが出来れば素晴らしいイベントになると思うのですが・・。


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2019年12月20日

「 朝の散歩 2019_1220 」






どんな善人の心にも 片隅に悪魔は宿る

国を司る 善人であるべき人達にも 悪魔はささやく

ましてや 国のトップに座する人は 

それに立ち向かう 強い心の盾がいる

でも 長くその座に居続けると 悪魔のささやきは頻繁となり

その心の盾にも 穴が開き始め

その盾は 本来守るべき 民衆に向けられる






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ー金沢市 金沢城公園(AM.7:32)曇りー
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2019年12月18日

「 朝の散歩 2019_1218 」







温かい色に 足が向く

温かい色に 心が向く

冬の季節

人は 温かさを求め

温かさを 与え

人に 優しくなれる





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ー金沢市 東山1丁目(AM.7:15)雨ー
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2019年12月17日

「 朝の散歩 2019_1217 」






サンタさんに 

何か一つお願いをするとしたら

毎日が ワクワクする

それくらいの 才能をください。

そんなお願いを する






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ー金沢市 香林坊(AM.7:31)雨ー
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2019年12月16日

「 ボランティア 」







基本は自分が大切だけど。





朝の散歩に出かけるとその度に児童を見守る交通巡視員の方に出会います。
小学校の授業がある時期は、必ず交差点に立って児童を誘導しています。

早い方は、朝の6時半頃からほぼ毎日ですから、大変な事ですし、使命感を持っていないとできないボランティアです。
夏はまだいいと思うのですが、冬の寒さに何もせずに立っているのは辛いと思います。

自分も朝の散歩を4年ほど続けていますが、これは自分の為。
人の為にこんなことをやろうとは思わない。

この歳になるまで、人のために何かを積極的にやったと言う記憶がありません。
仕事は結果的に人のためになるのかも知れませんが、報酬がないと成り立たないし、現在やっている町会長や公民館委員も、他にできる人がいないから仕方なしにやっているだけ。

唯一、「ざぶん賞」で挿絵を描くことが人のためになる事なのかも知れないけど、これは絵を描くことが好きだからってことが大前提。

辛いことを自らってのは、なかなかできないものです。

でも、毎朝のように街角に立っている交通巡視員の方々の顔を見ると、とても生き生きとしているのです。
子供達に毎朝出会うのを楽しんでいる。

よく考えると、他人から見て「辛いだろうなぁ」って思うことでも、本人は「楽しい!」ってことがあって当たり前。
世の中それで成り立っているんだから。

若い頃は「人の為に」なんてカケラも思わなかった分、60歳を越えた今、少しは自分が楽しいと思えることで世の中に貢献できれば・・・と反省しつつ、そんな余裕が欲しい。



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2019年12月13日

「 朝の散歩 2019_1213 」







1日が 始まる

やすらぎと 夢の世界から 

現実の世界へ 這い出すように

地下深く 潜めていた意識を 浮上させる

冷たい空気は 頭を覚醒へと 導き

やがて 意識と身体がつながる

さあ 一歩前へ 動き出そう






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ー金沢市 香林坊(AM.7:33)ー

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2019年12月11日

「 朝の散歩 2019_1211 」






時間と言うアーティストは

地球上の あらゆるものを 利用して

一秒 一秒 コツコツと 作業を続け

作品を 仕上げる

日に日に変わる その創作物に

人は ある日突然気づき 驚く

そんな 大きなテーマに 人は敵わない





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ー金沢市 兼六園(AM.7:21)ー
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2019年12月10日

「 朝の散歩 2019_1210 」






山の神は いる

日の光の影には 確かに堂々とした

神が いる

全ての命が 海から生まれ

やがて 山にたどり着いた

人もまた 山に登ろうとする

人生という山に

頂上から見つめる 神に出会うために





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ー金沢市 卯辰山/見晴らし台(AM.7:32)ー
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2019年12月09日

「 ややこしい 」






今のところ、必要ない。




AIの技術が進んで、家電も変わってきましたね。

テレビのコマーシャルでも、よく声をかけるだけでエアコンのスイッチが入ったり、テレビが点いたりって言うのをPRしてます。

でも、自分的には「?」なのです。

人は他の動物が持っていない「言葉」を得ました。これはとてつもない脳の進化なんだと思うのです。だから、話すということは、脳にとっても大きなストレスがあるんじゃないかと想像します。

つまり、話すことよりも手を動かす方が、動作としては楽なんじゃないかと。

もちろん障害を持った人の補助の為にはなるし、場合によっては話す方が効率が良い事もあるとは思うのですが、自分にとっては、テレビに話しかけるよりは、手元にある一つのボタンを押す方が楽なのです。

こんな事を考えるのは、歳をとったって事なんでしょうかね。
話す事が邪魔臭くなって来るってのは、老化なんでしょうか?

そんな意味では、家電に話しかけるのはボケ防止にもなるのかな?

そう言えば以前、ある有名コメディアンのおじいちゃんがボケて、ポットにいつも話し掛けてたってことを言ってたなぁ。

そう考えると、AIがあるポットに話しかけてるのか?本当にボケたのか?分からない紛らわし世界になってしまう。



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2019年12月06日

「 朝の散歩 2019_1206 」






ショーウィンドウは 魔法の窓

現実と 夢の世界を 行き来する

一歩足を 踏み入れると

命を与えられた物達が ストーリーが 動き出す 

時代も時間もわからない その世界が 回りだす

見知らぬネコが 声をかけてきた

「お前さんは どこから来た?」

「僕は・・・。」

答えようとした途端 後ろで 車のクラクションが音を立てる

あっ。

傘をさし 佇む自分がそこに写る

もとのショーウィンドウに 戻っていた





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ー金沢 東山1丁目(AM.7:22)ー
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2019年12月03日

「 朝の散歩 2019_1203 」






屋根裏部屋の住人は 窓から目を光らせる

巨人が潜む その城を じっと見張る

その大きな身体は 人をアリのように扱い

欲望のまま 庶民の肉を血を 食らう

屋根裏部屋の住人は 反撃の機会を待つ

戦士達が集結し声を上げる その機会を

小さな窓の 奥で 待つ



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ー金沢市 十間町(AM.7:34)ー


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2019年12月02日

「 二つのお知らせ 」





今日はお知らせです。




1つ目、毎年この時期、金沢で行われるイベント「ざぶん賞」のお知らせです。
今年でもう18年なんですね、これは。

全国の小中学生から「水」や環境問題に関する作文や詩を募集して審査し、上位の子供達にプロのアート作家が挿絵や陶芸でコラボする、その表彰式と展覧会が12月6日(金)から8日(日)まで金沢市文化ホールで行われます。

初回から参加しているんですが、当初アート作家は挿絵画家の西のぼるさんと、自分の二人だけだったんです。
今では、何十倍もの作家さんに手助けして頂いて、大きな展覧会となりました。

純粋な子供達の文章を読むと、毎回感動させられるのです。

今回は会場が広いので、各アート作家さんのオリジナル作品も併せて展示します。
自分は今年の2月にニューヨークで展示した作品3点を展示するつもりです。
お時間がありましたら、是非お越し下さい。

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2つ目のお知らせ。

毎回イラストをレギュラーで使って頂いている滋賀県のお酒「唯々」の冬の限定酒が販売されました。
早いもので、今年で3度目の冬のラベルです。
コピーライトは金沢のコピーライターの大波加さんです。
いつも心が温まるいいコピーを書いてくれて、イラストもお酒もより良く見えるのです。

もちろんお酒もとても美味しい。
あの農口さんの愛弟子が杜氏をされているので、比較的安価ですが美味しく、季節ごとにしっかり個性があります。

金沢では「酒千庵水上」さんのみの販売ですが、ありがたいことに毎回早いうちに売り切れる、人気商品になっているそうです。
今年の冬酒は「特別純米無濾過生原酒」
お酒好きな方は一度是非早めにお買い求め下さい。

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記