教える人材がいなけりゃ・・。
昨年ニューヨークでのグループ展で渡米して、もっと直接会話が出来たらいいなと思い、帰ってから英会話を習い始めました。
しかし、まだまだ会話と言うまでには、時間が掛かりそうです。
先日JOYの散歩で、東茶屋街を通った時の話。
外国の観光客の男性が、下校して来た小学生の男の子達に「picture!picture!」と声を掛けていました。やはり日本の制服が珍しいのでしょうね。写真を撮らせて欲しいと言っているのです。
子供達もよく声を掛けられるのか慣れたもので、すんなり立ち止まってポーズをとっています。そしてその男性も撮り終えた後に「Nice picture. Ok thank you!」と子供達にも分かりやすい英語でお礼をを伝え、子供達も皆んなでバーイ!と手を振っていました。
自分達が小学生だった頃は、外国の人に対してここまでリラックスした対応は出来なかったと思います。
今年から本格的に小学校の英語教育が始まるようですが、とっても疑問なのです。
何十年も前から、日本では中高の6年間で英語を学んでいます。でも英会話ができる人はほとんどいないのです。
何故か?英語が話せない先生が、英語を教えているからじゃないでしょうか?話せない先生達が教え易すく、かつ点数をつけ易い授業内容になってしまっているからなんじゃないかな?
だから、同じ授業内容で小学生に前倒しで教えても現状が変わるとは思えないのです。
必要なのは、ネイティブな英語を話せる外国の先生だと思うのです。
日本語的な発音の英語を聞いても、本当の英語は聞き取れないですからね。
茶屋街でのワンシーンの様に、単語だけでも通じる事もあります。要は本物の英語に慣れ親しむ事の方が先なんじゃないかな?
文法の試験なんてのは極端な話、「英会話」じゃなくて、「英語」を本格的に勉強したいと思って大学に入った人間だけでいいと思う。
なんて、勉強嫌いの自分が言っても説得力はないのですが、要は言葉なんですから。
言葉は日常の中で習得するもの。
間違っても良いからまず使うことが大切だと思うのです。
学問にしてしまうから面倒になる。



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