リーダーの器の大きさが測れる。
昔、「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!」って言う台詞の映画がありました。
今、正しくこの状況があるように感じます。
現場の医師や専門家の意見を何故もっと吸い取って実行に移せないのか?
不思議でしょうがないのです。
もう何ヶ月も前から、
・発熱外来を作らなくてはいけない。
・検査数を増やして。疑わしい症状の患者は早期に検査し、感染を止めなければいけない。
そんなことを常に耳にしていました。
ですが、それに反抗するように何故か厚労省は実行に移さない。
何故なんでしょう?
ここ数日で、ようやく給付金の具体案が出て来ました。
ですが、テレビでの討論を見ていても根本的にポイントがズレているのではないかと思うのです。
その給付金を営業の保証や景気対策として考えているのですが、その前にまず人の流れを止める為にお金を使うべきなんじゃないだろうか?
人々が生きるために必要な商業活動以外はストップさせなけれならない。
でも、お店を閉めると生活できない方々が生まれる。
だから、一律に個人個人に給付金を配って、せめて一ヶ月位は仕事をしなくても生活できるようにすべきだと思うのです。
経営者にとっても固定費で大きいのは人件費だと思います。
それを国がカバーしてくれれば、しばらくの間は休業できるのではないでしょうか?
諸外国じゃぁ、正にそれをやっているじゃないですか。
そもそも一律で企業や店舗に一定額を配っても、その従業員の数によっては全く足しにならない企業もあると思うのです。
しかも審査の為の書類を作成して、提出しなくてはいけないから時間も掛かるし、役所にはその書類の為に人だかりが出来て、そこでまた感染が広がる。
時間が掛かると、店を開けざるを得なくなる。
それなのに、政治家は商業活動の保証の話ばかりしている。
補填の為にお金を配ると言う発想と、ウイルスの感染を止める為にお金を配ると言う発想では、対策に違いが出て来ると思うのです。
まずは広がる感染を止めなければ、保証も景気対策もないのです。
国のリーダーには、大胆な決断とスピードを持って対処してほしいなぁ。
マスク2枚に250億かけなくても、あの程度のマスクなら数分でハンカチマスクが手作りできるし、ネットでも色々なマスクの作り方を見る事は出来ます。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!」
そんな叫びが、この国中から聞こえて来ているんじゃないだろうか?
我々凡人が考える事は、国の頭の良い方々がとっくに把握していると思うのですが・・・。


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posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:45|
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