2020年04月20日

「 危機感 」







もはや日常ではない。





ニューヨークでは、保護ペットの引き取りの問い合わせが急増していると言うニュースを見ました。
家に閉じ篭りっぱなしの生活に、人は癒しを求めていると言う解説をしていました。

ウチに愛犬のJoyが来たのは、2年前の11月。

すっかり家族の一員になった彼は、我が家にはなくてはならない存在になりました。
こんな外出を控えなくてはならない毎日でも、家族に笑いを与えてくれます。
そんなことを思うと、Joyが家に来たのは偶然ではなく、必然だったのではないかとさえ思えてきます。

彼は将来に不安を抱えるでもなく、過去を振り返ることもありません。
今を楽しんでいます。
だからこそ、そんな姿を見て人は一瞬でも嫌なことを忘れ、また頑張ろうと思えるのだと思います。

原始の時代から人はペットを飼っていました。
化石や遺跡からもそれは証明されています。
特に犬と人とはかなり長い付き合いらしいですね。

犬の祖先は狼だと思うのですが、ペットとして飼い慣らされてしまった彼らは、とっても弱い存在になってしまいました。

最近の情勢を見ていて思うのです。

もし、ペットを飼っている家族全員がコロナに感染してしまって、入院することになったら。
その時ペット達はどうなるのか?

親戚に預ける? 動物病院やペットショップに預ける?

いろいろ考えるのですが、どれも問題があると思えるのです。

ペットどころか、実の幼い子供がいる家庭の場合はどうすればいいのか?

これだけ感染が広がって来ると、普段考えなくても良いことを考えなくてはいけなくなるのです。

でも、まだまだ個人個人で危機感に差がある様です。

東京の大都市では多くの人出が減っている様ですが、地域の商店街では逆に人出が増えている。
テレビで見ても、手を繋いだカップルや家族連れで買い物に来ている人達がいる。
自分達は感染しないとでも思っているんだろうか?
自分達は他人に感染させないと思っているんだろうか?

今は、日常ではないのです。
普段想像しないことを想像して対処しなければいけない、そんな段階なのだと思うのです。


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posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記