毎年この時期になると
同じ心配をしなくてはいけません。
子供の頃は、季節がもっと緩やかに流れていたのです。
夏の気温も35度を超えることは滅多になかった。
陽が落ちて川風が吹く頃になると、天神橋の上には夕涼みに訪れる人々であふれていました。ウチの爺さんなんかは、サマーベッドを持っていって熟睡してたものです。
今はと言うと、クーラーが普及したせいもあるけど、橋の上で涼む人は全く見かけませんし、そんなに涼しい風も吹かない。
日本の四季の良さが、日本の四季の美しさが、どんどん失われて行くような気がします。
12年前の浅野川の洪水を思うと、今回の九州の大雨も人ごとではないのです。
またいつ同じ事が起きるのか?
毎年この季節は恐怖心が心にも体にもまとわりつくのです。
毎年日本のどこかで同じ災害が起き、同じ画像をテレビで見せられている。
異常気象が日常になった今、国には根本的な対策が必要なんじゃないだろうか?



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