2020年10月12日

「 こもった一年 」





楽しみながら描きたい。




去年の2月はニューヨークでのグループ展、今年の1月はさいたまでのQueenのコンサートに出かけた。
今のこのコロナ渦の状況を考えると、夢の様な話です。

コロナが発生していなかったとしても、今年は予想外の仕事の忙しさと、来年1月の個展の準備で多分何処へも遊びには行けないのです。

元々出不精の自分ですが、さすがにこれだけ籠る事になると気分を解放したくもなります。

今年もあと2か月半。
作品作りに焦りを感じます。

絵を描くって行動は、元々は遊びなのです。
だから楽しくなければ良い絵は描けないと思うのですが、好きな時に自由に描くとなると、これまたいつまで経っても完成しなくなる。
ある程度の緊張感も必要なのです。

今はその程々の緊張感かと言えば、楽しみよりも緊張感の方が優っている状態かも知れません。

昨日も嫌な夢を見ました。
ある展覧会に出展する為に200号ほどの絵を描くのですが、とても人前に出せる様なレベルには仕上がらない。
結果、搬入当日に出展を諦めると言う夢。

個展ってのは、現在の自分をさらけ出すってこと。
丸裸になるってこと。
考えてみると、とっても恥ずかしいことなんですね。

良くも悪くも、それが自分の全てってこと。

見栄を張らずに、自然体で描くしかないのです。
久々に座禅でもしてみようか。




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title: 上昇気流


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posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記