2021年01月29日

「 朝の散歩 2021_0129 」






山に登った

フードから覗かせた顔に

強風で 刺さるように霰があたる

時おり吹く猛烈な風は 唸り声をあげ 木々を揺らす

森に囲まれたその場所は 何かを語りかけてくる

たった1人 嵐の中その場所に佇むと

何故か 涙が溢れ出した

僕は 近くにいた笹の葉に握手をして また歩き出した




sa_21_0129.jpg
ー金沢市 卯辰山/眺望の丘(AM.7:22)雪ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月27日

「 朝の散歩 2021_0127 」







雨が 全て洗い流してくれればいいのに

全ての 負や魔性を

人の心に潜む それを

社会に潜む それを




sa_21_0127.jpg
ー金沢市 四校記念公園(AM.7:24)雨ー

posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月26日

「 朝の散歩 2021_0126 」







人は一人で 生まれ

一人で あの世へ旅立つ

でも 一人では 生きていけない

感謝の気持ちがあれば

いつの間にか 人と人は

繋がっていることに気づく




sa_21_0126.jpg
ー金沢市 金沢城址公園(AM.7:20)曇りー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月25日

「 個展終了 」





ありがとうございました。




「仕事」と言う言葉には幾つかの意味があると思います。
1.生活を維持するための仕事
2.社会に奉仕するための仕事
3.自分が自分であるための仕事

その3番目の意味の仕事である個展が昨日無事終了しました。
天候の悪い中、本当にたくさんの方々にご観覧頂き、6日間で80名近くの方々がいらしてくださいました。感謝感謝です。

その上、身に余る多大な感想と評価を頂き、またこれでこの「仕事」を続けて行ける自信とエネルギーを頂きました。

中でも、とある建築家の方が、「蔵の中の作品だけで、一本の映画を見たような気持ちだ」と言ってくださった言葉が心に刺さりました。
またその方は「どうかした?何があった?」とも感想を言ってくださったのですが、最後に個展をしてから17年。その間に悩んだことや影響を受けたことが形になって現れたのだと思います。

正面に飾ってあった大きな横長の作品のタイトルは「揺らぐ心 揺らがぬ心」ですが、まさに自分の人生のテーマは自分にとっての「美」を追求すること。
それは何があっても「揺るがない」のです。でも、年齢や歳を重ねるにつれてその表現方法は変わっていきます。「揺らぎ」があって人は進化していくのだと思います。

気力を使い果たした一年でしたが、ここ数年にはない充実感を味わうことができました。
「終わり良ければ全てよし」これもこの展覧会に足を運んで頂き、感想を頂いた皆様のお陰です。

一つ心残りがあるとすれば、会場側との打ち合わせ不足で、最終日も6時まで展示できると勘違いしていた自分のミスで、4時に終了して搬出作業をしなければならなくなったこと。
その間にも訪れてくださった方々がいらして、絵を観て頂くことができなかった。

本当に申し訳ないと思っています。

また数年後、いい個展ができるよう楽しみながら頑張ります。
ありがとうございました。


Sa_21_0125.jpg

syuppan_cm02b.jpg


good_s_cm.jpg
https://www.artandselection.net/junichi-ichimura
tshuts_cm.jpg
https://www.ttrinity.jp/shop/j_ichi_shop/
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月22日

「 朝の散歩 2021_0122 」







謎は多い方が 興味をそそる

謎が多い方が それを解きたくなる

謎だらけの人生だから その先を見たいと思う






Sa_21_0122.jpg
ー金沢市 東山1丁目(AM.7:21)小雨ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月20日

「 朝の散歩 2021_0120 」






上り坂 曲がりくねった道

人はそれを見ると

登りたくなる

その先を見たくなる






3293C3A3-FC0D-4258-AEC4-BCA7E886497A-3359-00000321AA93D8FE.jpg
ー金沢市 卯辰山/東御影町(AM.7:10)曇りー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月19日

「 個展初日 」





足元の悪い中、皆さんありがとうございました。



個展の初日は、寒波の襲来であいにくの天気。
早朝の搬入も焦りましたが、無事時間内に終了しました。

お花の先生とそのお弟子さんらが絵を見て即興でお花を生けて下さいました。
これが実に見事。
絵が生えるし、床の間にその絵を飾る意味が出てきます。



2BC46219-26F3-45AC-AD52-707C0268C964-3224-000002FB513021EB.jpg

E1CE1F04-261A-4B0C-9DB1-56D08DED5F15-3224-000002FB6EB018BA.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月18日

「 明日から始まります 」



初日は午前11時からです。




いよいよ明日19日(火)から自分の個展「50:50」が始まります。

ここへ来て、石川県でもコロナの影がジワジワと迫って来ています。
そんな中、この展覧会をすることはとても心苦しいのですが、一年前からの予約でもあり、会場が閉鎖にでもならない限りやるしかないのです。

そんな訳で、とても恐縮ではありますが、この状況が気にならない方は是非お越し下さい。
自分としても、できる限りの感染対策はするつもりでいます。
普段でしたらお茶やお菓子をお出しして、ゆっくりお話をしたいのですが、今回は館内での飲食はご遠慮させて頂きたいと思っていますし、マスクは必ず着用でお願いします。

まあ、自分の個展ですから、まず「密」になることはないので、その辺は安心して頂きたいと思います。

去年はありがたい事に仕事が忙しく、その中でこの個展の準備が思ったように捗らなくて内心不安でしたが、何とか形にすることができました。
手前味噌ではありますが、面白い作品群になったと思っています。

たまたまこの個展の機会を頂いて、準備をした一年間でしたが、自分にとっては、とても有意義な一年だったなぁ。
コロナでステイホームを強制させられたり、「Go To Travel」や「Go To Eat」などと言われた一年でもありましたが、外食も旅行も行く暇がなかった。

必然的に家に籠って作品創りをするしかなかったのですが、自分の追求すべき「美」を朧げながらも見つけられ、いろいろ考えさせられたありがたい期間でした。
作品創りのプレッシャーで夜中に何回も目が覚めることもありましたし、途中で行き詰まって何週間も作品を放りっぱなしにした時期もありました。

2004年以来の個展ですが、その時は描き溜めたイラストを並べただけ。
テーマを持ってアートの個展をするってことは、とても神経も体力もすり減らすことが身に染みました。

これが終わったら、「しばらくは絵を描きたくない」とも思うのですが、やっぱりいつの間にか筆を持っているんだろうなぁ。


AF0E6ED0-94F0-469D-AA48-6AA4E2572CEC.jpeg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月15日

「 朝の散歩 2021_0115 」








隣に 座る人がいる

できれば 気持ちの良い時間が流れればいいと

人は そんな出逢いを 待つ

そして立ち上がった時 次の一歩の運命が変わる

そんな出会いも ある







E3960BFC-00CA-447D-AE1A-921CDF55D88F.jpeg
ー金沢市 広坂(AM.7:32)曇りー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月13日

「 朝の散歩 2021_0113 」







小さな灯りほど その存在感が伝わる

普段大きな光に恵まれていると

その有り難さを 忘れてしまう

自分が今 ここに存在することに 感謝しよう

たとえ小さくても 灯があれば 前を向ける







Sa_21_0113.jpg
ー金沢市 主計町(AM.7:08)ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月12日

「 朝の散歩 2021_0112 」







ここにも 美しさを求める人がいる

凍った白の世界に 一際生える 一点の玅

その周りにだけ 暖かさが漂う






E3E59E82-096B-464E-9A44-8DAAE3A91F6C.jpeg
ー金沢市 東茶屋街(AM.7:28)曇りー

posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月11日

「 誰から何を守るのか? 」






北陸の大雪は、ここ金沢も襲いました。





ここ数日間、一日に何回着替えをしたか分からないほど除雪をしました。
何年か前、まだ元気にジョギングをして10kmや20kmを平気で走っていた頃、下り坂で転んで右手を負傷したその後遺症か、重い雪をスコップで支えると未だに手首に痛みが走ってうまく支えられません。

人は危険を感じると、一番大事な部分を守ろうと、本能的にその行動を行います。
自分の場合は、頭や目などを守ろうとして思わず本能的に右手が出たのだと思います。

現在世界中で蔓延しているコロナウイルス。
日本政府の対応を見ていると、決断が遅く計画性もなく、科学的でもない。
怖い事、危険な事が起きた場合は、先に書いた様に、真っ先にその危険から身を守ろうとするのが人間の本能だと思うのです。

未だにこの感染症を積極的に治めようとしない政府の対応を見ていると、ひょっとしたらコロナ以上に政府にとって怖いものがあるんじゃないだろうか?

・政府にとってコロナ以上に怖いもの。
・支援団体からの圧力?
・オリンピックの中止?
・次の選挙?
・国庫金の枯渇?
・自分のプライドを捨てること?

そんな事なんでしょうか?

一番危険なものから身を守る。
そんな事さえできない不感症になってしまった政府に、この国を任せて良いのだろうか?

人は成功からよりも、失敗からの方が多くのことを学ぶと言います。
これだけ感染者が増えてしまったことは間違いなく、対策の失敗です。
まずこれを認めて反省し、国民に謝罪することから始めないと、今後の対応策に信頼は持てないと思うのです。

自分の過ちを認めないということは、今後も同じことを繰り返すと宣言している様なものなのですから。


nani_dare.jpg


syuppan_cm02b.jpg

good_s_cm.jpg
https://www.artandselection.net/junichi-ichimura
tshuts_cm.jpg
https://www.ttrinity.jp/shop/j_ichi_shop/
posted by JUNICHI ICHIMURA at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月08日

「 朝の散歩 2021_0108 」






厳しさ 冷たさ 苦悩

その中にある 美徳

それらを 見つけ出せる

あなたは 美しい






sa_21_0108.jpg
ー金沢市 東山1丁目/浅野川(AM.6:56)雪ー 
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月06日

「 朝の散歩 2021_0106 」








毎年 新年はやってくる

毎日見かける風景も 初めましての 顔をする

一度として 同じ風景はない様に

二度とない その一瞬

今年も 貴重な一年が始まった





sa_21_0106.jpg 
ー金沢市 浅野川(AM.7:03)晴れー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月05日

「 朝の散歩 2021_0105 」







また一年が 始まる

この地の 空気 人 価値観

良くも 悪くも その中で過ごした時間が

今の自分

さあ また歩き始めよう

自分探しの 旅の始まり 始まり





sa_21_0105.jpg
ー金沢市 兼六園(AM.7:16)曇りー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月04日

「 美しいものを見たいという欲 」







とっても綺麗なドラマでした。





NHKの正月時代劇「ライジング若冲 〜天才 かく覚醒せり〜」を見ました。
江戸時代の天才絵師、伊藤若冲の物語です。
鶏の絵で有名ですね。

地元の石川県立美術館でも数年前に展覧会があって、見に行ったことがあります。
その展覧会でもとても感動して、帰ってから自分で鶏を描いたほどです。

そして今回のドラマもとても映像が綺麗でした。
作品を忠実に再現したレプリカはとても美しかったのですが、何よりもその若冲の生き方に圧倒されました。

日頃から考えていること。
自分は何のために絵を描くのか?

昔、愛知県の一宮市での「桜井浜絵 展」で見た、「絵描きは絵を描くのが当たり前。人の為でも自分の為でもない」そんな言葉で何だか胸のつかえが取れた様な気がしていたのですが、今回のドラマでも何だか自分の今後の人生を導いてくれる光の様なものを感じてモヤモヤしていたものが吹っ切れました。

生きることが修行だとすれば、絵描きは描くことに寄ってその修行をしているのだと。
描くことを追求すれば、自然哲学や宗教にも繋がるということを感じた。

自分は何のために生きるのか?
それはアーティストに限らず、全ての人が抱える疑問だと思うのです。
それは多分、一生をかけて自分の美学を追求するために生きるのだと思っています。

何が正しくて、何が間違いなのか?
何が正義で、何が悪なのか?
何が美しくて、何が醜いのか?

もっと美しいものを見たい、美しいものを手に入れたいと思うのは、人間に与えられた正常で尊い欲なんだと思う。


DBA4C096-FF42-4730-8AE7-5A39372DCFBE.jpeg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年01月01日

「 2021 新年おめでとうございます」






あけましておめでとうございます。

今年もよろしく お願いします。

いよいよ個展の月がやってきました。

未だに完成していませんが 全力を尽くします。

皆様にとって 良い年になりますように。







Sa_21_0101.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記