2021年01月25日

「 個展終了 」





ありがとうございました。




「仕事」と言う言葉には幾つかの意味があると思います。
1.生活を維持するための仕事
2.社会に奉仕するための仕事
3.自分が自分であるための仕事

その3番目の意味の仕事である個展が昨日無事終了しました。
天候の悪い中、本当にたくさんの方々にご観覧頂き、6日間で80名近くの方々がいらしてくださいました。感謝感謝です。

その上、身に余る多大な感想と評価を頂き、またこれでこの「仕事」を続けて行ける自信とエネルギーを頂きました。

中でも、とある建築家の方が、「蔵の中の作品だけで、一本の映画を見たような気持ちだ」と言ってくださった言葉が心に刺さりました。
またその方は「どうかした?何があった?」とも感想を言ってくださったのですが、最後に個展をしてから17年。その間に悩んだことや影響を受けたことが形になって現れたのだと思います。

正面に飾ってあった大きな横長の作品のタイトルは「揺らぐ心 揺らがぬ心」ですが、まさに自分の人生のテーマは自分にとっての「美」を追求すること。
それは何があっても「揺るがない」のです。でも、年齢や歳を重ねるにつれてその表現方法は変わっていきます。「揺らぎ」があって人は進化していくのだと思います。

気力を使い果たした一年でしたが、ここ数年にはない充実感を味わうことができました。
「終わり良ければ全てよし」これもこの展覧会に足を運んで頂き、感想を頂いた皆様のお陰です。

一つ心残りがあるとすれば、会場側との打ち合わせ不足で、最終日も6時まで展示できると勘違いしていた自分のミスで、4時に終了して搬出作業をしなければならなくなったこと。
その間にも訪れてくださった方々がいらして、絵を観て頂くことができなかった。

本当に申し訳ないと思っています。

また数年後、いい個展ができるよう楽しみながら頑張ります。
ありがとうございました。


Sa_21_0125.jpg

syuppan_cm02b.jpg


good_s_cm.jpg
https://www.artandselection.net/junichi-ichimura
tshuts_cm.jpg
https://www.ttrinity.jp/shop/j_ichi_shop/
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記