2021年02月26日

「 朝の散歩 2021_0226 」






一つの灯りが 物語の扉を開く

想像の海は 深く

思考のうねりは 限りない

主役は自分

その物語は 永遠に続く






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ー金沢市 高岡町(AM.7:18)曇りー
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2021年02月24日

「 朝の散歩 2021_0224 」






武骨なラインは 筆跡のように

宙を走り

可憐な点が 舞踊る

舞踏会は 始まったばかり





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ー金沢市 兼六園(AM.7:22)曇りー
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2021年02月23日

「 朝の散歩 2021_0223 」




拘りがあること

それは 知らず知らずのうちに

個性を磨き 匠となる

作り上げることだけが 目標になれば

結果は 味気ないものになる







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ー金沢市 金沢城址公園(AM.7:40)曇りー
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2021年02月22日

「 楽しむために 」





生き方がアートに




去年一年が忙しく、それに加えて個展を無事終えた自分へのご褒美にアコスティックギターを買いました。
学生時代に下手なバンドを少しやってたものですから、楽器は好きなんです。

家族ができてから、自分個人の趣味と言うものを打ち消して来た。
稼いだお金は極力家族のために使うことにして来ましたから。
もちろんイラストレーターとして成功すること、それにアートを極めると言う人生最大のテーマもあるのですから、時間もお金もそこに集中しなくてはと、自制的な部分もあったと思います。

でも最近思うのは、「人生楽しまなくちゃ」と言う思い。
絵を描くと言うことも、そもそもこれを商売にしようとするから苦悩することになる。
自分の本能として、楽しむために描くとなればこんな幸せなことはないのです。
「巨人の星」世代ですから、「思い込んだら試練の道を〜♪」の思いが正義と考えてた。
両親を看取り、子供達も社会人となり、解放されたと言うこともあると思います。

アートは自己表現。
自分の人生や生き方が表現されるものです。
だとしたら、様々な要素が加わった方がその表現も変わっていくのです。
絵を描くこと以外にも趣味を持つ。
その事が作品の幅を持たせるかも知れない。
実際写真を撮る様になって、前回の個展のテーマに結びついたのですから。

最近買ったそのギターは「Gibson J45 / 1950年モデルのブラック」
J45は、ジョンレノンも弾いていたギターです。
少々お高い買い物になりましたが、憧れのギターは見ているだけでも癒されます。

しかし、何十年も演奏していないのですからほとんど初心者のようなものです。ほぼ毎日練習してようやく左指先が硬くなって来た段階。指も全然動かない。
しかし、下手な演奏も、上質な音を聞いているだけで幸せな時間をもたらせてくれます。

欲を言えば歌もですが、これももう十数年カラオケさえ行ってない。
声が掠れて思うように出ない。

楽しめるかなぁ〜?


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2021年02月19日

「 朝の散歩 2021_0219 」







何かに追われているように 感じる

正体のない影に 心は落ち着かない

鋭く尖った何かが 常に背後にいる

それは安眠を妨げ 息苦しささえ覚える

頭に浮かぶ刃を 無理やり消して

早く朝が来ないかと 闇の中で願う







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ー金沢市 尾山町(AM.7:16)雪ー
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2021年02月17日

「 朝の散歩 2021_0217 」






先が見えないから 見たくなる

先が見えないから 挑戦する

先が見えないから 夢が膨らむ

一歩一歩 愚直にコツコツと

歩いて行こうか






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ー金沢市 浅野川(AM.7:10)雪ー



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2021年02月16日

「 朝の散歩 2021_0216 」







駅は 旅の始まり

出発点 そして 終着点

点と点を結ぶのは 出会いと 別れ

人も物も 全てが繋がっている

それが 人生の旅




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ー金沢市 JR金沢駅(AM.7:25)雨ー
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2021年02月15日

「 アーティストができること 」





コロナ禍をきっかけに




海のこと、水のこと、環境問題をテーマに全国の小中学生から作文や詩を募集してそれにプロのイラストレーターや画家が挿絵を付ける。
そんな金沢発のイベント「ざぶん賞」をその中の1人のアーティストとして参加して、もう18年が経ちます。

昨今のコロナ禍で世の中が変わるように、この「ざぶん賞」も転換期を迎えようとしています。
本来の目的である、環境問題を世界に訴えると言うことに立ち返ろうとその企画を検討中です。
この「ざぶん賞」、元々は子供の頃から環境問題を頭に入れてもらうために考えられたイベントです。

話が飛びますが、先日の自分の個展を観て下さった方々の感想に、「また絵を描きたくなった。」とか、「この閉塞的な時代に展覧会をやってくれてありがとう。」とか、「元気が出た。」「気持ちが前向きになった。」などの言葉を頂きました。
展覧会を開催した側からすると、とてもありがたい事であり、こちらも勇気を頂きました。

こんな風に感動して頂くことは、アーティストとしては最高の満足感を持つことが出来ます。
感動する。つまり、人の心が動くと言うこと。
説明することは誰にでもできると思うのですが、人の心を動かすことができるのはアーティストや信念を持った人の言葉しかないと思うのです。

話を戻しましょう。
環境問題を世界に訴えると言うことは、自分を含め、地球を汚染して来た人々の考え方を変える、つまり心を動かさなくてはいけない。
これはアート作品を作ることと通づるのではないか?そんなことを最近考えるのです。

たくさんのクリエィターやその他の作業をする方々が、ボランティアで参加してくれているこの「ざぶん賞」です。
このプロジェクトが今後どう変わって行くのか?
それを参加している一員として頭を悩ますと同時に、楽しみでもあるのです。


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2021年02月12日

「 朝の散歩 2021_0212 」







顔に当たる朝の冷たさが 心地よく感じ始める

春が近くまでやって来ている そう思う

無彩色な街にも やがて色の粒子が舞い降り

暖かさは やって来る

もう少しの 辛抱




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ー金沢市 武蔵ヶ辻(AM.7:22)曇りー
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2021年02月10日

「 朝の散歩 2021_0210 」





何か行動を起こそうとするとき

心の中に 朧げな赤信号が 灯る

行くべきか 行かざるべきか

朧げな赤信号が 見え隠れする

人生に 安全な横断歩道は ない





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ー金沢市 上堤町(AM.7:13)曇りー
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2021年02月09日

「 朝の散歩 2021_0209 」







白の世界は 本質を映し出す

色に惑わされない 真の姿が現れる

この季節は 己とも向き合い

本来の自分を 確かめる

そんな時期なのかもしれない




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ー金沢市 丸の内(AM.7:24)雪ー
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2021年02月08日

「 待ち遠しい 」





まだ でもあと一ヶ月ほど。




昨日までは少し暖かい日が続いたのですが、今日朝目覚めるとまた雪が積もっていました。
最高気温は3度の予報。

雪国の冬はそう簡単に明けてはくれません。
以前に書いたこともあるのですが、天才漫画家は雪国出身の方が多いって話。
つまり子供の頃、冬は出かけることが出来ないから家にこもって、絵を描いて遊ぶことくらいしか出来なかったから絵が上手くなるし、想像力も発達するってこと。

昨今ではコロナで家にこもることが多くなっているけど、元々雪国じゃあそれに慣れているのです。
長い冬が明けて、暖かい春がやって来る。
その時の感動は、南国に暮らす方々には想像出来ないと思います。

待ち遠しく感じる。
そんな感情が、現代社会ではなくなって来ているのかも知れません。
手に入れたい物があれば、すぐに送られて来る。
逢いたいと思えば、画面の中だけどすぐに会える。
物や体験の重さが、昔と今とでは違って来ているように感じます。

そんな中で、季節の移り変わりだけは今も昔も変わらないのです。

しかし、厳密に言えばそれも変わりつつあるのかな?
このままこの状況が続けば、地球の温暖化で確実に日本の四季もなくなってしまうのです。

毎年行われ、自分も参加している「ざぶん賞」の生みの親である方が昨年南極に行かれたそうなのですが、その時の気温がなんと30度。
南極の最高気温が30度ですよ。
氷の壁が崩れ落ちる様を見て、危機感を実感したそうです。

人間にとってはなんでもかんでも便利になるし、自分自身もそれに慣れてしまっているのですが、その事が地球にとっては迷惑なんでしょうね。

待ち遠しく感じる。
そんな感情がなくなってしまう前に、現代の社会構造や人の生き方を考え直さなければいけないのだと思うのです。



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2021年02月05日

「 朝の散歩 2021_0205 」






子供の頃 「働く車」に興味はなかった

「働く人」が カッコいいと思った

近所の魚屋さん 

家の補修に来てくれた 大工さん

テレビを直してくれた 電気屋さん

お医者さんは 少し怖かった

使命感を持って働く人達は 美しい






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ー金沢市 東山1丁目/浅野川(AM.7:01)曇りー
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2021年02月03日

「 朝の散歩 2021_0203 」








「?」を常に頭に持ち

「!」を素直に受け入れる

そうすれば 人生もっと楽しくなるかな?

平凡な自分は「ー」に陥りやすい




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ー金沢市 広坂/しいのき迎賓館(AM.7:29)曇りー
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2021年02月02日

「 朝の散歩 2021_0202 」







暗い朝

もう 陽は登らないんじゃないかと 思う

街は 息を潜め 何かに怯えている様に見える

でも必ず 陽は上り 鳥は唄う

全ての人に その光は降り注ぐ





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ー金沢市 兼六町/成巽閣(AM.7:11)雨ー
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2021年02月01日

「 絡み合う偶然 」





喜びも悲しみも。




一年間のアート制作とその個展を終えて、ふとした一シーンが絵画に見えてくるようになった。

いつもの見慣れた山や川、そこに生える雑草がより美しく感じる。
夜中にトイレに起きた際、月明かりが壁に写す影。
それらがそのまま自分のアートになるように見えてくる。

偶然が作る必然をテーマにして描いてきたその習慣が、自分の感性に影響を与えたのだと思います。

不思議なもので、個展を終えてみると自分の魂であったはずの作品達がアット言う間に平凡なものに見えてくる。
もっと感動できる作品を作り出せると思える。

写真を撮ることを習慣にしたことも、自分のアートに影響を与えた要素の一つだと思うのです。
風景写真は偶然との出会いです。
同じ場所でもその季節、時間、気候によって全く違った表情を見せます。
毎日シャッターを押しても同じ風景は二度とないのです。
その中で自分が美しいと思った一部を切り取る。
今回のアート展と繋がるのです。

「偶然はその先に起こるであろう必然のプロローグではないか?」

そんなことをテーマにした展覧会でしたが、人が生きて行く過程で出会う人、物、場所、それらがまさにその先の人生に必要な出会いなのだと感じます。

だからこそ今日一日を大切に、出会う人を大切に。
改めてそう思うのです。



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