生き方がアートに
去年一年が忙しく、それに加えて個展を無事終えた自分へのご褒美にアコスティックギターを買いました。
学生時代に下手なバンドを少しやってたものですから、楽器は好きなんです。
家族ができてから、自分個人の趣味と言うものを打ち消して来た。
稼いだお金は極力家族のために使うことにして来ましたから。
もちろんイラストレーターとして成功すること、それにアートを極めると言う人生最大のテーマもあるのですから、時間もお金もそこに集中しなくてはと、自制的な部分もあったと思います。
でも最近思うのは、「人生楽しまなくちゃ」と言う思い。
絵を描くと言うことも、そもそもこれを商売にしようとするから苦悩することになる。
自分の本能として、楽しむために描くとなればこんな幸せなことはないのです。
「巨人の星」世代ですから、「思い込んだら試練の道を〜♪」の思いが正義と考えてた。
両親を看取り、子供達も社会人となり、解放されたと言うこともあると思います。
アートは自己表現。
自分の人生や生き方が表現されるものです。
だとしたら、様々な要素が加わった方がその表現も変わっていくのです。
絵を描くこと以外にも趣味を持つ。
その事が作品の幅を持たせるかも知れない。
実際写真を撮る様になって、前回の個展のテーマに結びついたのですから。
最近買ったそのギターは「Gibson J45 / 1950年モデルのブラック」
J45は、ジョンレノンも弾いていたギターです。
少々お高い買い物になりましたが、憧れのギターは見ているだけでも癒されます。
しかし、何十年も演奏していないのですからほとんど初心者のようなものです。ほぼ毎日練習してようやく左指先が硬くなって来た段階。指も全然動かない。
しかし、下手な演奏も、上質な音を聞いているだけで幸せな時間をもたらせてくれます。
欲を言えば歌もですが、これももう十数年カラオケさえ行ってない。
声が掠れて思うように出ない。
楽しめるかなぁ〜?


https://www.artandselection.net/junichi-ichimura
https://www.ttrinity.jp/shop/j_ichi_shop/
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:35|
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日記