サボってます。
1月の個展で展示した作品の中から2点がお酒のラベルとなって竹内酒造さんから販売されています。
この滋賀県の酒蔵は、あの日本酒の神様と言われた農口さんの弟子だった方が杜氏をやっているので、毎回その美味しさに感動します。しかも良い酒米を使っていながら、とてもリーズナブルなのです。
今回お酒の商品名とデザインも任されたので、その作品のタイトルに因んだ商品名にしました。
一つは「ゆらぐもの ゆらがぬもの」から商品名を「ゆらぎ」
もう一つは「遠い記憶」から「ほのか」これは遠い記憶が微かなものと言うところからネーミングしました。
自分の作品を展示して、作品そのものを買って頂けることが一番の幸せなのですが、こうやって商品になって世の中に出て行くと言う事も幸せの一つなのです。
この二つ共、甘口のお酒なんですが、スッキリした飲み口で美味しいです。
先日映画「北斎」を見てきました。
当時と現代では絵描きが置かれている環境は違うとは言うものの、あれだけの情熱を持って絵に向かうことは我々凡人にはできません。もちろん映画の中の想像で作られた話ではありますが、北斎に限らず、事実一つのことで名声を上げた方々は自分の仕事への向き合い方が違うのです。
「描かずにはいられない」
そんな感情が未だに湧いて来ない自分は凡人の典型と言えます。
展覧会が開けないと言うこのコロナの状況もあるのですが、基本サボり屋さんなのです。
だからこそ、毎週こうやって写真を撮ったり、文章に挿絵を入れたりして自分で自分に課題を出している。
今日も挿絵はサボってしまいましたが。
