昨日は終戦記念日でしたね。
戦争の体験談をできる人が減って、直接のメッセージが届け難くなってきています。
自分の両親は何年も前に亡くなっていますが、二人共戦争体験者です。
父からよく聞かされたのは、当時父は中学生くらいだったかな?
戦闘機の整備をする役目を与えられていたのですが、いよいよ日本が追い詰められ、人員不足の末の学徒動員で特攻隊として出兵する事となった。
その出撃命令が出て、明日いざ出陣となったその日に終戦となったそうなんですね。
だから、終戦があと1〜2日遅れていたら、今の自分も子供達もこの世にはいない訳です。
そう考えると、人1人の命と言うのは決して1人だけのものじゃなくて、何代も繋がって来たものを繋げてゆく責任があるのだと感じます。
義理の父から聞いたのは、直接戦闘機に乗り込み、アメリカ軍の戦闘機と撃ち合った話。
戦闘機の背もたれは、鉄板でできているのですが、それを突き抜けて何発もの弾が背中に当たったと言うこと。
仏壇の前で手を合わす。
その事が、いかに深い事なのか。
先祖を想い、また先の戦争で失われた命の尊さを思います。
平和である事を続ける責任もまた、今を生きる者に負わされている。



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