2022年01月31日

「 設備投資すると仕事がなくなる 」





もうしない。



随分昔、もう20年くらい経つでしょうか?
当時、グラフィックの仕事がメインではあったものの、世の中に出始めたホームページの画面デザインの依頼が結構あったのです。

当時はwebデザイナーなどと言う人種が少なかったので、システムを開発する人間がデザインも兼ねれる単純なデザインのものが多く、その差別化の為にグラフィックデザイナーが画面のデザインをやることが多かったんですね。
それ以外にもデジタルコンテンツの中に入れるイラストやアニメーションの需要が多くて、自分のところにも大手のIT企業から依頼が結構あったものです。
しかし、当初から自分が使っているパソコンは、Mac。
これらデジタルの仕事は、Windowsのパソコンを使うのが当たり前な時代だったんです。
当時はまだほとんどの部分で、互換性がありませんでしたからね。

でも、仕事は次から次へと結構入って来たんです。
それで周りのデザイナーにも相談して、Windowsのパソコンを購入することにしました。
同じパソコンでもMacとはかなり使い方が違うのです。
一から教えてもらってなんとか自分の守備範囲の仕事だけはできる様になったのですが、その途端仕事が激減した。
まあ、時期ってのがあるんでしょうが、せっかく時間もお金も投資したのに、無駄になったような悔しい思いをしたものです。

そして、昨今の話。
去年までの3年間ほどはカットを描く仕事が多くて追いつかないくらいだったので、効率よくイラストを描こうと思って、i Pad Proを購入しました。
これも使用するアプリケーションを使いこなさないといけないので、YouTubeの動画を見ながら勉強しました。
今はこれができるから便利な世の中になったものです。
でも、でもなんです。
またもやこれを買った途端に仕事が激減。
24回払いにしたんで、借金だけが残った。

まあ、今回の買い物は、今後も使えると思うので損をした気分はないのですが、この巡り合わせです。

もう設備に投資はしない。


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2022年01月27日

「 朝の散歩 2022_0127 」






切り取られた 空は

切り取られたことを 知らない

いつもの様に 鳥が舞い

いつもの様に 雲が流れる

そう思っている

それは幸せとも 不幸とも言える





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ー金沢市 香林坊(AM.7:16)曇りー

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2022年01月25日

「 朝の散歩 2022_0125 」





陽はまた登る

何億年も前から 

時はそれを見守って来た

繰り返し 繰り返し

滞ってはいけない 何事も

自然の流れに 逆らわず

自分の意志をも 流れに任せる

宇宙の真理と共に 人はいる 





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ー金沢市 卯辰山/みはらし台(AM.7:27)晴れー
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2022年01月24日

「 心の師 」






苦しむことを楽しむ。




今まで色々な画家やイラストレーターに影響を受けて来ました。
それらの方々の作品は実物を見る機会は少ないものの、見る度に感動を受けるものばかりです。
でも、本当の意味で自分の心の師は「ビートルズ」だと思っているのです。

「えっ、絵描じゃなくてミュージシャンなの?」って思う方も多いと思いますが、彼らの生き方や表現はジャンルを超えて、自分に影響を与えてくれていると思うのです。
クリエイターや物作りといった点ではジャンルは関係ないのです。

初めて彼らの音楽を聴いたのは、小学校3年生の頃。
ビートルズの日本公演の模様がLiveでテレビ中継されていました。
その時は何気なく聴いた音楽で、感動も何もなかったのですが、中学1年生になって初めて自分のお金でLPレコードを買ったのが「Let it be 」でした。ちょうど彼らが解散した年です。
その後は友人からレコードを借りたり買ったりで、レコードが擦り切れるんじゃないかって位、歌詞カードを見ながら一緒に歌ったものです。

そんな感じで、その後は何年経っても彼らの音楽を聴き続けていますし。100年経っても彼らの音楽は残るんじゃないかと思っています。
常に新しいことに挑戦していた。聴いたことのない音楽を作ろうとしていた。
でも、それを楽しみながらやっているし、大衆にも受け入れられる。

そんなビートルズファンなのですが、先日「Disney+」に契約して、ドキュメンタリー映画の「Get back」を見ました。当初は映画館での上映の予定でしたが、コロナ禍の影響でインターネットでの上映となったものです。
それで、「Disney+」以外では見れないのです。
映画館での上映では精々2〜3時間が限度ですが、インターネット上映のお陰で全3部作の上映時間は7時間以上にもなります。
演出も何もない。ただただ彼らの「Let it be」のアルバム作りを撮り溜めた映像を見るだけのフィルムなんですが、音楽作りに対する彼らの姿勢や音楽がただただ好きなんだということが大いに伝わってきます。
どれだけでも見ていられるのです。
また、解散の原因がポールだったと言う噂も、噂でしかなかったことがわかります。

展覧会で完成したアートを鑑賞することはもちろん好きなのですが、モノづくりの過程を見ることにはもっと興味が持てるのです。
それで感じたことは、あれほどの天才と言われる人達でも、一曲を完成させるのにもがき苦しみ、何度も実験的な演奏を繰り返していること。
でも、それを苦しみだけではなく、楽しんでいると感じるのです。
彼らを取り巻くスタッフやプロデューサーのジョージ・マーティンも同じ様に苦しみ、答えを出そうとしている。

だから、絵を描くことも音楽を作ることも「モノづくり」という点では同じだと感じるのです。
あれだけの才能の集まりでさえ苦しむのです。
我々凡人が苦しむのは当然なのです。
いや、才能があればあるほど苦しむのかもしれないですね。
何もなければ考える要素もないのですから。

もがき苦しみ、不要なものが削られ、その中から出て来るものは磨かれ、輝くものになっているはずです。



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2022年01月21日

「 朝の散歩 2022_0121 」






「過去」に縛られ

「未来」に脅され

「今」は 凍りつく

硬く凍りついた身体は 自由を求め

もがき苦しむ

過去と未来の呪縛を解くのは

ここにいる自分を信じること

明るい雪解けを 夢見ること







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ー金沢市 本多町/鈴木大拙館(AM.7:13)雪ー
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2022年01月19日

「 朝の散歩 2022_0119 」







誰の人生にも 冬の時代はある

一度きりではなく

季節は 何度も巡って来る

でも 

雪どけや 暖かさ 彩に包まれる

その季節が訪れることも 私達は知っている

その時まで 耐える

もう少し もう少し

それは 必ずやって来る





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ー金沢市 卯辰山/子来町(AM.7:02)雪ー
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2022年01月17日

「 番組選び 」






馬鹿騒ぎが嫌になる。





子供の頃、父親がなぜテレビ番組を選ぶ時にNHKしか見ないんだろう?と不思議に思ったものでしした。
そして、自分が同じような歳になった時、それに習った様に民放の放送局をあまり選ばなくなっていることに気づきます。

特に民放のバラエティはもう何だか耳障りで、騒音にしか聞こえない時があります。
音楽番組を見れば、どの曲も毎回同じ顔ぶればかり
それに不景気で大型のスポンサーが付かないせいか、コマーシャルが多くて番組を見ているのかコマーシャルを見せられているのか分からない番組構成になっているのもイライラします。

そして何故かコマーシャルになると急に音がデカくなる。
これ許して良いんでしょうか?
音がデカければ視聴者は振り向くといまだに思っているような考えにも反発します。

若い頃には見向きもしなかったNHKの番組ですが、よく見ると面白いドラマも作っているし、視聴率を気にしている民放にはできない、突っ込んだ挑戦もしていると思います。

そんなことを言っても、若い世代には届かないのしょう。
これが歳をとるってことなんですから。
逆に言えば、若さがなくなるってこと。

でもそれが若さの一端だとすれば、大いに結構、羨ましいなどとは思わない。
歳をとるメリットにも感じるのです。


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*まだまだ販売は続く様です。勘違いでした、申し訳ありません。
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2022年01月13日

「 朝の散歩 2022_0113 」






ぼかす

煙に巻く

白黒つけない

日本人の 特性 

長所 且つ 短所




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ー金沢市 兼六園(AM.7:23)雪ー
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2022年01月11日

「 朝の散歩 2022_0111 」






石の上にも三年

それを3回続けると

その場所しかなくなる

その場所が居心地よくなる

でもたまに お尻の位置を変えないと

苦痛になる




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ー金沢市 香林坊(AM.7:14)雨ー

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2022年01月10日

「 成人式で想うこと 」





若かった頃の自分に言いたい。




昨日は、地元の成人式のお手伝いをしてきました。
主な仕事は、式全体を通してのビデオ撮影なんですが、会場の設営も後片付けもしなくてはいけないので、ほぼ一日仕事なんです。

会場は「歌劇座」という小ホールだったんですが、この学区内の新成人は35人程度。
ソーシャルディスタンスを考えると、ちょうど良い広さなんです。

毎回思うのは、自分にもこんな時期があったんだなと懐かしい想い。
でも、希望に溢れていた訳でもなく、先のことなんて何も考えていなかった。
その場その時の快楽しかなかったとんでもない馬鹿者だったと思うのです。

もし、当時の自分に意見することができるなら、言ってやりたい。
「お前はとてもついている。だからそのまま馬鹿な人生をおくっても一人前にはなるだろうけど、プライドの高いお前は、それだけでは満足しないはず。だから今を大切にしろ。できるだけ多くの人の影響を受けろ。お前の薄い頭の中身の外にはもっと素晴らしい世界があるんだから、臆病になるな、何も怖いことなどない。そうすれば老後も充実した仕事に打ち込める。」と。

その若い頃に無駄にした時間を今、取り戻そうと苦労しているのです。
「歳を取ってジタバタするくらいなら、若い頃にジタバタしろ。」


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2022年01月04日

「 あけまして おめでとうございます 」


あけまして おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



「 朝の散歩 2022_0104 」


歳を重ねるごとに 崩れてゆくモノがある

歳を重ねるごとに 削られてゆくモノがある

歳を重ねるごとに 磨かれてゆくモノがある

最後に残る 輝くモノ

化石を発掘するように

人はそれを探し出そうとする








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ー金沢市 尾張町(AM.7:05)曇り時々雨ー

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記