心の感染症?
コロナ禍となってもう3年ほど経ちます。
日本ではすっかりマスクをすることが当たり前になって、逆にこれを身に付けないで出かけることに違和感を覚えるほどになりました。
コロナは変異を続け、またそれは研究され、当初の状況とは変わりつつあります。
諸外国ではwithコロナで、マスクをすることさえしなくなった国々もあります。
ところが、この日本では従来通りマスク姿から抜け出す事はありません。
感染と言う意味では、このことが良いことなのか無駄なことなのかは専門家ではないので分かりませんが、これによってもう一つの心理的な感染が広まっている気がします。
自分自身も最近感じるのですが、外に出る時にマスクをしていないと、まるで下着のパンツ一丁で表に出るような感覚になる。
人に素顔を見せる事に恥ずかしさを感じる。
そんな事はないでしょうか?
そもそも日本人はマスクが好きなんだと思うのです。
このコロナ禍が始まる前から、若い10代や20代の女性の間では、マスクをすると小顔に見えるとか、コンプレックスのある部分を隠せるとかで、常に外出時にはこれをつけている娘達がいました。
それに加え、日本人は協調性が高くて、政府の命令には従順です。
決められた事には従います。
ですからこれを続けていると、良くも悪くも習慣になってしまうのだと思います。
特に低年齢の子供達が受ける精神的な影響に不安を感じます。
生活の中でマスクを付ける事が当たり前になってしまったのですから、逆に素顔で人と対することができなくなってしまっている。そんな精神的なものが、将来大人になってからの障害になるのではないかと心配になるのです。
もちろん、屋内や人混みの中ではまだまだマスクは付けた方がいいのに決まっています。
でも、いつもどこでもって言うのは違うと感じるのです。
自分は毎日朝と夕に愛犬のjoyの散歩に出かけます。
浅野川の川沿いを主に散歩するのですが、人はまばらで風もあります。
その中で出会う人達はまだほとんどの人達がマスク姿です。でも、自分は意識してマスクは付けずに歩きます。
感染のメカニズムを考えると、この状況でそれは考えられないからです。
人の目が気になるから。
マスクを付けることが当たり前になってしまったから。
マスクをつけないと罪の意識を感じるから。
こんな風に感じていませんか?
この感染症が始まった当初は、マスクを付ける事を意識しました。
でも今後は、マスクを外す状況を意識しなければいけないと感じます。
コロナの裏側に「心」の感染症の拡大が始まっていると思うのです。

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:19|
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