2022年05月31日

「 朝の散歩 2022_0531 」





地の底から 湧いて出る

そんな人々の 渦巻く感情から生まれた祭りは

血 湧き踊り 心も踊る

でも

作られた祭りは なぜか寂しさを覚える




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ー金沢市 東山/茶屋街(AM.7:01)雨 ー
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2022年05月30日

「 独裁者 」






権力者は見栄をはる。




力のみで物事を変えようとする者は愚かです。
人は他の生き物と違って、話すと言う能力を与えられました。
言葉のない動物達は、闘うことでしか生き延びることはできないのです。
腕力だけで自分の意志を通そうとする。
それは原始人と同じ発想なのだと思います。

そして独裁者に共通していること。
それは、絶えず何かに怯えていると言うこと。
自分が他の価値観を認めず、力で押し倒す事をして来た。
だから他の国や人間も同じことをすると思い込んでしまうのだと思うのです。

人間に限らす、生き物は単独では生きて行けないのです。
協調すること、助け合うことで「命の星」は成り立っているのだと思います。

困った時には手を伸ばし、助けを求めればいい。
どうでもいい見栄やプライドがそれの邪魔をする。
助けを求めている者に対して、ビンタをする人間はいないのです。

自分も過去に、あの時もう少し言いたいことを言っておけば、今もいい人間関係でいられたのにと思う人達がいます。
日本の歴史上の戦も、大抵は勘違いやコミニュケーション不足から起こっていることが多いように感じます。
現代よりも圧倒的に情報ツールは少ない訳ですからね。

怯える事をやめ、お互い助けを求め合えば、住みやすい世界になると思うのですが。


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2022年05月26日

「 朝の散歩はお休み 」





最後に残るもの




自分の「朝の散歩」は今週お休みです。

なぜか。
月曜のブログにも書いたように、愛犬Joyとの散歩で足を負傷したから。

でも、Joyの朝の散歩はお休みできません。
一日中家にいるとストレスが溜まるだろうし、彼には重要な仕事があります。
朝一番のウンチ。

一日中家にいた時は夜になって家の彼のトイレですることはあるのですが、やっぱり外でする方が気持ちがいいのかと思います。

怪我から4日ほど経ち、痛み止めのお陰もあって、何とか普通ではないものの歩く事ができるようになりました。
しかし、今度はかばって体重をかけていた右足の膝が調子悪い。
はぁ〜。ため息が出ます。
これが歳をとるって事なんですね。

若い頃は、自分が歳を取る事なんで想像もできなかった。
親を見てても、絶対あんな風にはならないと思っていました。
でも、神様は平等に老いを与えます。

今後も歳を重ね、出来ることがどんどん減っていきます。
最後に何が残るんだろう?
そんな事を考えたりもします。

でも、まだ64歳。
あと20年は人生が続きます。
いや、そのつもりです。

新しい事をやることで、刺激になると言いますが、やっぱり自分には「絵」を描くことしかないんじゃないかと思うのです。



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ー以前に撮った写真(大乗寺丘陵公園)ー
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2022年05月24日

「 朝の散歩 2022_0524 」






心に映る空は いつの空

一瞬で消えるその景色は

瞼の奥には 残らない

何気ない時間

何気ない会話

一つ一つが 人を作る

心に残る景色は 宝物





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ー自宅にて/右足負傷にて散歩できず(AM.7:10)晴れー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年05月23日

「 足首が・・。」






走るのが怖くなった。




毎日のJoyとの散歩は欠かせません。
ですが、最近彼は家の周辺の散歩に飽きてきて、のらりくらりで1箇所で匂いを嗅ぐ時間が長く、なかなか歩こうとしません。
しかし、たまに車で別の場所に連れて行って散歩させるとグイグイとリードを引っ張って意欲的に歩きます。
だから週末のJoyの散歩は、出来るだけ遠くまで歩いて普段行かない場所まで行くことが多いのです。

先週の土曜日も、まず石川県歴史博物館まで歩いて、そこから美術館の裏にある本多の森を抜け、21世紀美術館まで行きました。その敷地内の芝生を歩かせていると、気持ちが良かったのか、背中を芝生に擦り付けてスリスリ。
ですが、その後突然全速力で走り出した。
休日で人も多かったんで、迷惑になってもいけないと、コントロールしようと自分も一緒に走ったその時、芝生の不安定な地面に足を取られて足首をグニャリ。
右足の外側の靭帯がゴムのように伸び切る感覚を感じて激痛が走りました。
その場に座り込んで、その痛みに耐えましたがなかなか痛みは引かない。
何とか耐えながらも、びっこを引いて家まで歩きました。

その後、痛みは引かないまでも、腫れている様子もないので、様子を見る事にしたんですが、翌朝になると更に痛みが酷くなって、右足を床に着くことさえできない。
カミさんに車で登板医に連れて行ってもらいました。当然病院内は車椅子です。
レントゲンの結果、骨にも靭帯にも異常はなかったのですが、痛みは引かないので痛み止めと湿布をもらって帰宅。

だから今日はJoyも散歩はお休み。
自分の「朝の散歩」もどうなることやら。
早く完治して欲しいと願うばかりです。



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*君のせいじゃないよ。


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2022年05月20日

「 朝の散歩 2022_0520 」






背中で 語る

多くの言葉より

その背中に 説得される

人を尊ぶとは そんなこと

真実のオーラが

向こうに見える





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ー金沢市 東山2丁目/ 来教寺(AM.6:51)曇りー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年05月18日

「 朝の散歩 2022_0518 」






裏の顔は どんな顔?

汗と垢に塗れる 眉間にシワの顔

生き残ろうとする 顔

表では クールを装っても

皆 同じ

皆 必死に生きている





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ー金沢市 片町(AM.6:58)晴れー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年05月17日

「 朝の散歩 2022_0517 」






目的地は 上り坂

帰り道は 下り坂

全力で登った道は 心が晴れ晴れする

その先に見える風景が どんなでも

そんな事は どうでもいい

帰り道こそ 気をつけて

身体を 気遣って

焦らずに ゆっくりと

周りの風景を 眺めながら

いらない荷物は 置いてゆく





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ー金沢市 兼六町/八坂(AM.7:16)曇りー

posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年05月16日

「 マスク 」





心の感染症?




コロナ禍となってもう3年ほど経ちます。
日本ではすっかりマスクをすることが当たり前になって、逆にこれを身に付けないで出かけることに違和感を覚えるほどになりました。

コロナは変異を続け、またそれは研究され、当初の状況とは変わりつつあります。
諸外国ではwithコロナで、マスクをすることさえしなくなった国々もあります。
ところが、この日本では従来通りマスク姿から抜け出す事はありません。
感染と言う意味では、このことが良いことなのか無駄なことなのかは専門家ではないので分かりませんが、これによってもう一つの心理的な感染が広まっている気がします。

自分自身も最近感じるのですが、外に出る時にマスクをしていないと、まるで下着のパンツ一丁で表に出るような感覚になる。
人に素顔を見せる事に恥ずかしさを感じる。
そんな事はないでしょうか?

そもそも日本人はマスクが好きなんだと思うのです。
このコロナ禍が始まる前から、若い10代や20代の女性の間では、マスクをすると小顔に見えるとか、コンプレックスのある部分を隠せるとかで、常に外出時にはこれをつけている娘達がいました。

それに加え、日本人は協調性が高くて、政府の命令には従順です。
決められた事には従います。
ですからこれを続けていると、良くも悪くも習慣になってしまうのだと思います。

特に低年齢の子供達が受ける精神的な影響に不安を感じます。
生活の中でマスクを付ける事が当たり前になってしまったのですから、逆に素顔で人と対することができなくなってしまっている。そんな精神的なものが、将来大人になってからの障害になるのではないかと心配になるのです。
もちろん、屋内や人混みの中ではまだまだマスクは付けた方がいいのに決まっています。
でも、いつもどこでもって言うのは違うと感じるのです。

自分は毎日朝と夕に愛犬のjoyの散歩に出かけます。
浅野川の川沿いを主に散歩するのですが、人はまばらで風もあります。
その中で出会う人達はまだほとんどの人達がマスク姿です。でも、自分は意識してマスクは付けずに歩きます。
感染のメカニズムを考えると、この状況でそれは考えられないからです。

人の目が気になるから。
マスクを付けることが当たり前になってしまったから。
マスクをつけないと罪の意識を感じるから。
こんな風に感じていませんか?

この感染症が始まった当初は、マスクを付ける事を意識しました。
でも今後は、マスクを外す状況を意識しなければいけないと感じます。

コロナの裏側に「心」の感染症の拡大が始まっていると思うのです。



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2022年05月13日

「 朝の散歩 2022_0513 」







人は いつか見た風景に 安堵する

懐かしさを 覚える

あまりにも 時代が早足で通り過ぎてゆくから

「今」は一瞬で 消え去ってしまうから

心に留まる いつかの風景

それは 自分自身が残した 影







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ー金沢市 出羽町/石川県立美術館別館(AM.7:11)曇りー

posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年05月11日

「 朝の散歩 2022_0511 」






佇まいで その人となりが分かる

凛とした姿は あたりの空気さえも変える

金沢の町に 着物が似合うのは

武士の文化が 根っ子にあるから

背筋を伸ばして 座する

侍の所作は 美しい






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ー金沢市 東山/浅野川大橋(AM.6:45)曇りー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年05月10日

「 朝の散歩 2022_0510 」






蝶に生まれた

眩しい 陽のスポットライトを浴び

華やかに 人の視線を奪う

人は羨み 羨望の眼差しで見つめる

美しいと言われることにも 飽きてしまった


蛾に生まれた

人眼を避け 闇に光る一点の光のみを生き甲斐にしてきた

でも 夜の空を見上げれば 無数の光が瞬き

昼には見えない無限の可能性が 見えた

夜が明ける頃

目覚めた蝶が 羽を広げる

蛾はそれを横目に 夜に詰んだ一つの星の光を枕に 

眠りに着く






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ー金沢市 上堤町(AM.6:51)晴れー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年05月09日

「 大きなお世話 」





小さな親切は難しい。




連休が終わった途端にお天気も悪くなって来ました。
これから梅雨に向かって季節は流れて行きますね。

天気予報を見たり、天気図を見たりするのは好きです。
昼の時間帯のワイドショーで面白く、でも真剣にお天気の事を解説してくれる番組があるのですが、気候のメカニズムにも詳しくなり、番組の中のこのコーナーは好きなんです。

でも、最近のその他のワイドショーの中のお天気コーナーには疑問を持ちます。
天気の情報だけを流せば良いのに、洗濯指数なるものを表示して「今日は午後からは洗濯物が干せるでしょう」とか、「今日は洗濯物を外に出さない方がいいでしょう」とか、大きなお世話な話をします。

天気予報を聞いた時点で、雨が降るかどうかは分かるんです。
雨が降ると分かっていて、外に洗濯物を出す人はいないのです。
視聴者は自分の頭で物事を考えられないと馬鹿にしているようにも感じます。

というか、なぜ天気予報の時間をそこまでを引っ張らないといけないのか?
情報がないのなら、無理に時間を使う必要はないのです。

AIと言う技術が世の中に出て来て、益々人は自分の頭で物を考える事をしなくなりました。
その日に着る自分の服さえも、AIに考えてもらうことができます。
自分も人の事は言えないのです。
カーナビを使うことが当たり前になって、道を覚えることが無くなってしまった。
自分の頭で考えながら運転すると、ポイントポイントで、目印を覚えるものなのです。
が、それをしなくなって、「道を覚えなければ」と言う意識が低下してしまった。

世の中便利になればなるほど、人間の能力は退化していきます。
「小さな親切」と「大きなお世話」の違いを、判断しなければいけないと思うのです。


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2022年05月06日

「 朝の散歩 2022_0506 」






住み慣れた街も

真っ新な目で見ると 観光地になる

どこへ行っても人だらけ

疲れるための休日は いらない

静かな街の 朝日は格別





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ー金沢市 材木町/静明寺(AM.6:49)晴れー
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2022年05月04日

「 朝の散歩 2022_0504 」








表情を変えない 街の朝

連休も 平日も同じ顔を見せる

人気の無いその風景は 無機質で

熱い感情は存在せず

冷たい冷静さのみが 漂う

ポツリと佇む自分という有機的な存在を 実感する場所






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ー金沢市 片町(AM.6:55)晴れー
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2022年05月02日

「 意外な訪問者 」






野生との共存





裏庭に誰かが犬の糞を捨てていくと思って取り付けた防犯カメラです。
しかし、写っているのは通り過ぎる人と我が家のアイビーの中で用を足すネコ。
まさかこんな太い糞をネコがするはずがないと思っていたのですが、どうやら犯人は野良猫だったようです。

猫よけのマシーンと薬をAmazonで購入して取り付けたところ、すっかりネコ達は来なくなりました。
その後、習慣になってしまった防犯カメラのチェックをたまにするのですが、意外な珍客が訪れていることが分かりました。

以前にもハクビシンが写っていた事を紹介したのですが、それとはまた違う生き物。
ニホンアナグマが写っていたんです。

たまたまその数日前にテレビでその生態を見たところだったんで、驚きです。
こんな森でもない普通の町にも巣を作る場所があるのかと思うのですが、新宿のような都会にもいるのですから当然といえば当然なのかもしれないですね。

イタチやハクビシンとの違いは、体は少し太めで、尻尾は短い。
爪が長くて、その前足で穴を掘って巣を作るそうで、巣の中には幾つもの部屋があって、トイレまである。

こんな人間だらけの街の中にも野生はあるのだと改めて実感させられるのです。
人間は知らず知らずのうちに自然と共存しているし、共存できなければ人間の明日もない。
そう感じるのです。


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