嫌なことは切り捨てる
先日、知り合いのある有名な作家(画家)さんと会食する機会がありました。
久しぶりにお会いしたので、会話も弾んで楽しい時間を過ごせたのですが、その方が言われたことがとっても印象に残りました。
「僕は世間のことを何も知らないんですよ。知りたいとも思わないし、ニュースも見ない。」
自分よりは10歳ほど年上の方なんですが、とっても羨ましいと思いました。
普通人は自分の周りで何が起きているのか?自分の身に危機はないのか?それを知りたくていろいろな媒体を通じて情報を得ようとします。
例えばキャンプに行って、テントを建てる際にも、
この場所は安全なのか?
気持ちよく過ごせそうか?
そんな事を無意識のうちに考慮しながら居場所を選んでいます。
自分の環境を考えることは極自然なことだと思うのです。
でもこの方はそうじゃない。
毎週のレギュラーに加えて、イレギュラーな仕事もあって、そんな生活をもう何十年もやっておられる。
とっても充実していて、経済力もあって、満足で幸せな人生を送られているのだと思うのです。
現状がベストだから周りを気にする必要なんてないし、マイペースで生きて行けるのでしょう。
自分のような凡人は、理想通りの人生を送れていないから、この社会を動かしている政治が気になるし、自分に自信がないから頼まれたことは嫌なことでもついつい受けてしまう。
結果自分で自分を追い込んでしまうことになるんです。
65歳を超えて、普通に考えると後の人生15年から20年。
その内健康で過ごせる時間はもっと少ないはずなのです。
できるだけ自分が心地良いと思えることに時間を使いたいと改めて思った、そんな言葉でした。

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:11|
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