2023年04月24日

「 落語の愉しみ 」





笑いも涙も。




先週の土曜日、初めて生の落語を見て聞いて来ました。
ご近所にある「町屋塾」って言うカフェで、色々なイベントなども企画するお店です。
カミさんがプライベートでもお付き合いがあるので、無理矢理のように連れて行かれたのですが、行って良かった。

昔はPodcastで落語をよく聞いていて、新作落語よりも古典落語が好きでした。
演じる落語家によって同じ題材でも違った話になるのも面白いのです。

先日見た落語家は、笑福亭べ瓶さん。
なんでも、笑福亭鶴瓶さんの最後の弟子だったらしいのですが、その後に更に1人弟子をとったことで、この言葉は使えなくなってしまったのも、逆に美味しいエピソードになっていると思います。

しかし、どんなものでも生で観るってのは感動できますね。
迫力が違います。
枕の部分も含めての2作は、1時間半ほどの時間でしたが、あっという間でした。

座ったままで、1人何役も演じるその話芸は、確実に観ているものをその世界に連れて行ってくれます。
高座って言うのは元々はお坊さんがお説教をやったことから始まっていると言う話は以前に聞いたことがあるのですが、話芸ってのは相当のテクニックがいると思うのです。
お坊さんのお説教もクソ真面目な話だけでは皆が退屈するでしょうし、それで面白おかしくする話芸に繋がっているのだと思います。

自分も去年と一昨年は卒業した短大で90分の講義をしましたが、その準備は大変でした。
でも、これは映像が使えるので、その時間を潰す為のプレッシャーは半減するのです。

話だけで人を引き込むってのは仕事とは言え、大変なことだと感じます。

落語は日本独自の伝統芸能。
その魅力は時代が変わってもフアンを集めるでしょうし、永遠に継承されて行くのだと確信しました。


289E2658-8812-4BE9-9807-FDBEBF6288D3.jpeg


pos_cm.jpg
https://jiashop.thebase.in/items/60004419
https://jiashop.thebase.in/items/60002186
https://jiashop.thebase.in/items/60004456
https://jiashop.thebase.in/items/60004441

syuppan_cm02b.jpg
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記