2023年05月31日

「 朝の散歩 2023_0531 」







自然は バランスをとる

そのレイアウトも 色合いも 生き方も

共生の 妙を見せる

それを崩すのは 人間だけか




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ー金沢市 裏門坂/東兼六町(AM.6:39)晴れー
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2023年05月30日

「 朝の散歩 2023_0530 」







地上に落ちた星達は 鉄の塊になった

人々の願いを叶えようと 力尽き

その姿を変えた

夜空を見上げる鉄の塊は

未だ輝く仲間達を思い

地上で自らの夢を見ながら 眠りに着く





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ー金沢市 丸の内(AM.7:15)曇りー
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2023年05月29日

「 人との会話 」





久々に褒められた。




母校の短期大学の同窓会代表幹事を20年余りやっていたのですが、先週末、金沢のホテルで行われた幹事会総会で引退をしました。
最後の2年間は、同窓会会長が体調不良で急遽引退をしたので、会長代理としても活動をする羽目に。
コロナ禍と言うこともあり、大した活動も無かったのですが、同窓会に新しい風を入れなくてはいけないと10年ほど前から代表幹事会でも話は出ていたのですが、なかなか後継者が見つからずにいました。

大学側には65歳になったら辞めますと宣言していたので、切羽詰まってようやく後継者が決まり、無事引き継ぐことができたってわけです。

大したこともやっていないのに、身に余る場を作って頂いて、花束や謝礼までもらって、困惑してしまいました。

会の中で、学長や様々な皆さんに感謝の言葉を頂いて、そう言えば、何だか長い間人に褒められたことがなかったなぁ・・・。
そんな事を感じていました。
それと同時に、小さな事でも長く続けるってことが人の感動を呼ぶこともあるんだと改めて思った。

ここ数年はコロナ禍と言うこともあり、人が集まることも敬遠されていた。
人嫌いな自分ですが、久々に話題を共有でき、しかも若い人達と関わって、元気までもらったような気がしました。

先日の長野県であった異常な殺人事件。
その後の情報から考えると、孤独な犯人の被害妄想の結果の犯行のようにも感じます。

人はやっぱり1人では生きていけない。
会いたくない人間との時間はストレスになるのですが、気の合う仲間との会話は生きて行く上での重要なエキスなのです。

孤独の中の妄想は、クリエイティブであり、ダークサイドへの入り口でもある。


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2023年05月26日

「 朝の散歩 2023_0526 」







空は刻々と変わる

人の力は及ばない

過去の人達は それを神と崇めたのだろう

時代が進んで その仕組みが分かっても

それには勝てない

やっぱり 神はいる





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ー金沢市 金沢城址公園(AM.7:00)曇りー
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2023年05月24日

「 朝の散歩 2023_0524 」








影は果たして 影なのか

影を映す本体は 本当に本質なのか

本当は逆なのかも知れない

そんな小説を読んだ






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ー金沢市 大手町(AM.6:39)晴れー
 
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2023年05月23日

「 朝の散歩 2023_0523 」






人は旅人

また 一日の旅が始まる

小さな1日の中にも 出会いと別れがあり

学びと 発見がある

それに気付いていても いなくても





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ー金沢市 浅野川(AM.6:34)小雨ー
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2023年05月22日

「 まだ。と感じること 」





何回目の「夏」ですか?




先日「朝の散歩」をしようと外に出た時、今年初めて夏の匂いを感じました。
季節の匂いってのは、何の匂い?って思うのですが、様々な要素が加わっての匂いでしょうから、具体的に説明はできないのですが、それぞれの季節の匂いってはあります。

先週、義理の叔父のお通夜に行って来ました。92年の生涯だったのですが、よくここまで頑張って生きてこれたものだと感じます。

「季節の匂い」
そのことを改めて考えると、自分はまだ65回しかまだ四季を経験していないのだと言うこと。
もう随分長い間生きて来たように感じるのですが、まだ65回。

人は一生の間に精々80回から90回の四季しか経験できない。
そう考えると、人の人生ってのは何と短いのだろうと思うのです。
「80回も?」と感じる人もいるでしょう、でも自分の場合は「80回しか」と感じてしまうのです。
65回と言う数字を単純に食事の回数で比較すると、一日3食として、21日分ってことです。
そう考えると、65と言う数字はとても少なく感じる。

決して長生きしたいと思うわけではありません。
人の一生と、その間に経験できることを相対的に考えた場合に、1人の人間ができることがいかに少ないかと言うことを考えてしまうのです。

後悔しない人生をおくらなくてはいけない。
自分がやりたいと思うこと、挑戦したいと思うことは、やった方がいいのです。
「あの時これをやっていれば・・・」
そう後悔するよりは、失敗してもそこには充実感があるから。

「毎日が大切」

改めてそう感じます。


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2023年05月19日

「 朝の散歩 2023_0519 」




君は何を主張する

腹黒い世間の塊の中から 飛び出し

人目に晒され 風当たりは強い

君は何を主張する

自分自身の存在か

生きて来た 証か






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ー金沢市 東山1丁目(AM.6:33)雨ー
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2023年05月17日

「 朝の散歩 2023_0517 」






王様の耳は ロバの耳

地中からの声がする

秘密のことは 秘密にならない

閉じようとすればするほど

それは大きく広がる




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ー金沢市 21世紀美術館(AM.7:11)晴れー
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2023年05月16日

「 朝の散歩 2023_0516 」






「福」も「難」も同じだけ背負って 生まれてくる

「福」だけがくることもなければ

「難」だけがくることもない

 与えられた人生の中を どう楽しむか

 人の幸福は見えやすいのに 

 自分が幸福の中にいることは

 自分では見えにくい






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ー金沢市 天神町(AM.7:05)晴れー
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2023年05月15日

「 日本語の変化 」





なんで?と思うのです。




以前にも書いたことがあるのですが、最近益々気になって来たのが、ノーアクセントの話し方。
特にカタカナ名詞や人の名前を言う時にノーアクセントの発音が多い傾向にあると思います。
この音を聞いていると気持ちが悪くなる。
元々日本語は英語に比べるとアクセントがない言葉が多いとは言え、です。

先日もテレビで野球中継を観ていたのですが、例えば、ジャイアンツの「秋広」って選手を発音する場合、通常ならアクセントを「・●・・」と、「ki」の部分に置くと思うのですが、この方は「・・・・」ってアクセントを置かないんです。その他の選手でもこれがあった。
これを何回も連呼されると耳障りで音を消したくなる。

一般の人ではなく、正確な発音や言葉を言わなくてはならないアナウンサーがこれをやるんですから。
世の中全ての名詞がこのノーアクセントになる傾向にあります。
時代と共に言葉は変化してゆくものだと思うのですが、綺麗な日本語を残すことを考えると、果たしてこれで良いのかとと思ってしまいます。

言葉も一つの音と考えると音楽と同じで、音符やアクセントやリズムがあって、それが聞きやすかったり、美しく感じたりするものだと思うのです。
俳句や詩の場合でも、全体としてのリズムや音を想像しながら創ります。
自分の下手な「詩」を書く場合でも、そのリズムを考えて言葉や文章を選んでいるつもりです。

英語の場合、ノーアクセントな単語はあり得ないのです。だから英語の歌詞はリズムに乗せやすいし、単語そのものが音楽になっているのかもしれません。

なぜこんな方向に日本語がなって行ったのかは疑問なのですが、美しい日本語を残す為にも、せめてアナウンサーだけは、正確な発音をしてもらいたいと思うのです。



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2023年05月12日

「 朝の散歩 2023_0512 」







人を守る

大屋根のような 存在は

形も美しい

ハリボテの屋根は

その内 形も崩れ

誤魔化しは露呈する





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ー金沢市 金沢城址公園(AM.7:18)晴れー

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2023年05月10日

「 朝の散歩 2023_0510 」







初夏の風は 緑を選んだ

雑多な絵の具入れから リーフグリーンを選び

朝に漂う濃紺の空気の中に ぶち撒ける

緑はみるみるうちに 街を覆い

精気は 溢れ出す

人々は何事も無かったように

ただ街を 行き交うだけ


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ー金沢市 金沢城址公園(AM.7:05)晴れー



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2023年05月09日

「 朝の散歩 2023_0509 」







人生は 自分の居場所を探す旅

なかなか定まらない居場所は グラグラと揺れる

自分の座るべき椅子は あるんだろうか

不安な旅は 続く

でも 脇道に目をやると

朧げに光る椅子が見えることがある

「あなたの席を空けて 待ってます」

そんな「看板」が見える





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ー金沢市 四校記念公園(AM.7:10)晴れー
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2023年05月08日

「 こどもの日の地震 」





久々に大きな揺れでした。




5月5日の「こどもの日」のんびり自宅でベッドに寝転んでいたのですが、午後2時過ぎでしたでしょうか?
突然携帯のアラームが叫び出した。
日頃の夫婦とワンコのだけの暮らしとは違い、息子達が帰省している中、それらが一斉に鳴る音はそれだけで恐怖を感じます。

数秒後にそれはやってきました。
大きな横揺れは、寝室にあるテレビを倒しそうになり、反射的に手で押さえた。
後で考えると10秒程の時間だと思うのですが、それが1分にも2分にも感じたものです。

金沢での被害はほぼ無かったものの、夜にまた警報が鳴った時は、今晩はゆっくり眠れないのでは?と思った。
その後金沢は何事もなく朝を迎えたのですが、能登では小さな地震が頻繁にあったようですね。

能登の被害の様子が分かるに連れ、「またか」と感じた。
このところの珠洲を中心とした地震は頻繁に起こっていたのですが、これだけ大きなエネルギーを貯めていたんですね。

能登はただでさえ過疎化が進んでいる町が多い地域。
観光地もここ数年のコロナでダメージを受け、それに加えての今回の地震です。
益々それが進むのかと思うと、心苦しいのです。

山や森がある。綺麗な海がある。
若かった頃はよくキャンプにも行った。
そんな自然が豊富な能登が大好きです。

心安らぐ、そんな能登はいつになったら帰って来るのか?


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2023年05月02日

「 朝の散歩 2023_0502 」






人との出会いは 多いほどいい

分かってはいたけど 臆病だった若い頃

分かってはいたけど 自分に自信が持てなかった若い頃

分かってはいたけど 甘えることができなかった若い頃




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ー金沢市 香林坊(AM.7:06)晴れー
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2023年05月01日

「 お国柄で違う 」





表情見えてますか?




いつもは遠近両用のコンタクトレンズを入れているのですが、先日その片方が欠けてしまって、代替品が届くまでメガネを使用しています。
随分昔に作ったメガネなので焦点が合わず、何だか気持ちの悪い日々をおくっています。

人が得れる情報の90%は目から入って来るらしいのですが、犬の場合は90%が嗅覚と聴覚からの情報らしい。
犬は近眼で、しかも限られた色しか識別できないので、目からの情報は非常に数ないんですね。

先日テレビで欧米人と日本人のマスクに対する意識の違いを検証していたのですが、日本人は人の表情を目で判断することに対して、欧米人は口元で判断するらしい。
そう言えば、欧米人は感情を表情で表現するのが上手ですよね。

だから目さえ見えていればいい日本人と口元を隠してしまうと相手の気持ちが分からない欧米人の違いが見えて来るんですね。

サングラスも、日本にあまり定着しないのはそのせいでもあるらしい。
目を隠すと言うのは、何か胡散臭い感じがするんでしょうが、欧米では口元が見えていればそれで良いって感覚なんでしょう。
それに加えて日本人は目と眉毛の間が離れすぎているからメガネが似合わないってこともあるかも知れません。
メガネフレームの上から眉毛が見えるってのは、何とも間抜けな感じがしますからね。

ともかく、ゴールデンウィークが始まりました。
世間では、いつもの休日が戻って来てマスクをする必要が無くなった。
日本人もそれ以外の人も、同じように表情を確認できるようになって、より一層その時間を共有して楽しめるようになったんじゃないでしょうか?

その影で、また新たなオミクロン株が発生したとのニュースもありますが・・・。


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