2023年07月31日

「 苦しい 」





なんでこんなことをやってるんだろう?




「実力のない人間ほど、自己評価が高い」って以前に書いたことがあると思うのですが、確かに若い頃は無鉄砲で、自分が描いたイラストは程々高いレベルにあるんじゃないかと勘違いしていたものです。
もちろんそれで稼いでいた訳ですから、一定のレベルではあったのだと思います。

その後何十年も時が経って、イラストに興味が無くなり、自己表現をするアート活動をするようになり、色々な経験を経て周りの作品を見るに連れ、自分のレベルが分かって来ます。
自分の作品を創る時には、もっと良いもの、もっと感動できるものができるはずだと思い、絵の具と格闘します。
でも、見る目ができればできるほど自分の中から出てくる物を否定するようになる。

個展をやろうと決めた時からそんな心の中のモヤモヤが始まります。

「何処かで見たことがある」と思われるような作品を創っても意味がないのです。
人は他人から何かしらの影響を受ける訳ですから、全く新しいものを想像することは困難なのですが、少なくとも自分の中ではそれを目指して制作しないと意味がないと思うのです。
自分の作品は、その辺の日曜画家と違う部分があるんだろうか?
趣味で油絵を描いていた父親とやってることは同じなんじゃないだろうか?
最近そんなことを考えるのです。

なかなか楽しんで絵を描けない。
理想としている画面ができない。
そんな状況が続いています。


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2023年07月28日

「 朝の散歩 2023_0728 」






夢中になる

頭がカッカする

心が躍る

でも そんな時こそ頭を冷やす

一度立ち止まり 周りを見渡す

冷静になれば 本質が見えて来る






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ー金沢市 金沢城址公園(AM.6:54)晴れー
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2023年07月26日

「 朝の散歩 2023_0726 」






道がある

誰の前にも 歩むべき道がある

見えないのは 見ようとしないから

好奇心の眼鏡をかければ

道は必ず 見える

幾つもの枝分かれが あっても

道は 続いてゆく





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ー金沢市 鈴見町(AM.7:03)晴れー
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2023年07月25日

「 朝の散歩 2023_0725 」







人は 明と暗の両方を持って生まれて来る

影が無ければ 光のありがたさが分からず

光がなければ 行先も見えず彷徨うことになる

この二つが 物の形を創り

人の道を 教える

光だけを望む 哀れ






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ー金沢市 鈴木大拙館/本多町(AM.6:17)晴れー
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2023年07月24日

「 与えること 」





子供の心を忘れない。




散歩をしていると、スズメやハトに餌を与えている老人をよく見かけます。
トンビやカラスにもパン屑を投げて与えている人がいたので、これには注意したことがあるんですけどね。

以前にも書いたことがあると思うのですが、自分以外の人や動物に与える事で幸福感を得られるのは、人間だけなんだと思うのです。
もちろん動物も子育ての間は、本能として餌を子供に与えることはあると思うのですが、親離れをした後は、それぞれがライバル関係になるのだと思います。

ひょっとして、人は「与えられること」よりも、「与えること」の方に幸せを感じるんじゃないだろうか?
そんなことを考えます。

表現すること、そのことのみが楽しいと感じるのならば、芸術家は展覧会などと言うものを開く必要はないのです。
自分が表現した事、物に「感動して欲しい」と思う。
「共感して欲しい」と願う。
そのことは、人に「感動を与えたい」と言う事に言い換えられるんじゃないだろうか?

結果、人に与える事になるかどうかは分からない。
独りよがりなのかも知れないのですが、そう信じて表現し続けるのだと思うのです。

他人に感動を与えたいと思う前提として、自分自身が感動する作品でなければそれは伝わらないのです。
上手く見せようとか、買って欲しいとか、そんな感情があると、意外性は生まれないし、感動も生まれない。
あくまで遊ぶ。子供のように一瞬の感動を探す。

自分の肩書きを「画遊人」としたのは、その為なのです。



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2023年07月21日

「 朝の散歩 2023_0721 」






ひょっこり 顔を出す

自分の弱点

自分の本性

隠そうとしても ついつい飛び出す

隠す必要もなければ

恥じる必要もない

紛れもない 世界に1人の 自分






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ー金沢市 小将町(AM.6:31)晴れー
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2023年07月19日

「 朝の散歩 2023_0719 」






暗闇を照らし続け

それは 陽の顔を見ると 眠りに着いた

陽の光を浴び 注目されるのを避け

闇の中の 人を照らす

己が主張するのではなく

人の為に 働く

影の主役は あちこちにいる






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ー金沢市 東茶屋街(AM.6:36)曇りー

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2023年07月18日

「 朝の散歩 2023_0718 」






ビルの谷間に吹く風は

汚れた心を 気づかせる

ビルの谷間に吹く風は

心の居場所を 気づかせる

風が搬ぶ 命の本能




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ー金沢市 竪町 (AM.6:54)曇りー
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2023年07月14日

「 朝の散歩 2023_0714 」






何に囲まれていますか

どんな人達に囲まれていますか

人の生涯は そんな事で変わってゆく

背景が変われば 主人公の見え方も変わる




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ー金沢市 主計町(AM.6:42)曇りー 
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2023年07月12日

「 朝の散歩 2023_0712 」






朝の顔は 毎日変わる

不機嫌な 顔

上機嫌な 顔

悲しい 顔

すべて 自分の写し鏡




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ー金沢市 大手町(AM.6:21)曇りー
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2023年07月11日

「 朝の散歩 2023_0711 」







朝日に顔を向ける

光のシャワーに 思わず眼をつぶる

瞼を透かして見る光には

命の色が見える

五体は目覚め 今日のスタート地点へと向かう

さあ 一日が始まる




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ー金沢市 浅野川(AM.6:31)曇りー

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2023年07月10日

「 贅沢な趣味 」




やる意味は考えない。



東京での個展を目指して、ギャラリー巡りをしたことはお話ししました。
しかし、未だに「ここだ」と言う場所には巡り合っていないような気がします。
そりゃそうだ、知らない土地、住んだこともない場所で何を判断材料にすれば良いのかさえ分からないのですから。

会場は大切なのですが、それ以上に大切なのは、新しいテーマに対するその作品の表現方法に確信を持つこと。
先日からチャレンジして描いてはいるのですが、確信までは行ってない。
少なくとも、「よし!この方向性でいこう!」とならないと、会場どころではないのです。

今自分がやろうとしていることは、仕事ではありません。
どちらかと言うと、趣味の世界だと思います。
多くのお金が掛かるし、時間も取られる。
展覧会をやったところで、売れるはずもないのに、何でこんなことに一生懸命になってしまうのでしょう?
同じ売れないのなら、お金の掛からない金沢でやっても良いはずなのです。
これに掛かるお金と時間を、夫婦とJoyで旅行をする費用に回した方が、カミさんも喜ぶことでしょう。

でもね、自分にとっての「美しい」って何なのか?
これを考え出すと、チャレンジせずにはいられないのです。
世間がどう評価しようと、一生かけて自分の中で答えを探す。
場所は東京でなくても良いのかも知れない。
でも、出来るだけ多くの人に見て感じて欲しい。
そう思うと、「一度は東京で」そう思ってしまうのです。

あれこれ考え出すと、意外にお金が掛かりそうだし、準備に時間を取られそうだし。
何だか心がめげそうなのですが・・・・



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「地上に降りた星達」Story01:迷路(試作)


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2023年07月07日

「 朝の散歩 2023_0707 」




座る人を待つ間

椅子達は妄想に耽る

どんな人達がやってくるのか

人々は どんな話をするのか

自分達の背中が

元気を与えることを 希う

前向きな気持ちになることを 希う

楽しい一日を振り返ることを 希う





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ー金沢市 21世紀美術館(AM.7:03)晴れー


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2023年07月05日

「 朝の散歩 2023_0705 」





描くことは 伝えること

描くことは 考えること

描くことは 高揚すること

描くことは 楽しむこと

時が経とうとも



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ー金沢市 柿木畠(AM.6:57)曇りー






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2023年07月04日

「 朝の散歩 2023_0704 」







若い頃は 幾つもの光を追い求める

歳を重ね 自分自身を理解するにつれ

一つの小さな光だけを 追い求めるようになる

真理がうっすらと 見える気がする





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ー金沢市 鈴木大拙館/本多町(AM.6:40)晴れー
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2023年07月03日

「 最後のMac 」




快適な日々。



パソコンの調子が悪くなって、3〜4年。
何とか誤魔化しながら、再起動を繰り返し、ストレスを溜めながら使ってきたのですがもう限界。
とうとう新しいMacを買いました。
メモリーは、8Gから16Gに増設したので、高くはなりましたけどね。

使い始めて一月ほど経つのですが、まぁ〜快適なこと。
今までイライラしながら時間を倍以上使っていたことが無駄であったと気付かされます。

「何をやっても遅い」から「何をやっても早い」に変わるんですから。

ただ、今までデスクトップ型の24インチを使っていたのですが、もうデザインの仕事をすることもないでしょうし、反対に今後旅行や移動する機会が増えた時に持ち運べるBook型の方がいいと思い、MacBook Air 13インチに変えました。
老眼の眼には若干辛い部分もあるのですが、画面も簡単に拡大できるので良しとしようと思っていたところ、購入した翌日にMacBook Air 15インチが発売された。

いつもこうなんです。
間が悪い。
何かをやろうとした時にもう少し待てば・・・という事になる。

でもね、某番組の「家電芸人」でも名言がありますが、「買いたい時が、買い替え時」なんです。きっと。
いつまでも待っていたらキリがないのです。
次から次と新製品は出てくるのですから。

きっとこれが最後のMac。

本来はコンピュータなしの生活が理想なのですから。

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