近くにこんなお店があるとは・・。
昨日、久々にカミさんと2人で外食をしました。
カミさんがイタリアンが食べたいと言うので、一週間ほど前にネットで調べてCorsaro(コルサロ)と言うお店を予約しました。
自宅から歩いて15〜20分程度という近さもあってです。
このお店は、金沢の海鮮を中心としたメニューを提供する、イタリアのシチリア島のイタリアン料理です。
イタリアンと言えば、エビやイカ、ムール貝と言った食材を思い浮かべるのですが、このシェフはシチリア島と言う小さな町で修行をされて、帰国後20年ほど前に金沢でお店を開き、地元金沢の食材を活かしたメニューを提供しています。
その後も何回もシチリアへ渡航し、腕を磨いて来た方らしい。
何を頼んだら良いのか分からないので、「シェフのおまかせコース」(5,800円)を頼んだのですが、とにかく何を食べても美味しい!
久々に料理で感動しました。
中でも自分が一番気に入ったのは、イワシのパスタ。
香りがとっても良くて素材の旨みを引き出していて、お替わりしたいくらいでした。
忙しい時以外は、シェフ一人でお店を切り盛りしている様で、予約以外の客が入って来ても全て断っていました。
そりゃそうだ、こんな手の混んだメニューをたった一人で作って接客して、会計をしてって、手が足りない。
自分の許容量以上に受け入れると、お客さんに迷惑がかかるから、って言ってたなぁ。
これだけ精魂込めて料理を作ってくれるのに、逆に予約をしないと失礼じゃないかとさえ思った。
このオーナーシェフの性格も楽しくて、とっても気さくで、もうすぐ60歳って言ってたけど、シェフと言うよりも、「大将」って感じかな?
ゆっくり飲みながら話してみたいと思う人物です。
つくづく料理人ってのは凄いと思った。
一口で、人を感動させられる。
果たして、自分は絵を描いて、それでこれだけ見た人を感動させられるのだろうか?
人は目からの情報がほぼ90%だと言われてますが、人間の「欲」・食欲・物欲・性欲・名誉欲を刺激するものには勝てないんだろうか?
自宅の川向にも割烹の「片折」って小さなお店があります。
確か、一日一組だけって聞いたと思うのですが、最低でも一人3万でその日に寄って時価のものがあるから多分それ以上になるし、二人でお酒を飲みながらってことになれば、10万位にはなるんじゃないだろうか?しかし、毎日の様に旅行客も含めお客が絶えません。
食べることには何万も使うのに、「絵」にそれだけのお金をかける人は少ないと感じます。
一生に一枚でいい。
それくらい人を感動させられる絵を描ければ、と思うのです。

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posted by JUNICHI ICHIMURA at 11:15|
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