文章に悩む。
9月の個展のための準備も整いつつあります。
新作の他にも、2021年の個展で展示した作品も9点ほど展示販売するのですが、その作品達にも文章を新たに付けようと思ってます。
その中に「揺らぐ心 揺るがない心」というタイトルのお気に入りの作品があるのですが、これに付ける文章に悩んでいます。
これは「禅」の教えからとったタイトルなのですが、壮大な意味があると思い、簡単には表現できないのです。
以下は自分なりの解釈なのですが、この星に生まれた生命達は揺るぎの中で進化し、その形を変えてきました。
その環境に合わせて、変わらざるを得なかったのだと思います。
人の心も、置かれた立場や環境で揺らぎながら変化してゆくものだと思います。
例えば政治家。
志を持った若い頃は、国のため、国民のためと理想を掲げていたはずなのに、いつの間にかその組織の中の論理に洗脳されてしまう。
生きて行く為には、ある程度の妥協は必要なのかも知れないのですが、揺らいではいけないものが必ずあるはずだと思うのです。
政治家に限らず、我々もまた、時代や環境に流され、本来の自分では無くなって行く危険がはらんでいる。
環境に対応しなければ生きては行けない。
でも自分自身の芯の部分は揺らいではいけないんじゃないだろうか?
そんなことを感じるのです。
*揺らぐ心 揺らがぬ心 2021年の個展より
https://jiashop.thebase.in/items/60002186https://jiashop.thebase.in/items/60004456https://jiashop.thebase.in/items/60004441https://jiashop.thebase.in/items/60004419
posted by JUNICHI ICHIMURA at 07:51|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記