踊り子には、踊る舞台が必要。
普段、本やテレビで見ていた物を生で見ると、その迫力に圧倒されることがあります。
動物なんかもそうですね。
ライオンを生で見ると、その顔の大きさは頭の中で想像していたよりも巨大で、そのギャップに驚きます。
絵もそんな感じで、テレビや本で紹介していたものが見たくて、展覧会の会場に出かけて生で見ると、その迫力や美しさに更に感動します。
自分が最後に作品展をやったのが、2012年。
もう4年間何もやってない。
展覧会ってのは、やる方も何だかワクワクするんです。
一つの空間を自分の作品で埋めて、異空間にする。
そんなワクワク感を忘れてました。
そんな気持ちを少しばかり思い出した切っ掛けがあります。
以前個展をやった白山市の「Galleria Art Gallery」(ガレリア アート ギャラリー)の片隅に、一片が10cmから15cm程度の絵を額に入れて並べてもらうことにしました。
元々は額のみを売るために仕入れた物だったらしいのですが、オーナーさんからのリクエストもあって、勝手にその額に合わせて絵を描いてみた。
本来額ってのは、絵に合わせるものなんだけど、今回はその逆。
やりにくい部分もあるのですが、自由に描いた絵を並べることができる。
値段も小作品なので、1万円未満で手軽に購入できるようにして。
現在は作品作りへの意欲の導火線に火が着いた程度の状態ですが、今年は是非やりたいと思ってます。
個展を。

