何かできることがあれば・・・とは思うのですが。
腰を痛めて、30年続けてきたジョギングができなくなった。
手首を痛めて、たまにやるテニスができなくなった。
そんなことでも落ち込んでしまうのに、生活そのものや、大事な人を無くしてしまった喪失感は、他人がどれだけ想像しようとしても想像できません。
テレビは、その悲惨な状況を刻々と伝えます。
遠く離れたこの地で生活していると、そんな事など別世界の話のように聞こえてきます。
たぶん、多くのひとは自分の生活に精一杯だから、そこに入り込むことなどできません。
腰痛の方が優先順位は先なのです。
なんて嫌な人間なんだと、自己嫌悪に陥ります。
悲しい想いをした分だけ、人は優しくなれると言います。
自分がいかに幸せな人生を送って来たのかを、思い知らされます。


