一枚の絵があると、空間が変わります。
この秋に、イラストレーター仲間4人(計5人)とミニアート展をやります。
それにつけ、イラストとアートの違いは何なのか?
と言うことを改めて考えるのです。
一言で言えば、イラストは他人の為や目的の為に描く絵
それに対して、アートは自分の為に描く絵
といった事になると思います。
それは以前から自分の中で定義して来たことなのですが、今回それに加えて気付いたことがあります。
イラストレーションは何かの目的や人の為に描くわけですから、第三者の代弁をしていることになります。
つまり、描き手からの直接のメッセージではなく、第三者のフィルターを通してのメッセージです。
結果、その表現は、その第三者のメッセージの要素の方が強くなってしまうのだと思います。
今回のイラストレーターによるミニアート展は、普段は決められた枠の中での表現をしている描き手が、自由になったらどんな表現をするのか?
描き手からの直接のメッセージ。そこにも興味を持って頂けたらと思っています。
自分はと言うと、普段このブログで描いているような絵になるので、目新しさはないのかな?
でも、生の原画に違いを感じて頂けたら幸いです。
自分だけ先攻して、数ヶ月前から数点展示させてもらってるんですが、とっても小さくてその分価格も可愛いので、3点まとめて買って頂いた方もいらっしゃいました。
開催が近づいたら、またお知らせします。


